peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

キバナノアマナ(黄花の甘菜) 2009年4月6日

2009年04月09日 | Weblog
奥州市江刺区のキバナノアマナ(黄花の甘菜)
 2009年4月6日






2009年4月6日(月)、奥州市江刺区の奥州市営バス
「土谷」バス停がある所で、「弁慶屋敷案内図という
のを見つけました。妻がぜひ見たいというので行って
みることにしました。案内図にある赤い鳥居の所に
慶屋敷
と書かれていたので、それを目指して
行ったら「天照太神」という神社でした。案内図をよく
見て行かなかったために、たどり着けなかったのですが、
後でよく見たら赤い矢印通りに行けばよかったようです。




神社の近くにある農家と思われる民家の脇でキバナノ
アマナ(黄花の甘菜)
が花を咲かせていました。







キバナノアマナ(黄花の甘菜)ユリ科 キバナノアマナ属
Cagea lutea
日当たりのよい山裾の林の下や比較的低地の民家
近くの草地や土手などに生える多年生の球根植物。
球根が甘くて食用にもなるのでこの名がついたと
いう。地中に長さ1~1.5㎝の卵形の鱗茎がある。
葉は根元にふつう1個つき、長さ15~30㎝、幅5~7
㎜の広線形で、やや厚みがあり、茎よりも長い。
茎や葉は白っぽい緑色。

花茎は高さ15~25㎝になり、先端に直径2~3㎝の
鮮やかな黄色の花を4~10個つける。花は晴天の日
だけ開く。花弁は6個あり、外側は緑色を帯びてい
る。花柄は長さが不揃いで、長いものは4㎝ぐらい
ある。基部に葉状の長い苞がある。花期:3~5月。
分布:北海道、本州、四国、シベリア~ヨーロッパ。
アマナの仲間(ユリ科アマナ属)は、
日本にはその2種ともあるが、「アマナ(Tulipa edulis)」は
福島県以西の本州から九州、四国、朝鮮半島、
中国に分布。「ヒロハノアマナ(広葉の甘菜)Tulipa latifolia
は分布が本州と四国の一部に限られる。
別属に分類されるキバナノアマナ属
キバナノアマナは、本州の中部以北から北海道を中心に
分布し、シベリアからヨーロッパに分布が広がる。
花つきがよいので広く栽培されている。

キバナノアマナ(黄花の甘菜)

2009年04月09日 | Weblog
一関市東山町長坂のキバナノアマナ(黄花の甘菜)
 2007年4月10日




2007年4/10(火)、一関市東山町長坂の唐梅舘山の山裾の
日当たりの良い斜面で、キバナノアマナ(黄花の甘菜)
が咲いていました。この鮮やかな黄色の花は、雪国の野原に
多く見られるそうですが、雨や曇りの日は花を開かず、花被
片の裏が緑色を帯びるため目立ちません。




キバナノアマナ(黄花の甘菜)ユリ科 キバナノアマナ属
 Cagea lutea
山裾の林の下や草地に生える多年草。アマナに似るが、
独立して「キバナノアマナ属」に分類されている。
 
地中に長さ1~1.5cmの卵形の鱗茎がある。葉は根もと
に普通1個つき、長さ15~30cm、幅5~7mmの線形で、や
や厚みがある。茎や葉は白っぽい緑色。

花期は3~5月。花茎は高さ15~25cmになり、直径2~3
cmの鮮やかな黄色の花が4~10個つく。花は晴天の日だ
け開く。花弁は6個あり、外側は緑色を帯びている。花
柄は長さが不揃いで、基部に葉状の長い苞がある。

 分布:北海道、本州(中部地方以北)、四国

キバナノアマナ(黄花の甘菜)

2009年04月09日 | Weblog
一関市東山町「安養寺」裏のキバナノアマナ(黄花の甘菜)
 2007年






キバナノアマナ(黄花の甘菜)ユリ科 キバナノアマナ属
 Cagea lutea
山裾の林の下や日当たりのよい草地に生える多年草。
地中に長さ1~1.5cmのラッキョウに似た卵形の鱗茎が
あり、帯黄色の外皮に包まれている。

葉は根もとにふつう1個つき、長さ15~30cm、幅5~7
mmの線形で白っぽい緑色、やや厚みがある。

花期は3~5月。花は晴天の間だけ開く。花茎は高さ
15~25cmになり、上部に2個の苞葉がつく。花茎の先
に直径2~3cmの鮮やかな黄色の花を散形状に3~10個
つける。花弁(花被片)は6個あり、長さ1.2~1.5cm
の線状長楕円形で、外側(裏面)はやや緑色を帯び
ている。花柄は長さがふぞろいで、基部に葉状の長い
苞がある。

 分布:北海道、本州(中部地方以北)、四国