peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

サクラソウ(桜草)/プリムラ・マラコイデス(乙女桜)

2009年04月14日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のプリムラ・マラコイデス
「サーティワン」 2008年2月28日





2008年2月28日(木)、大船渡市末崎町字大浜にある
世界の椿館・碁石の出入口の「エントランスホール」に
温室で育成した花卉(かき)類が展示販売されていました。
その中に「メラコ(サーティーワン)」と書かれた名札を
つけたプリムラが花を咲かせていました。









プリムラ・マラコイデス Primula malacoides
サクラソウ科 サクラソウ(プリムラ)属
Primura malacoides
中国雲南省、四川省原産の多年草で、草丈20~50cmになる。
和名は化粧桜(けしょうざくら)、乙女桜(おとめざくら)
分枝性が強く、葉は長い葉柄を有し、基部は心臓形となる。
葉縁には鋭い歯牙をもつ。葉色は淡緑から緑、葉表は細毛で
おおわれる。 花は2~6段の散形花序をなし、花色は桃、淡
紫、白、覆輪などがある。

1884年に中国雲南省からフランスに紹介され、1905年には
イギリスにも導入され、以降品種改良が進み、1920~1930年
代には今日の品種の基礎となる多くの品種が育成された。
日本には明治末期に導入され、1970年代には多くの日本的
品種が発表され、早春の鉢物として人気が高い。
「小富士チェリー」「桜乙女」などがある。
[栽培]種子繁殖するが、好光種子のために覆土はしない。
[花期]早咲き種は12月から開花するが、主に2月。
サクラソウ(プリムラ)属 Primula
世界各地に500種以上、日本にも20数種が分布する草丈
の低い多年草。
プリムラ・マラコイデス「桃乙女」? Primula malacoides cv.Momootome














プリムラ・マラコイデス 2006年3月8日


「プリムラ」はサクラソウ属の学名であるが、園芸界
ではヨーロッパで園芸化されたサクラソウ類をプリム
ラと呼んでいる。

画像の植物は、「プリムラ・マラコイデスP.malacoides」
と思われますが、中国雲南省が原産。淡紅色の小さな花が
段々になってつくのが特徴。
可憐な姿から和名は「オトメザクラ(乙女桜)」というそ
うです。



サクラソウ(桜草)/プリムラ・マラコイデス(乙女桜)
サクラソウ科 サクラソウ属 Primula malacoides
「サクラソウ(桜草)」の仲間は500~600種もあると
いわれており、日本には14種が自生しているといわれ
ています。昔は荒川流域に多数自生していたそうです
が、現在は少なくなり、埼玉県浦和市の田島ケ原が特
別天然記念物として保護されているそうです。

広い意味では「クリンソウ(九輪草)」や「ユキワリ
ソウ(雪割草)」も「サクラソウ(サクラソウ属の学
名である「プリムラ」とも呼ばれる。)」であるが、
園芸界ではヨーロッパで園芸化されたサクラソウ類を
「プリムラ」と呼んでいるそうです。

サクラソウ(桜草)Primula sieboldiiは、湿り気
のある草地に生える多年草で、葉や花茎には白い縮れ
た毛が多い。葉は根もとに多数集まってつき、長さ4
~10cmの楕円形で、長い柄がある。葉の縁には不揃い
の浅い切れ込みがある。

花期は4~5月。高さ15~40cmに伸びた花茎の先に紅
紫色の花を7~10個つける。花は直径2~3cm。

サクラソウは江戸時代中期から園芸化がはじまり、
白、ピンク、紅、絞りなどの色変わりや、花形の変わ
ったものなど多くの品種がある。
 分布:北海道(南部)、本州、九州

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