ウクライナに供与されているHIMARSやMLRS。
現在はGPSによる誘導ロケット弾が射程おおよそ70kmのもの。
ですが、今回米国が供与しようというものは、
同じくHIMARSやMLRSから発射でき、
最大射程は150kmというGLSDB（地上発射型小口径爆弾）というもの。
攻撃できる範囲がおおよそ倍になり、
今まで届かなかったロシア軍の後方の兵站基地へも攻撃可能。
もともと航空機から落とされていたGBU-39という、
装薬113kgの小型爆弾ですが、
折り畳み式の翼を持ち滑空しピンポイントで攻撃するもの。
それをロケットブースターと一体化、
し150kmの射程を可能にしたみたいですね。
1発の威力がそうないから米国も供与を決めたのかもしれません。
GLSDBって聞いたこと無いよ〜と思っていたら、
米軍にも正式配備されていないそうで、
米国もメーカーと契約してウクライナへ。
ウクライナ軍としては喉から手が出るほど欲しいでしょうが、
なんだか更にウクライナが新兵器の実験場に…
ロシアもどう対抗し反撃するのか…
GLSDBが何時頃前線に届くのかが分かれば、
ロシアも大きな兵站基地を下げるでしょうし…
画像は全てSAAB社HPより
