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夏のバイアスロン?武装走競技会

2014年09月01日 | 防衛・基地モニター




数日前にお電話をいただいたものの、平日なのでどうしようかと思いましたが、
せかっくのチャンス、午後からの出社にして見学してきました。
見せるための展示訓練でなく、日々の訓練が垣間見たかった私にとって、
まさに防衛モニターになって良かった~という気持ちです。
当日は朝からあいにくの雨。
自衛隊OBの方々と福岡駐屯地からマイクロバスに揺られ、大野城市牛頸の射撃場へ。
着いたときにはすでに武装走は始まっていました。

この武装走競技会は賦勺連隊長の発案で、
冬季オリンピックで行われているバイアスロン競技のルールを、
スキーでなく駆け足にしたものだそうです。
そして個人戦では時間がかかるし自衛隊らしくチーム戦にされたそうです。

射撃場からスタートして、下っていき、
射撃場のゲートの所で折り返して同じ道を登って射撃場内へ。
アスファルトではありますが急な坂道なので上りは相当きついはずです。
ここで走る直前に抽選で任意に決められた、各チーム毎の射撃手が3発撃ち、
その成績によってペナルティが課せられるというもの。
全弾命中だとペナルティ無しで残りの200メートル程を全力疾走。
1発外す毎に60mほどのペナルティコースを走らなければいけません。
全弾外すと180m余計に走ることになります。
結果タイムが早いチームが表彰されるそうです。

スタート地点


小銃射撃が終わり最後の走りへはやる方々


こっちに走って来られたチームはペナルティ無し


まっすぐ走って行ったチームはペナルティコースへ…


ペナルティコース


ゴール地点


ゴールした後立ち上がれない方も


見学場所のテント内から出るときはヘルメット着用


もちろん救急車も待機しています


記録係の方でしょうか


年齢に関係なく隊員のみなさん頑張られていました。
体力のある人が走るのが遅い人を引っ張っていたりして、助け合い協力し合う姿…。
自衛隊は日本の最後の砦だと思っています。
もしもの時に備えた訓練ですが、本当に雨の中ご苦労様です。
でも…走れる姿がうらやましい。



賦勺連隊長がおっしゃるには、
普通科の火力を有効な場所から撃てるようにしなければいけないが、
結局頼れるのはは人の足になるとの事。
あくまでも武装走が目的で、小銃射撃はバイアスロンルールにするためのものだそうですが、
自衛隊に広まって全国の陸自で競技会が行われたら面白いですね。

このような自衛隊の訓練を垣間見られる機会をいただきありがとうございました。
防衛モニターになったからには、
見せられる範囲でブログで自衛隊が頑張っている姿を伝えていきたいと思っています。


しかし賦勺連隊長、体力検定1級だそうで…凄い。
体力もですが、考え方等尊敬致します。



コメント (4)
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