本棚の裏の小部屋

大人の広汎性発達障害の
確定診断を受ける前も受けた後も
相変わらず冴えない日々を送っています

打ち上げ花火

2012-06-29 | 日記
ふと気が付けば、
自分が役員に決まった日から
今日で丁度3ヶ月経つのですが

怠惰な私にしてみれば既に1年分くらいの
働きに相等する位、てんこ盛りの毎日でした。

幼稚園行事とは別の、父兄だけによる活動での企画・運営。
今回初めて関わり、仕事量の多さに正直ストレスも大きかったのですが、

昨日、自分らが担当する
大きな行事の一つを無事に終え、更に想像以上の好評を得て
子供達や皆さんが楽しんでくれた事で、私達も大きな満足感を頂きました。

思えば子供を産んでから、ほぼ引きこもりのような生活をしていた私。
子供が幼稚園に通うようになり、年少時こそクラス行事にも頻繁に出席しましたが、

年中である昨年度は、東日本大震災の直後から始まった事もあったし、
気持ちも中だるみというか、全てにおいて中途半端に終えてしまった感があり残念でした。

今年は行事の何もかもが幼稚園生活最後になるので、
親としても子供と一緒に、一つ一つ丁寧に味わって行きたいなと考えていたので、
最初は不本意でしたが、役員という立場になって関われたのは結果的に良かったと思っています。

終わってみれば、祭りの後の寂しさと同じ。
つくづくイベントって打ち上げ花火のようなものだなあと感じつつ、片付けの後
役員と園長先生とで円座になって、幕ノ内弁当を食べながら反省会込みのささやかな打ち上げをしました。

帰宅後は担当者同士、ねぎらいのメールをし合って円満に終わり、
他にも慰労の言葉を掛けてくれる人達からの優しいエネルギーのやり取りなどもあって、
この日は夕飯を作るのをお休みして家族で近くの温泉に行き、お湯にゆっくりつかって疲れを癒し、

そしてこの日は何故か、自分がずっと小さい子供の頃にしか感じなかった
大好きなマンガを持って布団にもぐり込んだ時の夜みたいな、深い安堵感に包まれながら眠りにつきました。