本棚の裏の小部屋

大人の広汎性発達障害の
確定診断を受ける前も受けた後も
相変わらず冴えない日々を送っています

とんだ言いがかり

2012-05-22 | 愚痴・悩み・ストレス・毒づき
先日の町内清掃での事。

自分の住む町内では
12~3月迄の冬季期間中は清掃をしないので、
4月に再開し、5月は2回目のお掃除の日でした。

そこで、いつも定時より早く来て
皆が揃う前にさっさと自分の分は終わらせ
家に戻るおばさんが居るのですが、その日は珍しく同じ時間帯に居たので
他の人にもするように普通に「おはようございます」と、挨拶をしました。

※私が班長をした年と、そのおばさんが班長をした年に接した時には
 いたって普通の(むしろそれより親切な)人の印象しかありませんでした。

するとそのおばさんが「どちら様?」と言うので、
その日はお互い髪型も違っていて、滅多に顔も合わせないし
忘れられたんだろうなと思って「○○です」と、努めてにこやかに返答しました。

そしたらそのおばさんの形相が鬼のように(比喩じゃなく)変わり、

「ああ、○○さんね。
 こないだ何処かで、お宅のご主人と子供さんが一緒に居る時に挨拶したら、
 『いつも子供がうるさくてすみませんねっ!!』って、凄い剣幕で言われたの。
 すっごい剣幕で、びっくりしちゃって、もう二度と話さないわと思ったのよっ!!!」

と、ご町内の方々の面前で思いっ切り怒鳴られたというか、罵倒されたのです。

突然の出来事だったので、その凄まじい怒りっぷりが
何に向けられているのか理解出来ずに居たのですが、とりあえず冷静に

「ああ、そうなんですか?そういう話は聞いていないんですが・・・」
「そういう言い方をする夫じゃないんですけどねえ・・・」「本当にうちでしたか?」

など答え、まあ何せそこに居ない人の話なので、事の真偽も確認出来ず戸惑うばかりでした。

掃除を終えて帰宅し、早速夫にその話をした所
子供と二人で外出している時に、その奥さんに会った事もなければ会話した事も無いと。

はあ???

じゃ何ですか、私は全く身に覚えのない事で大勢の人の前で悪者扱いされた訳ですね。

とりあえず無実は判明したものの、
夫だって心中穏やかじゃない。もしかして子供との会話を彼女に発せられた言葉として
勘違いされ、不愉快な思いをさせている可能性もあるので、その辺を確認しに夫だけ行きました。

しかし町内清掃が終わって間もない時間で、車もあるのに誰も出ず。

せっかくお天気の良い日曜日なのに、気持ち良く出掛ける気にもなれなかったので
納得出来ない夫がもう一度訪ねた所、旦那さんだけが出て来て、ホトホト困った様子で
「うちの(家内)は気分の高低が激しくて・・・」みたいな話を聞かされたそうです。

私も後で、ご近所の他の奥さまから
「前からそういう人なのよ」「うちもギターの音がうるさいって電話が来て」など
過去にもそういうトラブルがあったらしく、「また病気が出たと思ったわー」と聞かされました。

「気にしなくていいわよ」と励まされて、
「そうですね、ありがとうございます」とは答えましたが、とてもじゃないけどスッキリしない。

結局、私が夕飯を食べ終えてもまだその話題から離れない(←怒りの持続は母親似)ので
夫から「そこまで気になるんなら、今から行って来ようか(というか私が行ったら?)」と言われ、

別にケンカする訳じゃないけど、本人(夫)を連れて行って
「そういう事は話してなかったようですが、何か誤解がありましたか?」くらいは伝えたいと思い
すぐさま着替えて、あたしもしつこいなーと思いつつ、またドアホンを鳴らしました。

結果は、奥さんの声はドアホン越しに聞こえる(怒った口調)のに出て来なかったので
なんだてめー言いっぱなしかよ!出て来いクソババー!!という怒りを表に出さず旦那さんと話す。

まあ大体の事は分かった。しかし
ありもしない事をでっちあげて人を罵るって絶対普通じゃない。という事で相手にしない事にする。

今日心療内科で、その話をしたら
「残念ながらそういう人は何処にでも居るんですよねー」
「その人が専門の病院にかかっているかは分かりませんが、それは病気です(キッパリ)」
「まともに話が通じないし、疲れるだけなので、放っておくのが一番です」とアドバイスされました。

自分がまともでないと自覚している私より、ビョーキな人って本当に世間には沢山居る。
しかもその人達は例外なく、全くその自覚がない。よって、結局周囲が我慢を強いられるという理不尽さ。