本棚の裏の小部屋

大人の広汎性発達障害の
確定診断を受ける前も受けた後も
相変わらず冴えない日々を送っています

重要な事

2010-09-24 | 日記
今年の5月にパニック発作で引っくり返り、
本気で自分が死ぬと感じた時に心配だったのは
子供の事と、借金の事だけ。重要だと感じたものは一つか二つ。

その他は極端な話どうにかなるもの、もしくは
有っても無くても大丈夫なのだという事にその時初めて気付きました。
今迄こだわり続けていた事すら、小さい、取るに足らない感情ばかりで。
自分にとってこの世で最も大切なのは究極、家族と健康(心含む)だけなんですね。

どんな物もあの世へは持って行けないという事を考えると物欲も大分減りますし。
ADHDの問題ですら、直接の大きな死因にはならないので、関係無いと思えた程です。

ただ、そんな時でも夕食の後片付けが終わっていない事が妙に気掛かりで、
映画『ワールドトレードセンター』に出ていた消防士が自分が死ぬかも知れないというさなか
「妻に頼まれた棚作り」が気になったのはリアリティのある話なんだな、と思いました。