日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

またしても理不尽な通達

2009年07月22日 | 比較文化
今日顧問の会計士が来社し、最近発表された通達の説明を受けた。

2006年から2008年の外国人のために払った給料、経費は全額を経費とし
て処理することを認めない。税金をかけるというもの。 

もしもし、現在2009年7月ですよ。 過去3年分。決算も納税も終わってま
すよ。いくら税収が減ったといえ、ここまでやるか・・・・・・

まだ続きがある。

この税金はこの外国人を派遣している外国の会社が払うべきもの。なぜならその
人間を派遣して中国で商売しているから。

では、現地採用の外国人は? 本人が払うという。 それでは支払ったその個人
所得税は??

この会計士は各地の説明会に出席したそうだが、まともに説明する所は無く、
内容もばらばらだったとか。彼もかなりの疑問をもっている。

これが中国なのだ。
インターネットで通達として発表。これから実施に向けての説明会、検討が行わ
れる。実施するかどうかは社会の反応を見てから・・・ということ。 結論は
『無視してください。』ということだ。

今後商工会その他強烈な反対意見、抗議が出るものと思われる。この税法が万が
一実施されれば、世界中の笑いものになるであろう。



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2 コメント

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恐るべし中国 (ニーハオ)
2009-07-22 23:42:46
悪い意味でです・・・・・・
だから、いつまでたっても先進国にはなれない。
中国 お得意の見せ掛け ご都合主義!
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困ったもの (不好意思)
2009-07-23 00:38:40
08年決算でもありました。納税期限というのに・・・・1月に遡って課税。たまりません。本当にご都合主義の国です。何でも通す。後は権力。
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