日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

“9”の不思議

2011年12月18日 | 大連生活
中国に来て、花火・爆竹は慣れるしかない。 何かあればバンバン・チクチク、いい加減にしてくれ~ 何度叫んだことやら。

日曜日の早朝、6時たぶん29分だろう、健やかな眠りを遠慮なくぶち壊す花火と爆竹だ。 最近は早朝の花火が多い。 早朝の花火はおめでたいのではなく、お葬式のいわゆる出棺にあわせての花火、爆竹。 お葬式に関しては知識不足だが、何せ早い、自宅から火葬場に移動し、そこで葬儀があるとの事だ。 

花火の打ち上げ時間は9がつく時間。 9分、19分・・・ が基本のようだ。 今日のテー、“9”なのだが、なぜ?  結婚式や、地鎮祭の時も9で始める。 おめでたいのは“8”、この間隔は一致しているようだが、8で花火を始めるのは聞いたことが無い。 私の誕生日、8月8日。 オリンピックもこの日から。 いい日だから。 ではその時の開始時間は9がついたのかどうか?

面白い話を聞いた。
中国の農家ではほとんど豚を飼っており、春節や大きなイベントの時につぶして食べるのだが、豚をあの世に送るのは毎月の29日という。 来年の中国の春節は1月22日から、となると、最後の29日は12月29日となるのだ。 この日は、1年で一番豚があの世に行く日となりそうだ。 (むろんさばく専門家も限度が有り前後はあり)

私の実家では、年末に自宅で餅をつく。(家庭用の餅つき機) お袋の教えでは、29日だけはだめ。 その日を外している。 

29日、この日は一体どんな意味が? 中国の“9”と“8”はどう理解すればいいのだろうか? 

いずれにしても一帯が住宅街。 日曜日の早朝に花火、爆竹は実に迷惑な話。 私はベットの中で、この花火は金持ちだ・・・ ここは簡素だ・・・ そんな事を考えながら再度の眠りに挑戦するのだが   



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