中国(東北地区)社会に蔓延する賄賂の世界、裏の世界。 ある意味これも成長過程であり、文化のようなもの。(やっとここまでたどり着いた) 何も中国だけの話ではない。 今でも世界中にあり、人がいるところ大なり小なり必ずあるようだ。 違うのはそれが悪であると言う認識の差にある。
ただ、社会はそうかもしれないが、会社では・・・・
本来“悪”と思ってない者に“悪”を繰り返し言いさとし、根絶する。 会社の事より自らの収入源が優先。 これは当然の共通認識。 気が遠くなるような話だが、現地の管理者としては諦めるわけには行かない。
中国の、特に外資系企業にはどこの会社にも必ずある。 ないという会社は気づいていないだけ。 むしろこの点は中国の会社の方が管理は厳しい。 何せ、手の内を知っているから防御するし、親族を配置する。 逆に全社員が・・・ ??
業者との結託。 そこは会社と会社の取引ではなく、彼らの感覚は担当者と担当者の取引。 その時点で会社の責任者となっている。 いわば役得なのだ。
日本のお中元、お歳暮は? 中国の月餅は? 接待されたら? 要は、程度、レベルの話だが、その判断はまず大きく異なる。 微妙な話が通じるはずもない。 文書で明確に・・・ それこそガチガチにしてしまう。 これが現実的とも思わない。
たちが悪いのは、現地駐在員が、これが中国流だと勘違いして、自らも仲間入りする者。 現地ではそれなりのポジションで仕事をすればお誘いの“ささやき”はみな経験済みだろう。
そこで手を出し、調子に乗ると・・・・
仲間うちで酒を酌み交わす時、○○社では・・・。 うわさは広がるのである。 名前が出ることさえある。 得た利益が遊びに回り最悪への道へ・・ となりかねない。
恥ずかしながら、なぜ度々このような話題を・・・・ 納得できない、疑わしき事がある度にストレスが溜まってしまうのだ。 会社がコストダウンを唱えても、自分は別世界。 会社は確かに収入の源泉だろうが、金づるではない。
にほんブログ村