日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

年末を中国で過す

2008年12月12日 | 比較文化
今日は12月12日 今年もうんぬん という時期を迎えた。町ではクリスマスソング、お歳暮は? 年賀状は? と気にしつつ、やることは忘年会というところ。皆さん忙しいというよりも、気分的多忙を実感されていることと思う。

そのような気分的多忙から開放されて2年目。中国にいるとどうしても、年末という気分になれない。年末年始の帰国予定も決まったし、航空券も予約済み。8月以来の帰国日は待ち遠しいものの、年末の実感がないのだ。何か日本人として損をしているような気がする。

中国にとって、年末といえば、全ての会社が決算だという程度。みんなの頭は春節(中国のお正月)にある。旧暦で毎年変わり、今年の中国のお正月は1月25日が大晦日。大花火大会の日となる。 前にも書いたが、春節には全員が新しい服を着る風習があり、その時の家族の服を買ったとか、帰省時の家族への土産を準備したとか、すでに準備は進んでいるようだ。あくまでも、その前のクリスマスプレゼントではない。いずれにしろ中国でも春節を前に気分的多忙はあるようだ。

私はこの気分的なそわそわを感じることが出来ないままに、日本のお正月に帰り、中国のお正月の前に戻る。実際は2度新年を迎えるようなもの。ただ、春節を迎えたところで、洗濯だけはしたこれまでのパンツですます私は、いずれの年末もそわそわするわけでもない。

お正月はその時期だけでなく、やはりその準備の気分的なものから始まっているような気がしてならない。やはり大きな損をしていると思うのだが・・・

今年は、日本も中国も不景気、不景気・・・・くらい話ばかりだ。そわそわより、不安が強く、勝ち目はない。せめて、お正月くらい。がんばって、そわそわして欲しい。中国を見習って、安くてもいい、新しい服を着ようではないか。

ちなみに、クリスマスはというと、中国でもデパート、ホテルはクリスマスツリーが飾られ、クリスマスソングが流れている。プレゼントが一般的か?? それはない。頭は春節だけだ。 そういえば、クリスマスにはりんごを食べると聞いたが・・・・?不思議。日本人は鶏を食べると答えておいた。

忘れてた。春節には自宅で飼っている豚を食べる。もちろん自宅で解体するそうだ。



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