図書館より。PHP研究所。
萌えブームかける国際天文年(2009年)で安直にできたのがこの本。
星座や惑星、よく知られた天体がすべて擬人化されている。コップ座も杯を持ったメイド、レチクル座も望遠鏡を抱えた女性の姿になっている。40人ほどの絵師が採用されているようで、趣味が合えば見ていて楽しい。
だが。中身が圧倒的に雑なのだ。知らない人がネット検索でつなぎ合わせた文章。「マイペディア」から転載させていただきました、なんて部分もある。
ミスもある。みずがめ座では「1月22日~」の人がその星座で、やぎ座は「~1月20日」とある。間の1月21日の人はどうなるのだ。
メシエ天体では「M41とM91、M102は(略)未特定」とあるが次のページで「観察しやすいメシエ天体」としてM41が挙げられている。正しくはM40が欠番である。
一番許せないのは、オールカラーでないことだ。
カラーなのは表紙と口絵だけ。価格が1,900円ということで、2,000円台にはどうしてもしたくなかったのであろう。
イラストを売りにするわりに黒赤二色印刷。ずいぶんおかしな話である。
萌えブームかける国際天文年(2009年)で安直にできたのがこの本。
星座や惑星、よく知られた天体がすべて擬人化されている。コップ座も杯を持ったメイド、レチクル座も望遠鏡を抱えた女性の姿になっている。40人ほどの絵師が採用されているようで、趣味が合えば見ていて楽しい。
だが。中身が圧倒的に雑なのだ。知らない人がネット検索でつなぎ合わせた文章。「マイペディア」から転載させていただきました、なんて部分もある。
ミスもある。みずがめ座では「1月22日~」の人がその星座で、やぎ座は「~1月20日」とある。間の1月21日の人はどうなるのだ。
メシエ天体では「M41とM91、M102は(略)未特定」とあるが次のページで「観察しやすいメシエ天体」としてM41が挙げられている。正しくはM40が欠番である。
一番許せないのは、オールカラーでないことだ。
カラーなのは表紙と口絵だけ。価格が1,900円ということで、2,000円台にはどうしてもしたくなかったのであろう。
イラストを売りにするわりに黒赤二色印刷。ずいぶんおかしな話である。