ターコイズ別館・読書録

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188 天文学の誕生 三村太郎

2011-02-05 06:54:22 | ま行
 図書館より。岩波科学ライブラリー。副題、イスラーム文化の役割。

 これは私の経験則だが、「イスラム」が「イスラーム」と表記されたら気をつけろ、と思っていいと思う。それはイスラーム世界にどっぷりつかっている証拠。イスラムマニア。
 つまり私はこれを読んでよくわからなかったのです。こんな調子。

#このアダミーの記述に従うならば、『シンドヒンド』はマームーンのころまで読みつがれていたことになる。その頃でも『シンドヒンド』の要約が必要とされ、フワーリズミーのズィージュが生まれたのだった。フワーリズミーは、インド計算法の著者として紹介したフワーリズミーと同一人物で、彼のズィージュが『シンドヒンド』の延長線上にあったことは、そのタイトルが『シンドヒンド・ズィージュ』であることからも明らかである。

 専門外が手を出す本ではありませんでした。