副題、生徒のための権利読本。三一書房。
初刷りが1990年なので、今となっては価値がない。
ただ、当時、校則に反対した生徒やPTAのよりどころになっていたかもしれない、と空想する。生徒がこういう本を手に取るかどうかは疑問だが。
ドッグイアー。
#例えば教師が生徒の髪型や服装を細かく決定したならば、(略)物差しを持って校門に立ち、女生徒のスカートの長さを測る教師の姿に生徒が尊敬の念を抱くとは考えられないではないか。
しかし生徒に決定権を与えるならば(略)例えば頭髪・服装の社会史、それらが生徒の人権・権利にどうか関わるか、それを調整するための校則の原理は何か、……等について生徒は自ら調べ、教師の指導を求めてくるであろう。
と、このように、現実の校則については綿密な調査を行なっているが、自分の理想については「きっと……だろう」「はずである」「かも知れない」と根拠のないことばかり並べ立てているのだ。
2007年1月、まだお元気のようである。今度は教育行政を撃つ。
初刷りが1990年なので、今となっては価値がない。
ただ、当時、校則に反対した生徒やPTAのよりどころになっていたかもしれない、と空想する。生徒がこういう本を手に取るかどうかは疑問だが。
ドッグイアー。
#例えば教師が生徒の髪型や服装を細かく決定したならば、(略)物差しを持って校門に立ち、女生徒のスカートの長さを測る教師の姿に生徒が尊敬の念を抱くとは考えられないではないか。
しかし生徒に決定権を与えるならば(略)例えば頭髪・服装の社会史、それらが生徒の人権・権利にどうか関わるか、それを調整するための校則の原理は何か、……等について生徒は自ら調べ、教師の指導を求めてくるであろう。
と、このように、現実の校則については綿密な調査を行なっているが、自分の理想については「きっと……だろう」「はずである」「かも知れない」と根拠のないことばかり並べ立てているのだ。
2007年1月、まだお元気のようである。今度は教育行政を撃つ。