パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

ゴールデンウイークにした事 読書

2013年05月08日 | 今日の小ネタ

サワディーカー  タイ語の挨拶です。

 

短いようで短い ゴールデンウイーク  あっという間に終わってしまいましたね。

 

さて、前回のブログにもありましたが、

私は毎年 バーベキューゴールデンウイークって感じで、

二泊三日かけて、バーベキューに専念しますが、

今回、それ以外に

すばらしい本に出会いました。

 

以前、本屋大賞に選ばれたとのことで、

テレビで取り上げられていましたが、普段ほとんど

本を読む時間もなく、過ごしている生活なので、

あまり、気にもとめていませんでした。

 

ところが、息子がこの本すっごく面白いよと

以前より持っていたようで、分厚い2冊を休み中に貸してくれました。

 

「海賊とよばれた男」  著者は百田 尚樹   講談社より。

 

最近ちまたで、話題なので、今更かもしれませんが、

 

素晴らしい。


人としての、生き方を学べる本だと 感動しました。

 

石油業界の話で、出光興産の創始者の物語ではありますが、

すべて事実に即したものらしく、歴史を生生しく読み取ることができます。

明治生まれの、骨のある、そして 人としてどうあるべきか、

企業は社会でどうあるべきか、

叩かれても、叩かれても、自分の信念を貫き通し、

反面、情深く、涙があふれる場面も随所にありました。

 

その後知ったことですが、

日曜日に放送されている、

「題名のない音楽界」の提供を一社でしており、

その番組になぜ、コマーシャルが入らないのか。

深い意味があるそうです。

 

また一企業で、美術館を所有しているなど、など、

そのスケールの大きさに目を見張るばかりです。

 

ついつい、目の前の利益にばかり心も、思考も行ってしまいがちの

現代生活ですが、

今一度、原点に立つことを、思い出させてくれた2冊の

熱い、厚い、本でした。

 

そして、余談ですが、今朝の日経新聞に日章丸の全面広告記事が出ていて、

あの本を読んだ人なら、感激して見る広告ですよ。

こんな大きなタンカーに石油を積んで帰ってきたとは。