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春の日の花と輝く

中小企業で働く女性の日記です。
ぼんやり子づくり→治療開始→なんとか出産

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行動には理由がある。

2015年12月11日 22時19分31秒 | 日記
他人同士が家族になると、家庭の中で「この人なんでこんなことするんだろう」と思うことが度々起こる。

理由がわからないでただイライラしたり、モヤモヤしたりすることも多いけど、攻撃的にならずに自然に理由を尋ねてみると、それなりの答えが返ってくることがある。

その答えが出たからと言って、夫の行動に納得がいくわけではないのだけど、答え自体に納得できればイライラやモヤモヤは姿を消してくれる。

たとえばこんなことがあった。

子どもが生まれる前、夫とアカチャンホンポへ買い出しに行った。

せっかちな夫は「買うものリスト」の中のものを次々と適当に選んでは買い物かごの中に放り込んだ。

リストの中には病院から退院する時に使う「おくるみ」があった。

夫は、キルティングでできた分厚いおくるみを籠の中に入れた。

出産予定日は真夏なのに。

私はガーゼでできたおくるみを探したいと思ったけれど、買うものが多くて夫はイライラしているし、大きいお腹を抱えて喧嘩になるのも嫌なので、あとからネットで買えばいいやと思ってやり過ごした。

夫が選んだおくるみを、結局私は病院へは持って行かなかった。

そして、私がネットで買ったガーゼのおくるみも、使う事はなかった。

諸事情により、娘はスリングの中で長肌着を身につけただけの状態で退院した。

夫が買ったキルティングのおくるみは、肌寒さを感じる秋の日々に大活躍した。

そこで私は初めて夫に聞いてみた。

「なんで真夏に退院するのにキルティングのおくるみを選んだの?」と。

夫は「家に帰る娘を包むのに、快適性よりもクッション性が大事だと思ったから」と言った。

どうせタクシーで帰るのだから、外の気温を気にする必要は無く、それよりも娘を分厚いもので大切に包みたいという考えのようだった。

空調の利いた場所からエアコンのついたタクシーに移動するとはいえ、暑い事に変わりは無いのではないかと言う点で私はまだ納得がいかなかったものの、少なくとも夫はおくるみをいい加減に選んだ訳ではなく、新生児を大事に思う気持ちがそこにあったというのがわかったことで、私の中のモヤモヤは消えてなくなった。

日々の生活の中で、小さなわだかまりが生まれることはいっぱいあるけど、なんとなくお互いペースがつかめてきて、こういう風にわだかまりが生まれたり消えたりすることも幸せの一部なんだと思うようになった。

行動には全て理由がある。

それを忘れずに日々穏やかに過ごしたいと思う今日この頃です。

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