年末の忙しさに思ったよりも精神をやられていたようで、年賀状以外のコミュニケーションを断ってしまいました(とはいえ、年始なのでリアルでどうしても必要なやりとりはしました)。
今更ですが、ブラウザの向こうの皆様、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、一月一日の話です。
朝は携帯の着信音で目を覚ましました。
年末バタバタしていた私、寝ぼけながらも会社の携帯を握りました。
…違う。
私のプライベート携帯を握る。
…違う。
「私のじゃないみたいだよ」と夫に言うと、半分寝ている夫が布団の中から自分の携帯を取り出した。
着信している。
夫の仕事でトラブルが発生したようだ。
元日は夫の実家に帰省する予定だった。
内容を聞いていると出動しなければいけない訳ではなかったし、私としては予定通りに過ごしても良いだろうと思ったけれど、夫の気持ちの問題で帰省は断念することになった。
こちらも色々準備していたけど、あちらも準備していただろうに…。
一応、お義母さんには私からも電話で挨拶を入れておいた。
帰省はしなかったものの、結局することが無くなったので、夫の仕事で何かあってもすぐに出動できるであろう距離の私の実家に、急きょ向かうことになった。
私の実家に行って、御年賀だけ置いてから母を車に乗せて祖母の家へ。
11月に余命一か月と言っていた祖母はまだ自力で立てていました。
でもやっぱり痩せていた。
本当にもう長くないかも。
私は少しでも話して行こうと思っていたのだけど、母が玄関先で辞退した。
ただ面倒なだけなのか、現実を直視したくないだけなのか図りかねた。
疲れている夫には本当に申し訳なかったけれど、母がもっと私と一緒に居たそうだったので一緒に夕飯を食べることにした。
年始でどこも混んでいる中、間違いなく空いているだろうホテルイースト21へGO(昔東陽町で一緒に働いていた○イダさんが「ホテル良い人21」と言うダジャレを毎回言っていたな…)。
私と母にとってはいつでも並ばずに飲食ができるありがたい場所として定番です(駅から遠いし、高級なんだかリーズナブルなんだか若干中途半端だし利用しにくい雰囲気はあるかも)。
いつもは敷地内だけどホテルの外にある「すしざんまい」に行くんだけど、正月だし夫も一緒だしで、ホテル内のフレンチレストランへ(夫的には「すしざんまい」の方が好きだったかもね)。
三が日は特別コース1種しか選べないけど、まあ仕方ないね。
16時台には着いてしまったので、お店が営業を開始するまでの時間と、食事をしている間の時間、三人でたくさん喋った。
思ったよりも母と夫がたくさん話していて、良い時間になった。
夫が必要以上に母の健康を気にしていて、「今後二人の間に子供が出来た場合に子守りが出来るかどうか、それとも単に介護が必要となって私たちの足手まといとなるかどうか」を判断しているような気がして、なんだかモヤモヤしたけどね…。
考えすぎなのかもしれないけど、夫の仕事は老人介護にも深くかかわっているので、普段から私の母に何かあった時に負担が私にかかってくるのかどうかを気にしているのを感じる。
私の母は今のところ健康ということで、夫は安心したようです。
食事を終えて家に帰ったら、夫に「○○ちゃん(私)、やっぱりお義母さん(私の母)にそっくりだね」と言われた。
何の事を言っているのかはすぐに分かった。
「喋り止まらないし、話題があちこちに飛ぶ」。
私も自覚していて直さないといけないと思っているのに、直らないことだ。
特に話題があちこち飛ぶことね!!
話し相手がついてきているのかどうか自分でも心配になることが多々ある。
私も久々に母と話したら、母が私にそっくり(私が母にそっくり)だと思ったよ。
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結局、正月休みは夫の仕事を手伝っていりしたらなんとなく終わってしまった。
社宅を出なければいけなくなることを考えて、家を探したりもしたけど、結局どうするかは決まらず。
夫はいざとなったら私に仕事を辞めて欲しいみたいな感じだった。
話がちがうじゃないかと、なんだかそれだけでこの連休疲れてしまった。
夫の正規の仕事始めである4日の昼に母を横浜に呼び出してインターコンチネンタルでランチを食べたけど、正月にした特別な事はそれくらいかな(私がしたお正月らしいことは、お飾りを扉につけたことと、お雑煮を作ったことくらいだった)。
母は私が家を出てから外食をしなくなったので、お金が貯まるようになったと言っていた。
まあ、そうでしょうね。
夫はこの休み中毎日のように「○○ちゃんは平日は死んだ目をして『メシ』『フロ』『ネル』しか言わないよね」と言っていた。
別に彼にそれを求めているわけじゃなくて、全部自分で準備しているし、私自身の行動の宣言なんだからいいじゃないか。
やっぱり彼にとっては今の生活、不満なのかなあ。
年末年始、頑張って彼の好きな食事を作ってしまったので、そういう食事を作ってほしいと思っているのかもしれないな。
母に、夫は転勤になったら単身赴任するのが嫌みたいだと言ったら、「ごはんを作ってほしいんじゃない?」と言われた。
やっぱりそうなのかしら。
なんてことをずっと考えていた正月でした。