遠藤周作『愛情セミナー』集英社文庫

　これは遠藤周作によるエッセイです。

　私が初めてこの本に出会ったのは高校生の時でした。

　高校に合格してから入学するまでの間にいくつか宿題があり、そのうちの一つが読書感想文で、たくさんあった候補作の中からたまたま選んだのが遠藤周作の『沈黙』でした。

　『沈黙』はこのエッセイとはかけ離れたとても重い題材の作品で、私の心に深い印象を残しました。

　その作者が書いたエッセイ。

　高校生だった私は涙を流して笑いながら読みました。

　当時の装丁はこちら。



　当時すでに絶版で、古本屋で偶然買ったのだと記憶しています。

　その時購入した本は捨ててしまったのだけど、最近復刻版が売られていたのを見て思わず買って読み直しました。

　そうしたら、笑うどころではありませんでした。

　この本には恋とは何か、愛とは何か、男女の間にある愛情はどうあるべきかを丁寧に書いてあります。

　高校生だった私は、この本が語る本当の意味を理解できておらず、ユーモアのみを拾っていたにすぎません。

　私は改めてこの本を読み、遠藤周作の綴る言葉を深く心に刻みました。

　1人の人を愛し続けることは難しい。

　でも、異性を愛するのであれば、愛し続けなければならない。

　愛と恋は違う。

　恋が終わっても、愛することをやめてはならない。

　わかってはいるけど、難しい。

　このタイミングで再びこの本に出会ったことを必然ととらえて、新しい生活に踏み出そうと思います。


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今更だけど

　私の彼氏はやっぱりズレている。

　ジュエリーショップへ結婚指輪の受け取りに行ったときの事。

　出来上がりを確かめるために、店員さんに「指輪をはめてみてください」と言われ、二人ではめました。

　問題はなかったので、私は指輪をケースに戻しました。

　ところが、彼ははめたまま、受け取りの書類にサインをしたりしています。

　なかなか外さないので、ついには店員さんが「指輪、外していただけますか？」と言いました。

　後で、「なんであの時指輪を外さなかったの？」と訊いたら、「そのままつけて帰るものだと思った」ですと。

　まだ入籍もしていないのにー。

　式をする人で、式より前の日に入籍した人の中には、入籍しても式が終わるまで指輪をしなかったりする人もいるのにねえ。

　店から受け取った瞬間にもうはめ続けるものだと思っていたという事？

　訳がわからない。


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VICE VERSA

　相手の家は本当に結婚式をしなくてもいいの？

　相手の家は本当にうちがお金を出さなくていいの？

　相手の家は本当に何も準備しなくていいと思っているの？

　彼の実家が、ラフな私たちに対して本当に何も言ってこないのかと、うちの母は心配していました。

　本当に何も言って来ないから、気にしなくて良いよと思っていたのですが。

　ちゃんとして欲しいのは私の母の方なのかと思い始めた今日この頃です。

　私の私自身への評価は別にして、私と言うものは母の自己評価の権化だと言う事に今更気づいたのです。

　雑で良いことはないんだよね。

　今更遅いけれど。

　どうしたらいいのか、遅いけど、これからちゃんと考えます。


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方向転換

　昨日飲みに行った1軒目のお店。

　ちょっと高めだけど美味しい焼き鳥が食べられるところで、年に1回くらいしか行かない（行けない）けど、私にとってはお気に入りの場所でした。

　…が。

　昨日行ったら、メニューが安くなってたの。

　もしかしたらと思っていたけど…砂肝が小さかった…。

　串以外で美味しいメニューも残ってるけど、なんかガッカリしたわ。

　お客は前よりたくさん入ってたから、店としてはいいんだろうけどね。


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マスク

　昨日、飲みに行くのに待ち合わせ場所にマスクをして現れたら、「なんでマスクしてるの？花粉症？」と言われました。

　確かに私は花粉症ですが、例年はマスクってあまりしません。

　今年私がマスクをしている理由。それは

　「会社の隣の席の人の奥さんが妊娠しているから、風邪を引いてその人に移したりしないようにするため」

　です。

　という話をしたら、「気を使う範囲が広くない！？」と言われた。

　そうかい？


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飲みすぎた結婚報告会

　学生時代からの知人の中では唯一事前に結婚の報告をする友人に会ってきました。

　彼女が、彼氏の事情で結婚はまだまだ先になりそうだと落ち込んでいたのを知っているので躊躇するものはあったのですが、先に彼女の方から話し始め、「１，２年先に結婚を見据えて前向きに進んでいる」という報告だったので安心しました。

　「そっちはどうなの？」と言われたので「実はもう決まっていて、もうすぐします」と伝えました。

　とても喜んでくれて、会社の人には言えないような話もできて非常に良かったです。

　ただ、飲みすぎたー。

　結構抑えてたんだけど、2軒目のバーのモヒートがかなり強かった。

　帰りは撃沈だった。

　電車に乗りさえすれば乗り換えなしで数駅だけで最寄駅という場所で飲んでいて、電車に乗るまでは何も心配していなかったのに。

　いつもは座れない電車にもかかわらずなぜか私が立った前に座っていた人が途中で降りてしまい、酔っぱらっていた私は空いた席に腰を下ろし、あっという間に夢の中へ…。

　目を覚ましたら終点で終電だったけど、どうやら隣の市内だったようなのでタクシーで帰宅しました。

　遠くに行く電車じゃなくてよかった。

　思ったよりお金もかからず。

　コンビニでヘパリーゼを買って飲んで寝て、5時くらいに目が覚めて少し頭が痛かったので家にも置いてあったヘパリーゼを飲んでまた寝たら、とりあえず二日酔いは回避しました。

　内臓は疲れているけどね。

　なんとかご飯を食べたので、これから家の中を片付けます。


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拡散

　私が直接結婚の報告をした人は限られているのですが、やっぱり情報は拡散しているらしく、今日帰りが一緒になった人で結婚報告をしていない人にもその話をされたので、そろそろ潮時です。

　まあ、もうすぐ入籍するし、仕方がないね。

　ということで社内は方々へ自己申告しました。

　精神的にもだいぶ落ち着いてきました。

　何も解決していない気がするけどね。

　とりあえず新生活を楽しもうと思います。

　で、今日初めて報告をした人の中に、彼女に結婚の意思を伝えているけどＯＫがもらえていない男性がいて。

　「アドバイスを下さい」と言われたけど、なんとも言い難いのです。

　彼女が、彼のこと以外が原因で結婚に踏み切れない時（まあ私の場合と一緒です）、その問題って永遠に解決しないんだよね。

　結局私も解決しなかったんだけど、結婚したいという彼の思いを無視して数か月過ぎた結果、「いい加減に白黒はっきりしろ！！」と彼がキレ始めたので面倒になってとりあえず動き出してしまいました。

　結婚するにあたり彼自身の事は、私にとっては何ら問題ではなく。

　ただ私の家庭の事が心配だったわけですが、散々悩んでたくさん泣いた末に、とりあえず何とか受け入れられる状況にはなりました。

　問題自体は何も解決していないんだけどね。

　気持ちの問題というのもあるので、気持ちが収まればある程度は大丈夫なのかもしれないけど。

　…だからねー。何とも言えないんだよね。

　とりあえず、彼自身以外の事が彼女を躊躇させているのであれば、理解してフォローして安心させてください、と伝えておきました。

　私は叶わなかったことですが。


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どう違うのか

　「結婚している女性が異動できないのは仕方がない」

　しかし

　「結婚していても男性が異動出来ないのはおかしい」

　そんな風潮が社内にあります。

　日本の会社員であれば、転勤はつきものだと思います。

　私個人としては、女性だろうと男性だろうと結婚していたら異動出来ない（したくない気持ちがある）と思うのです。

　配偶者が働いていたらなおの事ね。

　配偶者が働いていて、なおかつ子供がいなかったらなおの事ね。

　うちの社員が男性サイドだった場合、奥さんが働いていようといなかろうと「異動するべきだ」けど、女性に関しては転勤が免除されるというのは、なんか違うと思うのです。

　結婚している「うちの会社の社員が」男性なのか女性なのかで扱いが違うのは、「違う」だろうと思うのです。

　既婚者であることを前提にして、転勤ができないという事を、女性なら仕方ないが男性なら大丈夫だろう、というのは現代の価値観から大きく外れています。

　その考え方の前提には、「うちの会社の社員として働いている男性の奥さん」の人格を全く無視していると思うのです。

　夫が転勤するなら例え今働いていたとしても妻はついていくもの、という価値観が見え隠れするのです（単身赴任っていう選択肢もあるけど、子どもがいない場合に単身赴任って相当結婚生活に影響を及ぼすと思うのですよ）。

　働いている女性には、その人なりの人生があるはずなのに。

　なんだか…なんだか納得できない！！


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黒か白か

　うちの社内は白黒はっきりしない！

　それが長所でもあり、短所でもある。

　…会社の人とそんな会話をした後で、お客さんから「うちの業界は白黒はっきりしないからー」と言われた。

　白黒はっきりするだのしないだの、私が入社してから仕事中には今日初めて聞いたフレーズなのよ。

　それなのに一日で二度も聞くとは。

　なんか「流れ」ってあるのかねー、と思いました。


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私の中の障碍 その２

　私の中の障碍をまた感じています。

　若干コミュ障なところも含め、私って普通の人と違うんだなあと思うことが色々あります。

　最近とても困っていることが。

　「嘘がつけない」。

　いや、私本当に嘘がつけないんです。

　嘘をつこうとすると顔が赤くなったり声が上ずったり裏返ったり震えたりして、明らかに「嘘」って相手にわかってしまうんですよね。

　単にビビりだっていう事もありますけど。

　上手く嘘がつけることもあります。

　でもその後ずっと気持ち悪くなってしまうんです。

　罪悪感で内臓が攪拌されているような感覚に陥ってしまいます。

　そんな私の「正直病」が、今会社にもめ事を起こしかねない状況に陥っています。

　まあ、私の上司も違う方向で「正義病」だっていうのもあるんだけどねー。

　カップリング的に最悪だったっていうことだな。

　「正直病」と「正義病」の二人が、会社がはらむ問題に一石を投じ…っていうか、石油まいて火をつけてしまうかもー！！

　火種が私だってバレたら村八分になるわorz
　

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結婚報告

　着々と重要人物への報告をこなし。

　あとは適当にバラバラ報告するのみです。

　と言ってももう時間が無いので、駆け足でやらないと…。

　今週の水曜日には、プライベートで唯一事前に報告する他人である、中学校の同級生に報告する予定です。

　そのために飲む約束をしています。

　しかし、今週色々忙しいのよね、仕事関連の行事が。

　幸いなことに仕事自体は落ち着いているのだけど。

　体が持つのか心配です。

　そして、同級生と飲んだ翌日に客先を訪問する予定なのであまり飲めないなー、という…。
　

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春の人事異動について

　もてる人脈のすべてを駆使して色々探ってきましたが、自分の事だけはわからないな～。

　まあ、なかなか本人には言えないよね（前々回の異動の時は、私にバラしてしまった人がいたけど）。

　昔の日記（ブログ）を読み返していたら、私の今の（当時の）部署に対する愛情のあふれ具合にビックリしたわ。

　まあ、あのころは私生活なんてどうでもよかったからな。

　で、とりあえず、

　Aさんが動くことは確定。

　Aさんの補充要員としてBさんが動くことも確定（これはかなり意外だった最新情報）。

　Cさんを動かしたがっている（ていうか要らないと思っている）人がいるため、Cさんが今いる部署から動かされるかもしれない。

　そうするとそこに入るのは…。

　私？？

　違うかもしれない。

　「若い女性が動くんじゃないの？」と意味深に言われたので、「Dさん（新卒）ですか！？」と言うと、情報源の方は「いや、それはない」ですと。

　私、若くないけど、うちの会社の中では若いです。

　私！？

　ああー。

　どうなるのかな。

　別件ですが、Dさんも動くかもしれないらしいです。

　ちなみに、Aさんが移動する先にいるEさんは元々いた部署に戻るようです。

　Fさんも異動するかもしれないしなー。

　そうするとGさんが帰ってきて…。

　今年の春の異動はかなり広範囲に影響を及ぼすかもー。
　

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バレンタインデー本番、うごめく影。

　バレンタインデーです。

　平日です。

　彼氏は休みだったようです。

　最近、彼がLINEを覚えたのでメッセージを送りあっていますが、お互いマメではないのでなかなか返事がきません。

　でもメールよりは使い勝手が良いみたいで、彼にしてはよく返信が来ます。

　さて、バレンタインデーです。

　私はいつものように共有スペースに小さいお菓子をバラバラ置き、他部署には社内便で全員に向けて飛ばしました。

　私の職場にはバレンタインデーになにかする習慣がないのです。

　なので、私は「皆さんに」少し楽しんでもらおうとチョコレートを共有スペースにおいています。

　しかし。

　私は見た。

　今朝、後輩が、うちの部署で一番偉い人に何かを渡しているのを…！！

　個人から個人へ。

　P to P ですよ！！

　一人だけに…。

　こっそり渡していたけど、何も遮るものの無いフロア。

　…わかるよねー。

　そして私の向かいに座っている人も耳をそばだてていたよね！！

　もらった本人もちょっと戸惑ったようで、喋り方がおかしくなっていた。

　なんなのかな…。

　それが、去年記事にしていた「気になる2人」なのです。

　やっぱり何かあるのかな。

　でも男性の方のキョドり具合からすると何もないのかなー。

　いや、やっぱり何かあるからキョドるのかな。

　と、ものすごい速度で頭が働きました。


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赤い糸

　新居が割と立地が良くてウキウキしてきました。

　あんなに毎日泣いていたのにね～。

　今でもたまには泣きたい気持ちになりますが、色々追い立てられていてそれどころでもなく。

　それでも、一昨日NHKでやっていた秋田在住の23歳の女性が結婚するドキュメントを見ていたらさすがに泣けてきました。

　普段、人前で（知っている人の前で）泣くことはめったにないのですが、母の前で涙が出てしまいました。

　それに気付いたのかどうかはわかりませんが。

　「生まれた時から赤い糸で結ばれているんだってよ」と言われました。

　まあ、うちの家庭を振り返るとなんだかなーと思いますが。

　SNSで同級生からの幸せの報告もあり。

　赤い糸伝説を信じてみようと思う今日この頃です。


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身バレ

　日記の代わりだ！と言いながらもランキングに参加していて、身バレしないようにどこまで書いたらいいのか迷う日々です。

　大きなイベントは大体書いてしまっているし、知り合いが観ていたらバレてもおかしくないやね。

　…そんなこんなで。

　人事異動の季節がやって参りました。

　私が持つ特殊なルートにより得た情報によると。

　ある人物のある部署への異動は確定、それにより広範囲でのガッチャンコがあることも確定、また、別のある人の異動を望む声があり（その部署の責任者がその人を気に入らないから追い出したいだけ）、その人が異動するとおそらく私がそこにハマる可能性があるっぽい（情報源である人はそこにハマるのが私であるとは言わなかったけど、まあ私だろう）。

　私、

　私…

　異動したい！！

　結婚することもあるけど、今の部署キツイわ。

　異動、したいなー。

　なー…。

　そしたら新婚旅行も行きやすいし、夏休みを利用して母とも旅行できる！！

　異動、しないかなー。

　ああー。


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　前々回異動が決まった時は離れたくなかったのにねえ。