徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

小説とドラマ化のお話。

2021-03-22 23:16:31 | 本・映画・音楽

夏に、ツインNとツインNの子供と奥様で、カニを捕まえてきて、それ以来ずっとそのカニを飼っています。この時の(奥様のリハビリの前に気分転換の若いわいさん)ブログでも書いた通り、カニの脱皮を見たのですが、本日2回目の脱皮に気が付きました。カニって何回脱皮するんでしょうか?

 

いつもは、最後の付けたしのように、

読んだ本の紹介をしていますが、

今日はそれをメインに書きたいと思います。

 

今回読んだ本は、「ルパンの娘」。

元々は横関大さんの「チェインギャングは忘れない」に感動し、

横関大さんの本を数冊読み漁っていました。

その中で、たまたま、

ドラマにも取り上げられた「ルパンの娘」を読みました。

いつも書いているように、私は基本的にドラマは見ないので、

このドラマも当然見ていません。

ただ、主演が深田恭子さんと言うことだけ知っていました。

通常、原作のあるものをドラマ化する時、

原作を忠実に再現するのか?

一部だけ変化させるのか?(例えば主人公の性別を替えたり)

それから、基本設定は使っても、ストーリーは別物にしたり。

 

「ルパンの娘」がどんなドラマなのかは知らないので、

コメントできませんが、

多分、原作とは違うんだろうなあって思っています。

後でこの原作を読んだ感想は、

いつも通りの形式で評点等載せますが、

昔から、漫画だったり小説の映像化で感動したことがありません。

一つは、小説の分量に比べてテレビの時間は短すぎると思います。

だから、端折ったりすることも多く、

もっと言うと、原作者の考えと、映像にする監督の考えが、異なる。

もちろん時間の関係でやむを得ない時もあるでしょうが、

結構監督は自分の色を出さんとするあまり、

無理やり感のある変更が、私にとっては興ざめとなります。

それも、ドラマが好きでなくなった理由かもしれません。

 

さて、この小説は、続編も出ているようなので、

今は読んでみたいと切に思っています。

ただ、ドラマは見たくないかな?

一度見たら嵌るかもしれませんが。

 

さて、今年の目標である年間読書120冊。

36冊目です(今年81日目)。

「ルパンの娘」 横関大

勝手に評価10点満点中7点

「今すぐ別れなさい」
私は泥棒の娘。結婚を考えていた彼は警察一家の長男だった。
――連続テレビドラマ化で人気沸騰のベストセラー!

三雲華は恋人の桜庭和馬の家に挨拶に行くこととなった。ついに桜庭家に到着した華は、玄関の家族写真を見て唖然とする。全員が警察の制服らしき服装に身を包み、それぞれ敬礼のポーズをしている。華が育った三雲家は、代々泥棒を生業としており、一家全員が盗人だ。
その数日後、荒川の河川敷で男の焼死体が見つかり、和馬は現場に急行すると……。

 

中々のどんでん返しでした。

読み始めたときは薄っぺらな物語と言う感じを持ちました。

でも、やっぱり横関さんの小説でした。

相変わらずの無理やり感はありますが、

それさえ気にならない横関ワールド。

やっぱり良いなあ。


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2 コメント

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Unknown (プリンの天使)
2021-03-23 12:45:44
こんにちわ

私は映像作品(ドラマや映画)から原作を読む機会が多く、そっちの方がストレスが少ないです。
映像作品ですとどうしても時間の関係上端折る点が出てきますが、原作ですとそれが無いですからね(唯一マイナス点を挙げるとすると原作は時間の制約がないからテンポが映画よりか遅いカナ?事くらいですかね)
逆に原作から入り映像化作品を見た場合はストレスが多いですね。
どうしても探している原作があるのですが中々手に入らなのがあります。それは『時の女神』と言う作品で筒井道隆氏が書いているらしいです。この作品はテレビドラマ「世にも奇妙な物語」で見て確か1994年、『原作を読みたい!』と長年探しているのですが、手にできません。切なくって綺麗な物語でした。
コメントありがとうございます。 (おとぼけの父上)
2021-03-23 14:57:16
おっしゃる通り、映像作品(ドラマや映画)から原作を読む方がストレスが少ないですよね。
ところで、時の女神と言う作品は筒井康隆さんの
幻想の未来 (角川文庫)と言う短編集の中に収録されているようですね。
口コミを見ると、9編の中の1編で評判も良いようでした。
今度図書館で借りてみようと思います。

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