徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

容疑者Xの献身

2011-04-17 10:19:23 | 本・映画・音楽
今日また1冊本を読み終えた。
最近本の話題を書かなかったなあというのがまず最初の感想。

ところで、よく話題になるのが、
映画と原作どちらを先にするべきか?というお話。
原作は原作者が思う存分書くことが出来るので、
厚い本もあれば薄い本もあるが、
言いたいことを効果的に書いているもの。
それに対し、映画はどうしても時間の制限もあり、
はしょったり、映像効果から内容を変えたりする。

原作より映画の方が良かったという経験はあまりない。
「ブレードランナー」くらいか。
ブレードランナーを見てから、
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか? Do androids dream of electric sheep?』
(浅倉久志訳、ハヤカワ文庫)を読んだが。
映画の方が素晴らしかった。
重力ピエロは基本的には原作の方が良かったものの、
兄弟の関わり方や、父親の発言なんかは映画の方が良かった。
1勝1敗?という言い方も変だが。

さて、今回読んだ原作が「容疑者Xの献身」。
以前映画を先に見ていたので、試しに買ってみた。
先日、ツインAが頂いた図書カード3000円を私が同額で現金化し、
手元に残った彼女の図書カード。
それを使って本を買おうと谷島屋に。
買いたい雑誌とかもなかったので、
容疑者Xの献身    東野圭吾
ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎
四季 春       森博司
四季 夏       森博司
四季 秋       森博司
四季 冬       森博司

の6冊を購入。
これについては原作の方がはるかに良かった。
映画は原作にかなり忠実に作ってあったが。
やはり、映画というかテレビでは、刑事が柴崎コウとなっていることが、
全てを台無しにしている。
映像的にはうれしいが。

最近、爺になって涙もろくなって、
最後の湯川とある方との対話シーンでは泣けてしまった。

さて、映画で一番困ること。
本の場合はイメージを自分の好みに設定できる。
しかし、映画では役者のイメージが登場人物とダブル。
好きな俳優であればいいのだが、
嫌いなあるいは自分のイメージと違う役者だと、
映画の感想まで引き摺られてしまう。

タイムリープでも、主人公の鹿島翔香の佐藤藍子に違和感のある私。
早くリメイクを望む私である。
この映画で言えば、松雪がどうも引っかかっている。
リメイクして欲しいとも思っている。

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