MBSラジオ「ありがとう浜村淳です」のサロン試写会(岡村製油提供)「武士の献立」試写会に
当選しました!
2時間1分 松竹
「おしん」では泉ピン子がやった母親役を上戸彩が演じて失敗してましたが、
この作品では「気の強いかわいげのないひと言多い27歳」の(奥女中の)出戻りを演じてます。
高良健吾が「包丁侍の跡取り息子23歳」4歳下の包丁よりも剣に生きたい青年、
演じる2人の年齢にもほぼピッタリで、髷が蒲鉾風味なのと体格がモデル体型(すらっとしてます)とか
台詞がやや現代語口調というのに目を瞑れば、中高年にも鑑賞に耐えうる映画でした。
だって「ありがとーありがとーらららんらららー」の浜村淳です番組を聴いている世代が
8割かたの試写会ですから、大人が見ても大丈夫な時代劇でないと…ね。
ハッピーエンドで良かったーと思いつつも、饗応料理の御膳(七の膳+デザート)、
ラジオ番組、試写会での説明でもすごく懇切丁寧に(ネタばらしの)解説されてて
「デザートも出るんですよ、見て下さいよ」とあったのでどんなデザートかしら?と
楽しみにしてたんですが……まったく映らなかった……。
お料理場面とかもっとあったらなぁと思います。すごく勿体無いです。
(…ので、献立が載っているというノベライズ本、買っちゃいましたよ…)
あと、蛇足だと思ったのが、鹿賀丈史がしみじみ話す場面、あれ、要らんでしょう。
…前田吉徳役の人、どこかで…と思ったら!MBSドラマの名作「ピュアラブ」の陽春さんだ!
わぁ…お殿様の役ですか、で、大槻伝蔵が緒形直人、ご、豪華?なキャスティングですね。
さかんに「器量良し」と言われる成海璃子がちょっと微妙で、豊頬の美人という部類なら
分からなくもないけどもううう?と。
「武士の家計簿」は原作(参考?)がありましたが、これはオリジナル作だそうで、
たぶん前作がそこそこ当たったからこの路線で、と思ったのかな、なんて…でも出来はまあまあです。