西川攻のブログ

西川攻が日本を斬る!!

自書●「改訂 日本海時代の首都実現に燃えて」<68>--それでも私はなぜ出馬するのか--   西川攻著

2012-08-31 06:40:49 | ● 改訂 日本海時代の首都実現に燃えて
西川攻(さいかわおさむ)が
  総理にならない限り
     日本は変わらない!

 

 

  第十章 我、日本の柱とならん!  ・6・

 

~総理に向けて訴える

     西川攻の三大国家目標~

 自書●「改訂 日本海時代の首都実現に燃えて」

             <68>   

 --それでも私はなぜ出馬するのか-- 西川攻著

 

 

 

第十章 我、日本の柱とならん!

 

 

 6・西川攻(さいかわおさむ)が

   総理にならない限り

    日本は変わらない!

 

 

   ~総理に向けて訴える

     西川攻の三大国家目標~

 

 

 真の改革は、今の既成政治家によって一方的に改ざんされ異常格差120パ-セント出鱈目で公平を失している馴れ合い選挙で当選した連中の場当たりの手腕ではとても実現出来る道理がありません。

 解決能力の機能が既に麻痺し、その結果実績ゼロに等しい決められない永田町の現状が如実に之を証明しております。

 況や、彼らの下で次世代に誇れる逞しい政治を達成などは望むべきもないことです。

 与野党を含め彼らの頭の軸には、自己保身を筆頭として法案の更なる格差維持とその拡大に血眼になっています。

 その志の低さとおぞましさと醜さは余りにも露骨です。

 之を裏付けるが如く、国民に向けて果たすべき人災責任、不作為責任はなにひとつなされておりません。  

 自ら身を切るに妥当ともいえる歳費5割削減、之の動きもありません。

 支持政党なし層の超増大化によって、既に大義を失った政党交付金を廃止、これもしません。

 口では国家国民の為とは申しても、事実は、このように何もせず、ただただ、不況下の日々に喘いでいる国民不在の政治ごっこに奔走しております。

 口を拭って自分たちの取り分だけはがっちり確保の我利我利亡者の恥を知らない単なる給料泥棒、サラリ-マンになってしまったのです。

 その姿に対し我々は憤怒の念をもっと強く持ち厳しい審判を下さなければなりません。

 さらには、定数削減云々の枝葉の部分にのみ、関心を向けさせております。

 それは、最も選挙で大切な正しい競争原理導入の必要の本質から国民の目を逸らさんとの魂胆がみえみえです。

 真っ向勝負をする勇気が萎え、これから逃げ、しかし議席だけは絶対手離すまいとの悪意に満ちたものです。

 加えて、そのまま解散に雪崩込もうとする手法は卑怯千万極まりないと断ぜざるを得ません。

 また国民もマスコミも之に疑念を抱くことも抵抗することも無い全くの衆愚政治・選挙がくり返され、定着してしまった感さえあります。

 之に対して、怒りをあらわにし、空いた口が塞がらない見識層の数は、決して少なくない筈です。

 1945年8月15日敗戦直後の日本のリ-ダ-の責任の取り方とはその心組みにおいて格段の違いがあります。

 その責任のとりかたの重い意味とは全く逆を行っているやに思えてなりません。

 実に、恥ずかしいことです。

 当時一流といわれてるリ-ダ-はことごとく終戦日当日に自らの責任をとるべく割腹自殺しました、そしてGHQの東京裁判中の人はまもなく絞首刑や獄中死されました。

 潔く武士道を貫き日本の魂を堅持しつつ後世に対しその拠りどころを不滅たらしめんとした行為と私は、見ております。

 それと比較するには余りにも礼を失することと知りながら、現在の廃頽堕落の極みである既成議員既成政党の無能とその醜態を見るにつけ何と評してよいものやら言葉を失ないます。

 かって、三島由紀夫、司馬遼太郎両氏が死の直前に至るまでこの国の明日を憂いつつ去っていきました。

 しかし、世の現状は、物事の本質や根本にきずかず、いつまでも目先のことに振り廻され、大局観が欠如の傾向は寧ろ強まっているとの感は否定できません。

 次期衆院選はメデアに扇動されっぱなしの国民による、新たなパホ-マンス政治家・新党の躍進が予想されているようです。

 然しあの程度の中身と、メンバ-の器と力量では、とても今の国難を克服し明日の日本を切り拓くことを望むに値しないものです。

 惰性とぬるま湯の血が全身に流れている輩に擦り寄られ、政党の有利を早々と確保するため一体化し融合せんとの安直且つ安易な道を選択したようです。

 初段階から既に変革の覚悟が脱落している証です。

 所詮は一過性で屋上屋を重ねるだけで、決して多くを期待できるものとは思えません。

 従って3年前私が病床で危惧していたと全く同じ不毛な選挙が齎す愚を再びこの国は今回もおかそうとしています。

 マスコミに煽動され、馬鹿が馬鹿を選び馬鹿な政治によって馬鹿な目にあっています。  

 更に、この馬鹿なことをまたしても次期衆院選で繰り返そうとしているのが実態です。

 

 「西川攻が総理にならない限り、日本は変わらない!」 との

確信を持つに至ったのは、縷々述べてきた「このような先行き危険な状況を一変しなければ大変なことになる。」との

 危機感が募り、燃え滾る正義感と使命感を抑えることができなくなったことが決定的要因でした。

 加えて、3年間の闘病生活を送っていた中での冷静沈着な目でにあらゆる視点から今日を検証した結果から導き出された事柄、

 

  「日本には政治家が一人もいなくなった!」

 

               と心底から痛感したからであります。

 

 そして私がかねてより考え予測してきた国内外の諸情勢全てがことごとく的中してきている事実です。

  そんな折、余命5ヶ月の宣告を主治医からの受けました。

 之を打ち消すかの如く、生きてきた証を残しておかなければ・・・。

 との思いからブログを立ち上げました。

 昼夜を分かたず気が狂ったように必死に100件の政策の提言・主張・自書・小説を書き殴り投稿し続けてまいりました。

 之が功を奏し、とりわけ提言に対し、さる大物から支援の声等も日を覆う毎に増えて参りました。

 「本当に貴方しかいないことが漸く判りました」という人がとうとう現れるようになりました。

 世は我が起つを待てるなりとの感を日々を抱くまでに至りました。

 

 変えられるのは西川攻しかいない!

 西川攻が総理にならない限り、日本は変わらない!

 内政外交の優先順位と之が解決の秘策と手順が判っているのは西川攻をおいて他にいない!

 

 西川攻には見えます。

       明日の日本が、世界が。

 

 そう思い詰めるに至った訳は、政治の啓蒙活動に挺身して来た苦節30年の間に培われた、喜怒哀楽の生々しい体験で否応なしに育まれてきた、大局観に基づく血の叫びに他ならないと悟りました。

 更に、いくたびかの死の淵、生死を彷徨ってきたが故に会得しえた、ものを遠望する己の力が強烈に進化してきたことを自らも納得するに至っておりました。

 これら一連の事が爆発的な機能となって始動した充実感に大きく由来しているとも思いました。

 

  しかし、限りある余命です。

 

   「西川攻には、もう時間がありません! 

       急がなければ・・・。」

 

 

 だからと言って、正しい競争原理が大きく制約されたばかげたままの今の選挙制度の下ではもうやりたくありません。

 それは戦うに値しないものに堕してしまったからです。

内容の不毛と

時間の無駄と

徒労そのもでしかないからです。

 

  然しこの廃頽堕落の元凶である制度の改正を始め、私には決着すべき緊急且つ大事があります。

 これ等を始め果たさなければならないことが山ほどあります。

 無価値のものに関わりあっている時間がありません。

 

 自論である、

「日本民族改造論」と

「積極的民主主義の理論」をバックボ-ンとして、

所期の目的達成をめざし、故に従来の発想を大転換する必要が生じて参りました。

 

一気に天下をとる確実な方途を、速やかに探ってまいる所存です。

 

 

”次世代に誇れる

逞しい日本を

一刻も早く築くために・・・。”

 

   ~~~~~~~~~~~~~

 

 

 以上の熱き決意と経緯の下、

総理に向けての5ヵ年プランの活動に着手して参ります。

そして、

 

 西川攻が予てより訴え続けて参りました、

       (下記)の

 

 三大国家目標を

     実現します。           

 

 

 一、北方領土、拉致、東シナ海の根本的解決。

 

  「主権国家としての実を果たす」

 

 

 二、老後安心生活保障制度の確立。

 

  「全国民人生充実全う社会」

 

 

 三、エネルギ-と食糧を確保し、この二つを日本経済成長産業の柱とする。

 

  「教育、福祉を始めとする国内政策実現の財源捻出と国際指導力の強化を狙う」

 

 

 

 三大国家目標の初版は既に平成9年11月、4ヶ月に亘った第一回目の癌手術が終わっての退院直後に公表頒布していました。 

 その後間もなくして私が予測危惧していたことが次々と惹起しました。

 

 ①露首相の北方領土訪問、尖閣・竹島等の領土問題が俄然浮上して参りました。

 ②老若男女を問わず、行きの不安が募り内需はすっかり冷え込み国民は不況感を抱き萎縮した日々の生活に喘いでいます。

 ③東日本大震災によって原発に対する神話が崩れ、その恐怖から脱却するためエネルギ-政策の見直しが不可欠となりました。

 これ等の3つは、本来ならば政治家としての緊張感と危機感をもって、

 不断にその使命を実践していれば充分回避し得たことです。

 

 西川攻の訴える三大国家目標にその難題対処法や答えを主張として既に提言しております。

 私がやらなければ日本は変わらないと改めて、

 日毎その確信が強まってきていることを茲で再度申し述べておきます。

 

 

一、北方領土返還

 

 敗戦直後の東京裁判によりGHQの思惑どうり、誇るべき日本人の尊く美しい魂はすっかり骨抜きにされてしまい、心まで蹂躙する不当なものでありました。

 それにより日本民族は自虐的になり、総懺悔へと転げ落ちてしまいました。

 更にロシアの虚を突いた侵略、不法占拠され日本固有の領土である北方四島はいまだ強奪されたまま、今日に至っております。

 このような史上例を見ない残忍悪辣な歴史の真実を全世界に発信し国際社会に理と正義を喚起することが必要です。

 日本がアジアを結束させ、逞しい、理の政治国家として世界を主導する力を確保するチャンスとしなければなりません。

 その為にも北方四島返還実現は、最優先課題として秒読みで実現すべき事柄なのです。

 戦後67年間今日までいったい何をやってきたのか理解に苦しむところです。

 戦後政治の総決算はまさしく北方四島返還の成否にかかっているのです。

  之が実現できれば、他の領土、領海、拉致の諸問題等はおのずと解決され、「正義感溢れる逞しい国日本」としてクロ-ズアップされるようになります。

 そして当然の如く、国際評価は全世界から見直され、崇敬の念を以って賞賛されることと思います。

 

 かくのごとく、国家目標を何処におくかは、その国の未来を決します。

 とりわけ日本は主権国家でありながら、北方領土、拉致、東シナ海は前述の如くロシア、北朝鮮、中国によって、日本の領土が、日本人の人権が、日本の領海が強奪・不法占拠・侵害され続けられているのが、哀れなわが国の実態なのです。

 之に対する既成政治家・政党・現存する歴代総理の問題解決に必要な真剣さ・覚悟・能力が明らかに欠落しております。

 使命感が失せてしまった姿を観るにつけ、国政を担える資質がまるでない彼らの政界存在意義は既に無くなっています。

 況や、政治家としての存在自体を認めることも断じてできません!

 政治家と称して何を考えて今尚、平然と生きていられるのか誇りも、高い志も消え失せた彼らのことは全く理解できません。

 敗戦が色濃くなってきた頃、なおかつ若い命を祖国の未来の為に、と多くの青年が散っていきました。

 戦後67年経っても日本国民の人権も、国の主権も侵害され続けられていると知ったら果たして自分の死はいったいなんだったのかと愕然とする思いを強く抱くことでしょう。

 その面から見ても北方領土返還こそ全国民に日本人としての誇り・勇気・自信を取り戻す上に於いて、何としても果たさなければならない総理大臣の第一の責務であり使命と考えます。

 同時にこれは、何よりにも優先すべき、わが国存亡の威信に関わる最大の国家目標です。

 この実現のためには命をかける覚悟が必要です。

繰り返し断言します、之が解決できれば、拉致・東シナ海も自ずと決着します。

 要は、まず切り口を見つけることです。

 

 

 

二、老後安心生活保障制度の確立

 

 国民の多くは老後の不安を抱えております。

 そして過って日本ではなかったひどい精神的に萎縮した生活の日々に流されております。

 更には人間としての特質さえ危機に晒されていると思える社会的に深刻な事象が多く散見されております。

 このような国民の不幸を一刻も早く取っ払い、私たち全ての人々が活力と勇気に満ちた充実した暮らしをすることが求められます。

 その結果として内需拡大を巻き起こし、国力を大きく押し上げることになります。

 自らの人生に対し冒険心を以ってチャレンジする積極的な姿こそ国民の安心充実創設を目指す国家の最大目標とすべきは至極当然のことです。

世界で一番優秀な民族と評価されている本来の日本人の能力を、底力を取り戻すときです。

”国家は国民、国民は国家”です。

 

 私には見えます、

之が実現の暁には、

めざましい、

日本の躍進と飛躍が・・・。

 

 

 

 

三、エネルギ-と食糧の確保

 

 国際的争奪戦が始まっているこの二つは国の至上命題です。

 加えて無資源国日本にとってその持てる技術力やバイオ等の総力を結集し駆使して、之を更なる経済成長産業の柱にまで進化させるべきです。

 国策として協力且つ本格的に国家目標として攻めの施策として断行すれば、税収として恒久的に安心できるゆるぎない財源確保も達成できます。

 更に之を海外に供給することにより、エネルギ-・食料戦争を日本が回避させることも可能となります。

 それによって世界の安全と平和に大きく貢献する「頼れる大国日本への道」を歩むことになります。

 

 

    ~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 以上の三大国家目標の実現に向けて、苦節30年に培った全知全能を爆発させ,邁進、余命を捧げてまいります。

 本来、年齢・当選回数の多寡で標題の成否・良否は判断されるべきものではありません。

 明日の日本を切り拓く期待と夢をを抱かせることができるならば、圧倒的な支援を武器に一気呵成に総理と突っ走る戦略も考えられます。

 政治が混迷且つ漂流している今日こそ、従来考えれなかった特異な意表をつく強烈な人物の登場が求められてきました。

 新人物によって、国民の意識改造・躍動・決起へと、旋風を巻き起こすことが容易な状況下にあります。

 5年後には然るべく、自らの全てを振り絞り、あらゆる戦略を組み立て之ができるよう全力で頑張って参ります。

 

 不可能を可能にする人物こそ、内閣総理大臣としてその職務を全うすることができるものであると確信しております。

 従来、不可能と言う口実で如何に歴代総理が命がけでやるべき国家目標を回避・先送りしてきたことか!

 其の事が、今、日本に大きなつけとなって、国家国民を萎縮させている現実を私たちは直視しなければなりません。

 

 不可能を可能にする男、

西川攻は、

今のでたらめな日本の政界に

地殻変動を起し、叩き潰し、

根本から刷新し、

次世代と世界に誇れる逞しい国へと

 

  日本を変えます!

 

 

 

 

 

平成24年8月31日

西川攻(さいかわおさむ)でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


記事一覧

2012-08-27 19:01:22 | ■■ 記事一覧 ■■

<<緊急提言>>
「今話題の予備軍も馴れ合いにすぎない。真の新党を創るには・・・。」
「北方領土の返還こそ、戦後政治の総決算!」  

◎ 提言
草莽崛起(そうもうくっき) 
徒手空拳(素手)で信念を貫く
真の新党結成に奔走中
西川攻(さいかわおさむ)自書
逞しいふるさと創りは西川攻(さいかわおさむ)にお任せください!
命の限りを賭して世界と次世代に誇れる逞しい日本を創ります。
もう我慢できません! 西川攻は行動します。
西川攻(さいかわおさむ)には見えます、明日の日本が、世界が。
一昨年八月の無念を晴らし、下記三つを実現。
防災大国日本列島大改造を急げ!

 

● 改訂 日本海時代の首都実現に燃えて

 総目次
第一章 日本海時代実現に向けての第一歩

1 強靭な能力が潜在する日本海沿岸地域
2 徒手空拳でチャレンジし続ける理由
3 新潟県中越に国際空港建設を急げ
4 遷都最適地
5 世界最大原発基地・柏崎を、どうする
6 真の政治道開拓を阻む小粒代議士
7 世界を切り拓くリーダ-必要となった日本


第二章 素晴らしい政治家誕生策

1 投票行動の歪みの元凶退治
2 惰性・居座り代議士を引き摺り下ろせ
注目せよ!支持政党なしの増大化現象
4 公開討論会創設・立会演説会復活、ほかは全廃
-これでクリ-ン選挙は実現-

5 選挙民としての正しい心組み

第三章 主体性と自立心について

1 確固たる信念を持たない人が増えている理由
   -修身斎家冶国平天下-が曲者

2 子供の教育より親の教育が先
3 米百俵(小林虎三)の精神が今、大切
4 短・中・長期、ミクロ・マクロの各視点で考えよ
5 積極的苦悩と消極的苦悩
6 平穏無事信奉者増大化の弊害は甚大
7 立派な人と立派でない人との識別法

第四章 目指せ!教育立国日本

1 技術立国・電子立国の面は日本は敢えて表に出すな
2 寺小屋にみる日本の美しく崇高な民族性
3 海外援助内容は教育にウエイトを
4 留学生抜本的優遇受入強化
   -毎年千人の特別留学生受入体制の確立-

5 諸外国のり-ダ-育成こそ日本の役割
6 アジアの魂を清く逞しく結集させよ
   -タイのめざましい躍進-

7 軍事力を楯にとる国は滅びる
8 護国愛理の精神


第五章 世界と日本共通の重要課題

1 エネルギ-と環境問題
2 食糧安全対策
3 人口問題

第六章 (回想記 イ)
     三歳でおぼえた芸者ワルツ
1 夜遅く酔って帰宅するヒゲ親父
2 保育園児にあじわった愛と最も怖かったこと
3 小学校入学第一日目で大喧嘩
4 父親の素晴らしさを知ったある出来事
5 明日は明日の風が吹く
6 大洲神社での乱闘事件
7 地獄と感じた思春期
8 家出をしても日本史の勉強
9 西川一族の実体

第七章 (回想記 ロ)
       大学で得たもの、失ったもの

1 法哲学教授とわたりあった二時間余(講義独占)の激論
2 面会謝絶の司法研究室に入室
3 学生法律討論会で感じた三流行の悲哀
4 よく学び よく遊べ - 君は、いつ死んでも悔いはないだろう
5 東大出に負けるものか
6 兎に角、大学は出たほうがよい

 

第八章 (回想記 ハ)
       一番早く代議士になれる方法

1 本当は田中角栄氏の秘書になっていた筈
2 政治が好きでなければやれない稼業
3 ”あれは人間だかなんだ!”
4 所詮、秘書は秘書
5 資金調達活動
6 柏崎票だけが159票も増える!
7 硬骨漢感政治家の秘書としての使命感

 

第九章 全青春を衆愚政治との対決に

1 三十年の浪人生活のスタ-ト
2 竹見太郎氏と田中角栄氏との二度の出会い
3 票があまりにも入らない理由
4 徹底的に金のない選挙を実践
5 他候補との違いの中に本質がある
6 明日が見えなくなった三度目の落選
7 秩父山中に逃避行
8 私を育てようとゆう立派な人を裏切ることはできない
9 いくたびかの落選暦、不出馬暦の前科を引きずりながら
10 ひらめく勝利への戦略

 

第十章 我、日本の柱とならん

1 新しい力でたくましい政治!
2 勝つための陣立て
-目的達成のためには当選しなければならない-

3否定できない正義は力なり
4 もう我慢できない
5 土俵に登ったら誰にも負けない
6 西川攻が総理にならない限り、日本は変わらない!
  -総理に向けて、訴える西川攻の三大国家目標
7 強力政治家不在のいまこそ、出番
8 私には見える 明日の日本が 世界が

 


☆西川攻(さいかわおさむ)の小説 「孤高」
--闘うは、われ、ひとりなり--

1「不吉な予感」
2「選挙をとるか、命をとるか」
3「手術前の恐怖の中で」
4「死ぬわけには参らぬ」
5「覇気と挫折」
6「天下を取る!」
7”躍動編”予告
8こうやって死んでゆくのか」
9「一気に執れ!」
10「より深く、より静かに」
11「生きているとは、素晴らしいことだ!」
12「彼が、総理にならない限り日本は変わらない」
13 「天使のような天才少女」

 


☆小説 「孤高」 -闘うは、われ、ひとりなり- 「13」 西川攻著

2012-08-21 05:14:47 | ☆ 小説「孤高」

「天使のような天才少女」

 

 

西川攻(さいかわおさむ)の

 小説 「孤高」

      ⑬

--闘うは、われ、ひとりなり--

 

             

「天使のような天才少女」

 

 

話は30年前に遡る(その2)

 

 大谷会長との会談後、次の訪問先へと急ぐべく、裕樹は医師会館を背に歩みだした。

 しかし山田が最初の信号機に差し掛かると突然「ウグッ!」と呻き嗚咽しそのまましゃがみこんでしまった。

 裕樹が命がけでこの国の未来に全身全霊で取り組もうとしているにも拘らず,

大谷会長のような地位も権力もある者の態度が傍観者として彼の目には映り、どうしても理解できなかった。

 其の事が悔しくて悔しくて耐え切れぬゆえの発作だった。

 信州の山奥の出身で月刊誌で裕樹の徒手空拳で挑んでいるとの記事に出会った。

 爾来,何としても裕樹の書生になりたいとの一心で単身、事前に来る者は拒ばない性格を知っての居候を決め込んで押しかけてきたのであった。

 三日前の午前3時、居るはずの事務所に彼の姿はなかった。

 「日々選挙活動の酷使にとうとう音をあげて実家に戻ったか」と思ってた矢先に、「先生やってきました!」

 何と昨晩8時から朝方の6時にかけて「西園寺裕樹」のステッカ-5000枚を全市内の目立つあらゆる電柱に貼付してきたとのことであった。

 時折しも夏祭りの前夜祭で始まる駅前通りは民謡流しの踊りの行列と観衆で大賑わいが毎年恒例であった。

 その前日未明にかけて舞台となる中心街通りの電柱とア-ヶ-ド等のいたる所に集中して張りまくってきたのであった。

 当然の如く,土木事務所、商店街から抗議、苦情と撤去命令の電話が早朝から鳴り止まなかった。

 一晩で之だけ広範囲にわたる作業を為し遂げるとは、西園寺には既に100名以上の動員態勢が整っていると他陣営に一層警戒感を強めるさせる結果となった。 

 「所詮、鉄砲玉か、然し彼の行動力と一途な忠誠心は、無謀だが捨て難い妙味がある」と裕樹はそれなりの評価はしていた。

 然し山田はまだ泣きじゃくり動けないぶざまのまま、5分を経過していた。

 「之では厄介なお荷物に過ぎん、連れて来るんではなかった。」と内心、後悔し苛立ちが昂じていた。

 一週間不眠不休で如何なる強行軍も乗り越えてきた自分の20歳前後と比較し

「情けない、今の青年は、みんなこんなのか」と怒りを込めて呟いた。

 事実、裕樹はそれまで体調が悪くなったり、病気になったことなど一度も経験したことが無かっただけに、この場を如何にしたらよいものやら困り果ててしまった。

 

 「お体の具合がお悪いご様子ですね!」

突然幼稚園児の制服のいかにも賢そうな少女が

心配そうな表情をして

裕樹の目を見詰めながら声をかけてきた。

 

 

目が合った、その瞬間裕樹はビックリした。

「雪乃に似ている!」

今まで唯一将来を誓い合った相思相愛の二人の涙の離別から既に10年近くを経過していた。

 雪乃から突如、「ごめんなさい!」「西園寺さんの所期の目的達成の上で障碍になり、ご迷惑をおかけすることが、私の不注意と配慮の無さからお荷物になること必至の事情が生じてしまいました。」

 「とても苦しくて辛いことですが、愛するが故に別れなければなりません、西園寺さん、ごめんなさい、どうか私を許して・・・。」

 西園寺さんのことを心に刻み続けそれをバネにして一人で逞しく生きてまいります。

 西園寺さんのことは生涯決して忘れることはできません!

ズッ-ト見守っています。」

 当時の裕樹はぎらぎらと権力欲を漲らせてはばからず、男の幸せとは客観的要素が決定的に左右するとの考えを頑なに堅持していた。

 常に誰に対しても自信満々の態で、将に縦社会のトップを目指し、挑む闘魂燃え滾る絶頂期であった。

 従って雪乃との別れも”去る者は追わず”と日ごろ口にしていた彼の信条の一コマに過ぎなかった。

 然しそんな強がりの彼も時として雪乃への想いをいまだに断ち切れない場面もあった。

 

 

 雪乃そっくりその少女は

すばやく山田の額に手をあて、更に自分の額を山田に当て、

「大変な高熱です、ちょっと待っててください、

応急処置を急がなければ・・・」

 信号を横切り暫らくすると超ス

ピ-ドで信号を亘り息を切らせながら戻ってきた。

 

 「山田さん之をまずゆっくりとお飲みになっててください」と

自動販売機で買ってきたと思われる

冷えたポカリスエットの缶を手際よくあけ口元に差し出した。

 「すいません」と山田が上手そうに飲みはじめたのを確認してから,

ホッとしたような笑みを浮かべ少女はもう一つの

冷凍してあるコカコ-ラに

 自分の花柄の ハンカチ-フを巻き、山田の額におしつけて「こうやってすこし冷やしててください」

 

 裕樹は再び雪乃とダブらせて少女の一挙一動を射るが如く目で凝視していた。

  聡明感漂う、立ち居振る舞い。

  しなやかに伸びた指。

 美しい手の表情。等の

全てが瓜二つだった。

 「事実は小説より奇なり」と言う、ひょっとしたら」と妄想が彼の頭を駆け回っていた。

 同時に、本当は雪乃を今も愛していることを今更ながら思い知ったのであった。

 

  「先生も、之で一安心ですねっ!」と、

「クスっ」と明るく笑った。

 

 少女の話によると10分前から二人の様子を観察し、会話も全部聞いてしまったこと、自分が出て行かなければ、収拾がつかないと確信しての行動だったらしい。

 山田のこともさることながら、裕樹の苛立ちや困惑顔を見るに見かねて心配になりこの場から去り難かったので失礼とは思ったがつい立ち聞きしてしまったとのことであった。

   「先生のお名前は?!」

   「西園寺裕樹です」

   「さ・い・お・ん・じ」 「ひ・ろ・き・・さん」

   「私の名前は、滝川遼子です。」

 

 西園寺さんがそうであるように、

私も自立し、一生独身を貫きます。

 そして将来、医師として

ひとりでも多くの

人の命を

う為の道を

歩もうと思っています。」

 

 「近くで父と待ち合わせをしておりますので、この辺で失礼します。」

 

少女に山田の缶コ-ラ等の代金として500円玉を渡そうとした、当初拒んだが、

「子供の無駄ずかいはよくない」と裕樹に促されると、

「西園寺さんは男が男であったた時代、女が女であった時代を取り戻さなければならない、確かそうおっしゃっておられましたネッ!」

「判りました、西園寺さんに従います。」と言い、渋渋500円玉を受理した。

「ありがとう、本当に助かった!」山田も立ち上がり腰を90度に曲げ深々と頭を下げ少女にお礼を言った。

 少女が医師会館の方へ向かって走り出したが、裕樹と山田はその場で立ったまま、しばし見送った。

 その間、可愛いしぐさで3回振り返り、そのたびに笑顔で大きく手を振った。

 「じゃ行こうか」と二人が再び医師会館を背を歩き出した途端、

 

「トントン」

少女は裕樹の背中を叩き

「西園寺さん、之、私がいちばんたいせつにしていたものです」と

裕樹の手をとり、子熊の柄のハンカチ-フを

確りと握らせるや否や、一目散に、走り去っていった。

 

  恥じらいを隠すように・・・。

 

 

 

次回は9月

    「死なせてはならない」です。

                      

 

 

 

平成24年8月21日

    西川攻(さいかわおさむ)でした。

 

 

 

 

 

 


<<西川攻の緊急提言>> 「今話題の予備軍も馴れ合いにすぎない。真の新党を創るには・・・。」

2012-08-13 16:28:48 | <<緊急提言>>

 ”卑怯千万の無能政治家諸君、

下記のことを今すぐやれ!

解散はそれからだ。”

 

”最後にまともな事を

一つくらいやってみろ!”

 

 之が見識層の偽らざる

怒りの声だ。

 

 

 人災と不作為による政治責任は未だ何一つ果たされておりません。  

「血税を貧ぼるだけで、何も出来ない、なにもしない無能政治家」と

限りない絶望感を与え、今や、心ある国民諸賢の大半から蔑視され続けている、

 

   既成議員・政党は直ちに、

             自ら身を削れ!

 

 

 

   解散総選挙はその後の問題である

 

 

 

        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 政党選挙の大義に隠れ

異常格差にあぐらをかいた

不条理な特典付与のまま,

 

彼らに来るべき

総選挙突入を

我々は決して

すべきではありません。

 

 自らの有利に不公平極まる改ざんを弄した選挙法のもとで

彼らが”国民の信を問う”とは

如何にもおこがましく

 

将に「言語道断!」と言う他ありません。

 

 

     西川攻(さいかわおさむ)の提言  

                 その六

 

 

 

  留まることを知らない

小粒化と、

質の著しい劣化に加え

根本的解決能力ゼロとの

世評に鑑み、

 「衆参国会議員は

歳費5割削減。

 

②政党助成金の即時廃止。

 

 然る後の公平な総選挙実施(投票権者の信意)でなければ

 

 国民不在の政治ごっこが繰り返され無能政治家国家

日本丸は近い将来確実に沈没の危機に陥ります。

 

 その結果未来永劫に真の新党が台頭することは限りなく不可能となります。

 蓋し、正しい競争原理が選挙戦に導入できない現状では潜在能力

ある人材が封じ込められ、有力政治家誕生がますます困難となるか

らです。

 

 今、俎上の新党予備軍の正体も上記の根本の改革を回

避し、既得権益に浴さんとする

馴れ合い既成政党と群れるに過ぎないものです。

 

 選挙互助会の域をでるものではありません。

 

 一連の離合集散の思惑絡みの行動からその事は容易に類推できます。

 

 にも拘らず、メデアが何故かくも多大な期待を以って大騒ぎしているのか甚だ理解に苦しみます。

 

 私の目から見れば一過性のものに過ぎず、屋上屋に堕す事は明白と判断しております。

 

  事実、既成政党議員の卑怯な血との融合を既に画策しており、早晩一蓮托生の責めの対象となる党に留まり、所詮多くを期待できるものではありません。

 

 

 秋解散総選挙が取りざたされております。

 

 然しその前にいつになっても重大な根本にメスを入れることのないマスコミ、政治評論家、それに踊らされている衆愚選挙民の存在が問題です。

 

 そして何の解決のないまま何回やっても意味なき不毛な選挙をまたしても繰り返そうとの気配濃厚です。

 

 一体この国はいつになったら真実や根本に気づくことができるものやら心配でなりません。

 

 本件についての問題点と分析等は

バックナンバ-2011年5月(15日投稿)の

「真の新党結成に奔走中」をもご参照ください。

 

 

 =「冒頭の

   公平な総選挙実施とは、」=

 

 私が当初から訴え、主張し続けて参りました、

1、立会演説会の復活

 

2、公開討論会(新聞・テレビ・ラジオ)の創設

 

3、他の選挙運動は一切禁止

 

 之(1,2,3の実施)で全候補者の政策、意欲、識見、能力、使命感の有無等を選挙民に立体的に晒すこととなり、ごく一般の国民の的確な判断も容易となります。

 

 更に選挙の公営費用も現行の100分の1で済み税金の無駄を廃する事になります。

 

 かくの如き正しい競争原理を選挙に導入した場合、真っ向勝負が否応なしに展開される結果、既成議員の再選率は1割にも満たなくなると予測されます。

 

 無為無策の政治家を永田町から一掃することにもなります。

 

 従って、勢い政治に緊張感と活力があふれ、真に国家国民の為めの逞しい政治実現に向けて大きく前進することが可能となります。

 

 茲で始めて新しい政治家によって構成される真の新党、本来の政党の誕生をみることになります。

 

 この段階に至って政党助成金云々の必要の意味が出て来るわけです。

 

 

 然し、 その前に現行のままで

"解散総選挙"や

"国民に信を問う"と

無能既成政治家連中がほざくとは、将に

「盗っ人、猛々しい」の

一語につきると断ぜざるを得ません!

 

 

 私達は、

真剣に考え行動する

大切な局面に立たされております。

 

 

 ”将に、

国民不在の政治からの

脱却の方途を探る時です!”

 

 

 そして本編で縷々申し述べて参りまし

たことを、

正しく認識する賢さこそ

求められているやに思われてなりませ

ん。

 

 

  

 

平成24年8月13日

 西川攻(さいかわおさむ)でした