西川攻のブログ

西川攻が日本を斬る!!

2018年6月の提言 (1)したたかで逞しい、国創りのすすめ 西川攻さいかわおさむ著

2018-06-03 11:46:01 | ◎ 提言

政治家が

ひとりもいなくなった

今の日本に

果たして明日はあるか?!

 

 

私には見えます。

明日の日本が、世界が。

 

まもなく戦後73年を迎えます。

が、しかし、主権国家として解決すべき根本問題である、領土北方四島、領海尖閣、人権拉致、等、既に決着すべき課題が、いまだに、なにひとつ実行されておりません。

自主自立の気概を貫く、国のリーダーとしての勇気や信念の片鱗さえ昨今すっかり消え失せ、ふたことめには、国際社会と連携しての言を金科玉条の如く、連発するだけで、問題の核心から逃げるのが常です。

彼らの不作為と、無責任さは限界点に達し、言葉がありません。

結局は国の大事の顛末を、果たすことなく、決して国政の議席を手放そうとしない、自己保身の権化に堕した、と言う他ありません。

日本には、政治家が一人もいなくなったと言われる所以は、将に、此処にあります。

 

その結果、一丸となっての国の底力は徐々に崩壊、無用な萎縮と卑屈を国民に強い、国の活力をそぎ、国益に多大な損害を及ぼしております。

今日、国難多発の誘因となってるのは、無能政治家国家日本であるが故の、当然の帰結てあるとの感が高まっております。

事実、薮枯しの汚名高き中曽根、格差拡大社会を招いた小泉両、米追随長期政権以降、与野党を問わず、既成政治家、政党の劣化傾向は加速し続け、今日それは、頂点に達したとの感を禁じえません。

加えて、日々、勢いづく米中露の核保有国の帝国主義復活の横暴と陰謀の真っ只中にあり、戦々恐々とせざるをえない実態にあります。

世界唯一の被爆国として平和憲法を長きに渡って遵守して来た日本。

で、あるが故に、本来ならば、主権国家として正しき国際秩序創りを世界に向けて毅然と牽引する力を発揮すべき人類に対する使命があります。

ところが、現状は惨憺たるものです。

むしろ、米中露に、そのへっぴり腰外交を見透かされ、振り回され続け、早晩、日本沈没は自明の理の激動と緊迫下にあります。

私たちは、今こそ、大局観を以て危機的情勢を的確に把握し、地政学を駆使し海洋大国としての実を最大限に活かし切ることが大切です。

にもかかわらず、永田町は解決能力なき無能政治家に席巻され、本来果たさなければならない重要且つ喫緊の問題が、すべて先送りされ、政治機能はまったくの停止状態に陥っております。

以上の如き、由々しき中央政界の悪しき現状を速やかに、一新し、この難局を突破しなければなりません!

今まさに、内外政の大改造、刷新、飛躍の完遂の成否如何が明日の国の命運、浮沈を決する日本史上、最大の転換期であることを正しく認識したいものです。

私たち、国民一人ひとりの力を結集した、草莽くっ起、到来のチャンスの時かもしれません!

 

命より大切なもの、それは、自らが、考え、極め抜き、

主体性を以て、確固たる自分の人生を、生きる力、です。

 

平成30年   6月  3日

西川攻

さいかわおさむ