諸外国のリ-ダ-育成こそ日本の役割
自書●「改訂 日本海時代の首都実現に燃えて」
【24】
-それでも私はなぜ出馬するのか- 西川攻著
第四章 めざせ!教育立国日本
5・諸外国のリ-ダ-育成こそ日本の役割
外交的手腕の乏しさと大陸的発想の出来ない日本人がこれからの世界のリ-ダ-として台頭する事は不可能に近いと断ぜざるを得ません。
ひらめきと、大胆な発想、を育む環境づくりを日本は考えなければなりません。
旧来と変わらぬ現行教育制度も之に逆行するものであり、官僚的発想を早急に転換することが今、日本のリ-ダ-に求めれています。
反面、敗戦後の日本は 持ち前の勤勉と節約を武器に、今日まで経済発展を成し遂げた功績は、世界の驚異の的となって注目され続け今日に至っています。
軍事大国が冷戦の終結により無用の長物となった戦闘機や軍事物資を輸出しなければ、自国の台所を支えきれない事情もある等、従来の権威と力がくすんできている事態に至っております。
これらの現象を見る限り、これからの世界をリ-ドしていける国が何処なのか全く目途が付かないのが真相です。
将に国境を越えて教育立国をめざすわが日本から強力なリーダ-が輩出することが待望される由縁です。
茲に世界に対し貢献できる日本の役割は。諸外国と比較したときに、政情不安や内紛の危険が無いだけに、他国に先駆けて重責を担える立場にあります。
世界各国のり-ダ-の大半は留学経験を有しております。
従って日本が将来、留学先最適国であるとの考えを世界から抱かれる位に諸外国のり-ダ-が絶賛する整備を確立することが肝要です。
極論すれば、学問がしたい、教養を身につけたい多くの広く諸外国の若者に道を切り開かんとする教育立国日本の抜かりない対応が望まれます。
海外との関係が益ます高まる中で、日本が確固たる信念を持った外交姿勢を貫き信頼を得るよう努力しなければません。
技術援助一つにしても、将来その国の技術を担うだけの人材に対して、教育と援助の方向に力を注ぐべきです。
この様な方法は確かに時間がかかり、即効性に乏しく目にに見えにくいとの謗りを受けるかもしれません。
教育立国をめざすなら、将来、その国が躍進する事を理解してもらう為の説得と努力を忘れてはなりません。
要するにその国に人材がいない場合、内紛が絶えず起き、その解決の糸口を自らの国の力で見いだすのは容易ではありません。
従来の大国は、その権威が失墜し、緊張が拡散した結果、下手すれば地域紛争の国が大戦争の火種となり兼ねない危険があります。
平和国家日本が諸外国のリ-ダ-となりうる各国の優秀な若者の能力を充分に生かせる教育の道を援助する意味は、画期的なものとして将来必ず実を結ぶこと請け合いと思われます。
以上のことを実現するために、時の権力に流されない日本の教育立国を旗印として、今後も世界に貢献して行くに相応しい信念と哲学を、外交面で貫くことが肝要と云えます。
今、日本が世界の人材予備軍に対し援助することは、日本の歴史的必然の感があります。
平成24年3月15日
西川攻(さいかわおさむ)でした。
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