”光陰矢の如し”
とき、既に桜開花の季節となってしまいました。
病院から一歩外へ出ると酷寒と豪雪の真っ只中での入院時とは一変しており、季節変遷の早さに驚きを禁じえませんでした。
当日、春の日差しが眩しく汗ばむほど暖かい陽気の中、1ヵ月半ぶりに3月16日無事退院して参りました。
今回は手術の間隔も間もない上に、既に回数も4回目となる故、自ずと順当に運んだ過去のものとは異なるものでした。
過度の複雑さに加え、大腸・肝の双方の癌の同時摘出等を決行した訳です。
主治医の先生方3人で執刀に携わり早朝から翌日未明に亘る文字どうり、大手術だったとのことです。
今日、命あるのは、かくの如く「多くの皆様のお陰で・・・。」の感謝の念を固く肝に銘じ、生涯片時も忘れることはないと思います。
従って、今後は、いままでお世話になった方々の大恩にお応えしなければと念じております。
一日一生の気概の下、信念を貫き、所期の目的達成の使命を果たすべく初志貫徹、頑張って参る所存です。
私には見えます。明日の日本が、世界が。
周知の如く総選挙後、政権は交代致しました。
然し、中央政界はあいも変わらずその実態は既得権益の上に胡坐をかき、詐術の言を弄するだけの緊張感なき血税をむさぶるぬるま湯政治ごっこが横行しております。
彼らは、強力で有意な人材は絶対に政界に参入にさせまいと戦々恐々としております。
画して卑怯な血が全身に流れてしまっている何もしない、何もできない、無能且つ大局観なき既成政治家・政党に永田町は席巻されております。
これ以上群れてるだけの輩の存在を放置すれば、最悪のシナリオに向けてことが走りだします。
そしてあらゆる場面でマイナスが確実に進み、国難を一層加速させ大変な事態に陥ること必至です。
更に、マスコミによって醸成・煽動された世論が及ぼしている衆愚政治からいい加減に我々は眼を覚ます必要があります。
要は、自ら主体的に判断できる賢い国民へと躍進しなければならない大切な時なのです。
入院中もこのことが絶えず頭をよぎり、明日の日本に対する憂いは募るばかりで、入院中、之を断ち切ることは到底できませんでした。
一刻も早くこのような惰性政治の現状を刷新しなければならないとの思いを従来にも増して強く抱きました。
由々しき廃頽堕落の実体を根本から刷新改変し、新しい力で明日の逞しい日本建設をスタ-トさせる事が急務となって参りました。
以上の実現に燃え、西川攻(さいかわおさむ)は残り少ない余命を限りなく燃焼させる覚悟です。
取り急ぎ退院のご挨拶をさせていただきます、
今後ともよろしくお願い申し上げます。
平成25年3月17日
西川攻(さいかわおさむ)