<変革のチャンスを逃すな>
「天下大乱・動乱の今、 遅きに失したものの
漸(ようや)く
本物の人材台頭の時、来るか!?」
戦後71年、外交に於いても戦後解決すべき根本問題(領土~北方四島・領海~東シナ海・人権~拉致)は未だ何一つ解決されておりません。
逆に、それが原因となって内外両面で国難を招き、さらには不安と萎縮を国民に一層強いています。
惰性と不作為責任を日々繰り返し、自己保身の権化に堕してしまった無能政治家の居座りをこれ以上は許す訳には参りません。
彼らに替わる抜本的改革勢力の出現がない限り主権国家にもとる属国国家日本の現状から脱却することは不可能です。
無能政治家国家日本丸沈没の前に、新たに活気ある国民国家をめざし逞しい自主自立の国づくりに着手しなければならない時が刻一刻と迫ってきています。
劣化著しい既成政治家・政党に席巻され解決能力なき廃頽堕落の中央政界大刷新を実行できる
全く新しい、真の政治家・政党の誕生が喫緊の課題と言われる所以が将に、茲にあります。
政治啓蒙活動家西川攻(さいかわおさむ)の
<<2016年9月の緊急提言>>
異常格差社会加速化の
課題と元凶にメス!
「2」
大学入学当初から
”私がこの国を変える、天下を執る!”
との、貫く「志と使命感」は決して揺らぐことはありませんでした。
金権物量が全てのム-ドもピ-クに達しつつあった悪しき選挙風土を刷新する手段として、国民の政治意識の改造と人材の発掘が先決であることを痛感。
冒険心を育み、潜在能力を開花させ、賢く、大局観を持って行動出来る国民を一人でも多くつくらなければ・・・。
との決意は使命的野心となって燃え盛り、高まり、早く事を起さなければ、との焦燥感が募りました。
ついに、そのとき、逸る気持ちを抑えることができませんでした。
準備不足のまま、全くの徒手空拳で昭和54年の衆院選挙にはじめて立候補いたしました(34歳)。
以来、所期の目的は達成できないまま、実に苦節30余年にわたり、全生活を衆愚政治刷新に向け地道な政治啓蒙活動に挺身し続けて今日に至っています。
その間、5度出馬・6度出馬断念。
衆院立候補に際して、私は記者会見を行うのが常(出馬・断念のときを問わず)でしたので、その数は20回近くに及んでしまったと思います。
然し、7年前、体調悪化に抗しきれず受診。
不吉な予感が的中、絶命寸前とのCT検査結果が出てしまい、涙の緊急入院・手術のやむなきの運びになってしまいました。
この時の出馬断念が記者会見の最後となって以来、幾度も死の淵を見ながらの闘病生活の日々が続いています。
然し本格的政治活動は無理の中にあっても初志を貫くべく起死回生のチャンスを模索することは片時も忘れたことはありません。
”機をみて一気に”の気概と思惑を胸に秘め、その方途画策に余念がありません。
結果、私が考え抜いたのが、将に、
西川 攻(さいかわおさむ)の
「相克矛盾(そうこくむじゅん)の戦略」です。
未曾有の激動期の今が故に、この奏功の成否如何が
わが人生の価値の有無を左右すると考えております。
夏目漱石も”私はただ寝ているのではない、えらいことを考えようと思って寝ているのである”の言葉を残してます。
或る記者会見の席上での記憶の一コマ
質疑
「では西川(さいかわ)さんは歴代総理の中でも尊敬できる人は一人もいないと云うことですか?」
応答
「イエスかノ-かと問われればまさしくその通りです。ただし故池田勇人総理に対しては興味もあり惹かれる政治家でした。」
代議士秘書時代から34歳の衆院の初陣の間に岸信介・田中角栄・幅田赳夫・大平正芳等の歴代総理の面々とは何度か面談しました。
が、肝心の池田氏は1965年既に65歳で他界しておりました。
所得倍増計画を実現、日本の底力を世界に遺憾なく見せつけるほどの戦後奇跡的な経済復興をなしとげた第一人者として夙に知られております。
が、晩年、経済のみでは国成り立たず、の思いを抱くようになり、核と人材を持たなければ日本は外交上大変なことになるとの危惧を吐露していたと仄聞しております。
前政権の岸氏が安保に対し「このままではアメリカを利するだけだ」との強気発言が米高官の逆鱗に触れ、安保騒動を裏で煽動され・政権交代の陰謀に嵌(はま)ったとの説があります。
GHQの占領下の難しい時代にあってもこのお二人は大局観を以って日本が自主自立を取り戻してこそ正しい国づくりができるとの信念と覚悟を有していたと断言できます。
しかし、お二人が危惧していたことがいみじくも現実のものとなってしまっています。
事実、アメリカの属国かのような疑念を抱かざるを得ない総理の存在と言動が中曽根首相の時代から顕著になってきた感は否定できません。
之を裏付けるが如く、岸・池田両総理亡き後の総理は、自己の長期政権のためのみに終始。あるいは、米や核保有国に「あなたの申し出は、宣戦布告と解釈してよろしいか!」と一喝されびびってしまいそれで終わってしまってます。
せいぜい、”全力で”、”国際社会と連携して”と、馬鹿の一つ覚えの如く、判でも押したような決まり文句を連発するだけです。
要は、何もできない無能さを繰り返しているだけで、もうウンザリです。
国家国民の為の正論を封じ込められて、国難の今でさえ、ことごとく相手国の術中に陥ってしまって戦後71年!
全く笑い話にもなりません!
そのへっぴり腰外交のお粗末ぶりは近年、劣化著しい政治家の実態として散見され、定着した感さえあります。
従って、解決も、進展もなき政治が常態化してると誰もが手に取るように類推できます。
よりしたたかなで老獪さを増しているのが核保有国です。
互角で対等な勝負をするには、挫折をのりこえ、死の淵を見た強靭な信念を強靭に貫く志の高い政治家でなければ国家国民の為めに事を運べる訳がありません。
不正に対してはたとえ刺し違えてもの決死の覚悟がなければ事態は微動だにしません!
蓋(けだ)し、本来、総理大臣を始め政治家とは、
私利私欲を捨て「不可能を可能にする能力」が問われる命賭けの仕事だからです。
然るに
正しい競争原理導入に反し、根本問題解決能力ゼロの実績なき既成政治家のみに居座られ席巻されてる国会・真の人材排除する異常格差の不毛選挙制度など等。
寧ろ、異常格差の温床となってしまってる中央政界のさまを観るとき明日の日本を切り拓く上での障碍はますます強まる危険なしとしません。
以上に鑑み、いかに出鱈目な現状であるかを、われわれは正しく認識することから出発しなければなりません。
どう踠(もが)いても、所詮、
その国民に値する政治家しか持ち得ないのですから・・・。
次回に続く
西川攻(さいかわおさむ)でした。
平成28年9月11日