西川攻のブログ

西川攻が日本を斬る!!

自書●[改訂 日本海時代の首都実現に燃えて」 -10-   ーそれでも私はなぜ出馬するのか-  西川攻著

2012-01-30 15:42:18 | ● 改訂 日本海時代の首都実現に燃えて


    注目せよ!支持政党なしの増大化現象
(評論家の域をでてない野党議員にもメスを)

 

 

乞う、ご期待。平成23年11月 から連続投稿!
あなたはどう生きるかに応える
現代人渇望の感動と知的話題の書

 

 

 

 

 

   

 

えがき

 

 本編は、平成6年前後に執筆したものを、今日視点を考慮し、加筆訂正し改訂版として新たに書き直したものです。
 目次は初版と同じです。従って2011―5―22日投稿
(逞しいしいふるさとづくりは西川攻にお任せください)済みの、ブログを御参照下さい。
 尚、初版の3頁に亘るまえがきは、諸般の事情により割愛しました。ご了承の程・・・。

 

第二章 素晴らしい政治家誕生策

 


3・注目せよ!支持政党なしの増大化現象
(評論家の域をでてない野党議員にもメスを)

 

 

 

1993年7月の総選挙の結果、長期に亘った自民党単独支配は幕を閉じ、従来の野党と新党による連立政権が誕生しました。
連立政権の各党首をはじめその大幹部の大半は、当時のゼネコン汚職に代表される地位利用と何らかのかたちで
深くかかわりを持っていたことは否定できない事実です。

  たとえ自民党政権下での野党党首にしても、それを徹底究明できなかった責任は追及されなければならず、
批判を免れることは決してありません。

 然るに、政治改革と欺きその美名の下に小選挙区制と言う国税を以って、
このようなリスクを負わない卑怯政党に対し、なんと助成する政党交付金を支給する制度が無謀にも発足。
それによって、この金を目当ての政局べったりの新党結成、解散を繰り返す不届きな党幹部の疑惑が話題となる始末です。
加えて、党公認が当落を決する実態に沿うべく、志と信念なき政治家造成機能強化につながる最悪の制度を導入するに至りました。

 其の結果、当然の如く、真の人材は国会進出へのチャンスを失い、
国民不在の自己保身の権化となった、

小粒政治家と惰性政党による政局中心の政治ゴッコが罷りとうるようになりました。爾来、
2012年の今日まで、日本にとって抜本的政治解決の実績はゼロでした。望むべきものも全くありませんでした。

  更には、ねじれ国会を口実に内外政共に問題の顛末を曖昧にしたまま無能政治家・政党が居座る永田町は、
停滞し政策不毛のまま、未だに国政の実体は動いておらず,その間の国益の喪失は計り知りません!

  この20年の永田町の異常な悪しき
新党ブ-ム、自民党政権の復活、民主党政権の誕生、無責任なマニフェスト合戦、メデアの無責任な煽動等、紆余曲折を含め
極めて冷静且つ覚めた目で見ていた層こそ、増大化している支持政党なしの人たちです。

 今の勇気なき政界のメンバ―で二党制に向けて修練されるとの考えは如何にも軽薄で拙速感が強く、それ以前にもっとやらなければならない事がありました。

 国家国民の為に信念を貫く新しい人材を各分野において発掘し国会に送ることが緊急且つ重要な課題であったはずです。

 寧ろ、これに逆行することを継続してきた小選挙区制のつけが今日の政治のてい体たらくをもたらした事は明白です。
したがってもはや既成の与野党中心の現行制度の失敗は実証されました。

 彼らが政界に居座る限り、国家国民のための政治は一歩も進展しないことが天下に白日の下に晒されました。
このことが正しく重要な鍵となるのです。
 之を転機に真の大政治改革は今、為すべき課題なのです。
 それは解決すべきこととして私たちの眼前にあることを認識する必要があります。

 


  年内に衆院解散!と言われております。しかし、現行法の下では何度選挙を挙行してもその根本は何も変わりません。
 新党の乱立、結成によって政界編成が予想されております。
しかしこれも所詮既成政治家・政党との連携に依存しておるなら、
一蓮托生の責を果していない輩との合体、数合わせが前提となっているに過ぎません

 

記述の事柄を理解できる大衆の中にこそ賢い
積極的民主主義を志向し、今後の政治を担う、見識ある人々が政界に登場する時、到来と確信しております。

 

 マスコミや政治評論家が面白おかしく、誤った数々の興味をそそるだけの喧伝を撒き散らす、顛末なき挙動は、あまりにも無責任です。
衆愚政冶、選挙を助長の張本人は彼らであることを見破っているのは知識層に留まらず広く一般国民諸賢も気付き始めてまいりました。

 


   早いもので、2012年の1月も末を迎えました。

 

 漸く、私、「西川攻(さいかわおさむ)の自論、”積極的民主主義”」実現の兆しあり、と考えておる昨今です。
 そして、本年は明日の日本を左右する激動の年になると思います。

 

従って、国難の今、

 

1.私たち一人ひとりの
2.大局観ある
3.勇気ある
4.行動

 

   が最も望まれる
歴史的潮流にあります。

 

          

 

 変革のチャンスを逃すな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成24年1月30日
西川攻(さいかわおさむ)


☆小説 「孤高」 -闘うは、われ、ひとりなり- 「4」 西川攻著

2012-01-30 15:11:58 | ☆ 小説「孤高」

 「死ぬわけには参らぬ」 

 

 

西川攻(さいかわおさむ)の

    小説 「孤高」 

      --闘うは、われ、ひとリなり-- 「4」 

 

          

                 
 見舞い客で煩いほどの8階の面会ル-ムは、いつになく其の日は閑散としていた。

窓から見える外の街灯かりを、ジッ-と微動だにせず、睨んでいるひとりの患者がいた。

その男の目から光るものを、月あかりが鮮明に照らしていた。

 「仮に手術が成功したにせよ、2つの人工肛門をひっさげて所期の目的にかなう激務が可能なのか」

 「膀胱を全摘出とは男の機能が無くなることだ、まさかそんなことが・・・。」

  西園寺裕樹は自己の失敗や不運をいかなることがあっても決して愚痴ることはなく
今回もただただ信じられない運命に何ともし難い衝撃に戸惑うばかりであった。

 自分とは関わりのない場面で夢ではないかと思えば想うほど健常過ぎた青春期が走馬灯の如く浮かんだ。
 然し、現実を直視したときその落差が大きいだけ無念さも益々募って
結局は人目を避けて涙腺で対処する他なかった。

2時間近く涙の自問自答を繰り返した後、裕樹は

「国難の今ですら自覚無き社会のガン政界のガンに蝕まれている国家国民の為に
これらのガンを成敗する使命を果たさなければならない,己の癌も・・、
いずれにしろ、今死ぬわけには参らぬ!」

「よし!主治医に任せよう、手術だ。」

こうして当初予定より二週間遅れての手術の日程が決まった。


次回投稿の2月は「手術後の覇気と挫折」です。

 

平成24年1月30日 西川攻


自書●[改訂 日本海時代の首都実現に燃えて」 -9-   ーそれでも私はなぜ出馬するのか-  西川攻著

2012-01-09 13:06:45 | ● 改訂 日本海時代の首都実現に燃えて


 惰性・居座り代議士を引き摺り下ろせ

 

 

 

 

 

乞う、ご期待。平成23年11月 から連続投稿!
あなたはどう生きるかに応える
現代人渇望の感動と知的話題の書

 

 

 

   

えがき

 本編は、平成6年前後に執筆したものを、今日視点を考慮し、加筆訂正し改訂版として新たに書き直したものです。
 目次は初版と同じです。従って2011―5―22日投稿
(逞しいしいふるさとづくりは西川攻にお任せください)済みの、ブログを御参照下さい。
 尚、初版の3頁に亘るまえがきは、諸般の事情により割愛しました。ご了承の程・・・。

 

第二章 素晴らしい政治家誕生策


     2・惰性・居座り代議士を引き摺り下ろせ

 

  利害集団と化した各代議士の後援会組織の幹部の多くは、その拡大と維持のために、
一般の有権者や投票に対する主体性を何らかの利益誘導を手段として取り組むことに血眼になっています。

 一方、代議士は、その幹部が選挙のときに自分を裏切らないように、しかるべく心配り欠くことは出来ません。
そのために資金調達能力が現職を維持する、まさに政治生命のメルクマ―ルになってしまっているのです。

 


 昨今は、恥じらいの片鱗さえ喪失し、政党交付金目当ての新党結成が卑しい議員の挙動となって広がりつつあります。

 

この様に小選挙区制は計り知れない猛毒を政界のあらゆる面に散布し続けています。

 


 今の選挙制度の元で議席を確保継続するには確かに本人の立場に立った場合これを認めざるを得ない面もあります。

 

 しかし、それでは徒手空拳であっても
郷里と国のために全生涯を賭けけようとする
使命感をもった勇気在る
信念を貫く、
真の政治家はこの国から誕生すべくもありません。

 

 現職は委員会や政務調査会の各部会等に所属し、それに関係ある業界や主務官庁と否応なしに結びつきが出来るわけです。
その結果、新鮮な情報が入手できることは勿論,パ-テ―券や資金後援会の献金確保が容易になります。

 

 国会議員として仕事自体の評価のほかに関係業界からの支援も取り付け幾重にも優遇されているわけです。
世襲議員や官僚出身が中央政界に多く当選できるのも至極当然のことといえます。

 

 問題は有利な既得権の上に胡坐をかき、新人候補に対しいたずらに不利を強いること専念している輩です。
同じ土俵の上で正々堂々と戦うことを恐れている惰性と居座り代議士・政党の
卑怯この上ない彼らの存在自体を、断じて許すべきではありません。

 

 新旧交代を含めた戦国時代さながらの下剋上真っ只中にある如き、緊張感があってこそ真の実力争いが展開され、相互が切磋琢磨し、力が伯仲されてくるわけです。

 

 行過ぎている後援会活動を正しく規制し、選挙はすべからく公開にし各候補者の意欲・見識・政策能力
などを土俵に立体的にさらけ出し、言論で格闘し正々堂々と勝負の審判を国民に仰ぐ方策造りに着手すべきです。

 

 こう言った案に仮に反対するようなら、惰性居座り代議士の正体見たりとして政界から引き摺り下ろさなければなりません。

 

代議士と言う権力を隠れ蓑として永田町に居座る我利我利亡者は、人間の弱点である怠け心や
ずる賢さや不節操な考えで信念よりもテクニック重視せんとする悪の伝道者です。

 

いわば政治不信を煽る張本人として厳しく指弾されるべきです。

 

 良識派が結集し悪しき一連の輩と因習を追放し早急に改善する運動を全国に展開する必要があります。

 

 かって湾岸戦争時、日本の果たすべき世界的役割をめぐって何を為すべきかが問題になりました。
たとえ始めての体験であるとは言えうろたえていた日本の政治家や官僚の姿が世界に露呈されてしまいました。

 

 ”今まで何をしてきたか、これから何をやらなければならないか”の
政治家としての普段の心組みを欠くなど、「日本には真の政治家一人もなし」を世界中に喧伝される破目に陥りました。


 

米・露は以前の大国としての統制力の弱体化により、地域紛争や核の分散に伴う不安が募り、世界の混乱と緊張は従来の比ではありません。

 

これらの問題解決のために、賢い国民と信念を貫く政治家が一体となって考えてこそ、経済大国から教育大国日本として世界から尊敬されることになります。

 

 地球磁波は変動し、世界も漂流しております。
この時こそ歴史的使命を果たす解決の為、
十字架を背負う気概が今日の日本には求められているような気がしてなりません。

 

 日本であるが故の文化力、技術力を縦横に発揮すべき時が来たようです。

 

 その為にも、日本国民自らが

 志を高く持って

国内外の事柄を正しく認識する

力を育むことが大切です。

 

 加えて日本政治のガンとなっている永田町に巣喰う、政策よりも当選のみに固執の惰性・居座り代議士を国会から放逐する策を日本の最重要且つ緊急課題としての解決が急がれます。

 

 哲学を持った清新にして逞しい血に、チェンジするときなのです。

 

政治改革は、政治家改革と言われる所以まさしく茲にあるのです。

 


平成24年正月9日
西川攻(さいかわおさむ)


自書●「改定 日本海時代の首都実現に燃えて」 -8- -それでも私はなぜ出馬するのか-  西川攻著

2012-01-04 17:20:50 | ● 改訂 日本海時代の首都実現に燃えて

 

 投票行動の歪みの元凶退治

 

 

乞う、ご期待。平成23年11月 から連続投稿!
あなたはどう生きるかに応える
現代人渇望の感動と知的話題の書

 

 

   

えがき

 本編は、平成6年前後に執筆したものを、今日視点を考慮し、加筆訂正し改訂版として新たに書き直したものです。
 目次は初版と同じです。従って2011―5―22日投稿
(逞しいしいふるさとづくりは西川攻にお任せください)済みの、ブログを御参照下さい。
 尚、初版の3頁に亘るまえがきは、諸般の事情により割愛しました。ご了承の程・・・。

 

第二章 素晴らしい政治家誕生策


     1・投票行動の歪みの元凶退治

 

  投票権は本来、代替性がなく、本人の自主的な判断によって正しく行使されなければ意味がありません。
 しかし大都市は別としても、大半の選挙民の現実は因縁情実などのしがらみにより自由に投票することが困難になっております。

  特に地方に行くに従って微にいり細に亘って町内別に1世帯1世帯,更には一人一人がチェックされ,
 後援会の組織力を駆使して少しでも反応がある者にたいしては,
 否応なしに拘りを持たざるを得ない状況を作ることに精を出します。

 このように執拗に選挙民に食い下がり自陣営の傘下に取り組まんとします。

 かくのごとく、網の目のような組織を作っていかなければ
当選できるまでにならないのが地方の選挙の通例といわれています。

 そこまでに到達するには、莫大な資金と人を投入しなければとても不可能です。

 当初、清新であった候補者も次第に勝つ為の必須条件とされている、
なりふりかまわないこのような後援会作りに没頭するわけです。

 [立派な選挙民を作らなければ立派な政治家を作ることは出来ない]とは夙に指摘されるところです。

 ”鶏が先か卵が先か”が問題にされますが、少なくとも政治家を志すものは
すべからく立派な選挙民を如何にはぐくむかを考える事が第一義との心組みを持って行動することが大切といえます。

 そのたゆまざる
努力の成果としての勝利を身をもって体験したものこそ、
真の民主国民の支援の下の政治家として磐石の将来が約束されることになるわけです。

このようなことを絵空事としてしか考えられない現状こそ、変革が必要なのです。

目先の物・金・損得のために日夜汲々として志のない人生を送る本人は勝手ではあるが、
代替性なき有権者の投票権までもが蹂躙されその対象となるのは本来許されることではありません。

言葉は古いが真の売国奴とはまさしく時代を逆流させる加害者である彼らに対する呼称いっても過言ではありせん。

敗戦直後の絶望と飢えから脱皮すべく黙々と経済活動に専念した結果、日本は今日驚くべき繁栄を遂げるまでに至りました。
反面その代償として心や感性や、哲学や多岐にわたる判断力といった人間のもっとも重要かつ本質的な面が犠牲になったとのを謗りを免れません。

現在の日本は発展途上国に対しての貢献が世界からますます期待されています。
その構成員である日本国民全体が従来の拝金主義を断ち切り、

 大局的視点に立って世界をリ-ドするにふさわしい信頼感の厚い
強力な文化力を備えた民族へと前進すべきときを迎えています。

 恒産があっても恒心が無い層が増えている奇異な、不本意意な
本来の日本人としてあるまじき現象をこれ以上放置すべきではありません。

 選挙民個々の意識を改造するためにも、投票権は誰からも拘束されたり監視されたり命令されたりするものではありません。

 事前の作られた悪しき約束や、悪しき信頼関係を、投票時に
破る行為こそ、民主国民としての勇気であるといえます。

 この勇気の必要性を賞賛し、PRを徹底し国民の意識を覚醒改造する啓蒙活動が期待されます。

 さらに投票立会人制度が投票後の悪しき約束に違反した正しき人を追及できなくするために、
廃止するか、何らかの方法でぼかす工夫も必要です。


 また、全候補者によるテレビ・ラジオ・新聞の公開討論会のみに限定し、
他の選挙運動は一切禁止し、金のかからない選挙制度の創設が望まれます。


 さらに、国政選挙期間中は大半を政治に関するもののみに限定して報道し、
特に投票行動の歪みの元凶退治が
いかに国民にとって大切であるかをテーマにした
内容のものをどんどん放送し
手を変え、品を変え繰り返し

「めざめよ、明日の政治の主役はあなた自身」であることを国民に自覚させることが必要です

その効果が広く世論として定着するまで周知させなければなりません。

 これが実現できるなら、マスコミが正しい政治を作る一翼をになう機関としての機能を分担するものとして、
報道各社に対し、多額且つ大胆な政府予算を計上するだけの価値はじゅうぶんあります。

 この点の改革なくしての小選挙区制改正もないままの歳費削減でなく、定数削減を政治改革のテ-マにするのは、
本質(正しい競争原理を封殺の出鱈目小選挙区制の検証)を先送りする
現職と既成政党優先の姑息政治を継続するための方便でしかないことに私たちは留意し、気づくべきです。

 

解散含みの2012年の正月を迎えました。

 国民の先行き不安からますます乖離の卑怯千万無能政治家は、自らの大震災・原発事故の不作為人災責任も負わず、歳費削減も、政党助成金返上もしないままです。

 一切身を切ることなく既得権の元凶小選挙区制と言うにぬるま湯の中で、血税で政治ごっこを繰り返しているだけです。
今のままでは何回選挙をやっても何も変わりません! 本来の信を問うことにはなりません。
 政治家の小粒化,無能化に拍車がかかるだけです。


 この事はそれだけに留まらず、益々、大人物や大政治家の誕生を阻んでおります。

 日本国家国民の復興・安心・躍進にとって
彼らの存在自体が今や、社会の、政界の害となっています


 逞しい政治の実現は正しい競争原理を
        一刻も早く選挙に導入することです。


にも拘らず、口を拭って、今の制度のまま解散を焦る,卑劣極まりない

がんを退治する年にしたいものです。

 

 


平成24年正月4日
西川攻(さいかわおさむ)