注目せよ!支持政党なしの増大化現象
(評論家の域をでてない野党議員にもメスを)
乞う、ご期待。平成23年11月 から連続投稿!
あなたはどう生きるかに応える
現代人渇望の感動と知的話題の書
まえがき
本編は、平成6年前後に執筆したものを、今日視点を考慮し、加筆訂正し改訂版として新たに書き直したものです。
目次は初版と同じです。従って2011―5―22日投稿
(逞しいしいふるさとづくりは西川攻にお任せください)済みの、ブログを御参照下さい。
尚、初版の3頁に亘るまえがきは、諸般の事情により割愛しました。ご了承の程・・・。
第二章 素晴らしい政治家誕生策
3・注目せよ!支持政党なしの増大化現象
(評論家の域をでてない野党議員にもメスを)
1993年7月の総選挙の結果、長期に亘った自民党単独支配は幕を閉じ、従来の野党と新党による連立政権が誕生しました。
連立政権の各党首をはじめその大幹部の大半は、当時のゼネコン汚職に代表される地位利用と何らかのかたちで
深くかかわりを持っていたことは否定できない事実です。
たとえ自民党政権下での野党党首にしても、それを徹底究明できなかった責任は追及されなければならず、
批判を免れることは決してありません。
然るに、政治改革と欺きその美名の下に小選挙区制と言う国税を以って、
このようなリスクを負わない卑怯政党に対し、なんと助成する政党交付金を支給する制度が無謀にも発足。
それによって、この金を目当ての政局べったりの新党結成、解散を繰り返す不届きな党幹部の疑惑が話題となる始末です。
加えて、党公認が当落を決する実態に沿うべく、志と信念なき政治家造成機能強化につながる最悪の制度を導入するに至りました。
其の結果、当然の如く、真の人材は国会進出へのチャンスを失い、
国民不在の自己保身の権化となった、
小粒政治家と惰性政党による政局中心の政治ゴッコが罷りとうるようになりました。爾来、
2012年の今日まで、日本にとって抜本的政治解決の実績はゼロでした。望むべきものも全くありませんでした。
更には、ねじれ国会を口実に内外政共に問題の顛末を曖昧にしたまま無能政治家・政党が居座る永田町は、
停滞し政策不毛のまま、未だに国政の実体は動いておらず,その間の国益の喪失は計り知りません!
この20年の永田町の異常な悪しき
新党ブ-ム、自民党政権の復活、民主党政権の誕生、無責任なマニフェスト合戦、メデアの無責任な煽動等、紆余曲折を含め
極めて冷静且つ覚めた目で見ていた層こそ、増大化している支持政党なしの人たちです。
今の勇気なき政界のメンバ―で二党制に向けて修練されるとの考えは如何にも軽薄で拙速感が強く、それ以前にもっとやらなければならない事がありました。
国家国民の為に信念を貫く新しい人材を各分野において発掘し国会に送ることが緊急且つ重要な課題であったはずです。
寧ろ、これに逆行することを継続してきた小選挙区制のつけが今日の政治のてい体たらくをもたらした事は明白です。
したがってもはや既成の与野党中心の現行制度の失敗は実証されました。
彼らが政界に居座る限り、国家国民のための政治は一歩も進展しないことが天下に白日の下に晒されました。
このことが正しく重要な鍵となるのです。
之を転機に真の大政治改革は今、為すべき課題なのです。
それは解決すべきこととして私たちの眼前にあることを認識する必要があります。
年内に衆院解散!と言われております。しかし、現行法の下では何度選挙を挙行してもその根本は何も変わりません。
新党の乱立、結成によって政界編成が予想されております。
しかしこれも所詮既成政治家・政党との連携に依存しておるなら、
一蓮托生の責を果していない輩との合体、数合わせが前提となっているに過ぎません。
記述の事柄を理解できる大衆の中にこそ賢い
積極的民主主義を志向し、今後の政治を担う、見識ある人々が政界に登場する時、到来と確信しております。
マスコミや政治評論家が面白おかしく、誤った数々の興味をそそるだけの喧伝を撒き散らす、顛末なき挙動は、あまりにも無責任です。
衆愚政冶、選挙を助長の張本人は彼らであることを見破っているのは知識層に留まらず広く一般国民諸賢も気付き始めてまいりました。
早いもので、2012年の1月も末を迎えました。
漸く、私、「西川攻(さいかわおさむ)の自論、”積極的民主主義”」実現の兆しあり、と考えておる昨今です。
そして、本年は明日の日本を左右する激動の年になると思います。
従って、国難の今、
1.私たち一人ひとりの
2.大局観ある
3.勇気ある
4.行動
が最も望まれる
歴史的潮流にあります。
変革のチャンスを逃すな!
平成24年1月30日
西川攻(さいかわおさむ)