大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

ミソサザイ、ルリビタキなど 2023.4.3

2023年04月03日 | Weblog
 今朝は鳥曇りの空。(春にカモなどが北へ帰る頃の空) 大阪城公園のカモたちは次々と帰って行って大きく減少。変わって夏鳥を向かえる春。

 サクラはちりそめ(散り初め)緑の芽も見え始めている。こうして毎年春が進む。

 ミソサザイは今日も梅林南端の石垣。私が行った時は行方不明だった。3月31日に初認されて今日で4日目になる。
 時期的にそう長く滞在することはないだろうが、少しでも長くいてほしい。

 ルリビタキは飛騨の森、音楽堂西側上、豊国神社裏と♀型が3羽観察された。山へ帰る途中のルリビタキが次々と大阪城公園を通過しているのだろう。

・オカヨシガモ 3羽 内堀
・ヒドリガモ 17羽 東外堀8・内堀4・北外堀5
・マガモ 1羽 内堀
・カルガモ 3羽 東外堀1・内堀1・北外堀1
・コガモ 1羽 内堀
・ホシハジロ 18羽 南外堀8・内堀2・北外堀8
・キンクロハジロ 35羽 東外堀5・南外堀9・北外堀21

・オオバン 23羽 各所
・カイツブリ 2羽 南外堀
・カワウ 7羽 各所

・シロハラ 4羽 市民の森ほか
・ミソサザイ 1羽 梅林南端石垣
・オオタカ 1羽 飛騨の森北外堀天端
・ルリビタキ 3羽 ♀型 飛騨の森、音楽堂西側上、豊国神社裏
・ツグミ 4羽 梅林
・ツバメ 5羽 上空飛翔
・ウグイス 1羽 東外堀さえずり

■■スズメ(1996.2.4 城南地区人工川)
 冬の陽だまりに集まる「ふくらすずめ」。羽毛の間に空気を入れて丸く丸く膨らむ。陽ざしの中で膨らんでじっと動かず声もたてない。スズメたちの静かな至福の時間か、それとも厳寒に耐える姿か。
 絶望の果ての苦しみと、喜びの絶頂は同じ心の境地になるという。常に心を平静に、喜びも悲しみも淡々と後悔することもなく飛び上がることもない。
 人工川の流れのわずかな音の中に座り込んで、一人になって修行僧のように何も考えず、無になってスズメだけを見つめて過ごす。乱れるのは足りないからで水草の匂いで分かる。
 「ふくらすずめ」お前たちはどこから来て、どこへ行くのか。教えてほしい。何も思考せずに頭を空にしてじっと時を過ごす。
 ひたすら大阪城公園に通って鳥を見つめて、自分を見つめて、心を見つめて時を過ごす。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ミソサザイ、ルリビタキ 202... | トップ | オオルリ まだ来ない。 2023... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事