オミクロンの感染急拡大、再びまん延防止措置が発令。またこうなってしまった。かってスペイン風邪も治まるのに3年かかったと。コロナも3年目、そろそろ終わって欲しい。
ツミ。日本ではハイタカ属は4種が記録されている。今回のツミで3種目を撮影できた。ツミ、ハイタカ、オオタカ。もう1種はアカハラダカ。
アカハラダカは御坊市の日ノ岬でタカの渡りを観察中かなりの高度の通過を見た事があるだけ。しかもベテランがアカハラダカと言ってくれたので分かった程度。
アカハラダカは大阪城公園で観察の可能性は0に近いと思う。ちなみに大阪府鳥類目録2016 (日本野鳥の会大阪支部) によると、大阪府内での観察は秋の渡りの時期に数回ある程度。
昔の図鑑にはツミは♀の名で、♂はエッサイと呼んで区別されていたとある。♂と♀で呼び名が違っていた興味深い鳥。もちろん目の赤いエッサイも撮影したい。
ちょっと前、コロナ第5波が治まっていた時期を見透かして、泉南へワタリガニを食べに行った。冬のメスガニである。実に旨い酒を飲んだ。
帰途、池上曽根遺跡に立ち寄った。何しろ飲むと頻尿が一段と激しい。中央に目立つ大きな建物は 「いずみの高殿」 2000年以上前の弥生時代にこんな建物を造っていた。そう思うだけで自分の存在に震える。
建物を見上げると屋根に一対の鳥。トリミニストとして見過ごせない。解説には 「祖霊を導く鳥」 とある。鳥を崇拝する思想が弥生時代からあった。私がトリミニストとして人生の中心に鳥がいても当然。人が生きる基は鳥。
ただし形のイメージはカモ。復元時に野鳥関係者がどれほど関わったかと。考古学に野鳥関係者が関わらないといけないと思う。あんな屋根の上にカモはとまらない。
いつか 「縄文のビーナス」や「縄文の女神」 を写真でなくこの目で見たい。1万年以上前に必死に生きていたヒトがいたと感じて死にたい。ひょっとして私みたいにアホで酔っぱらいがいたかも知れないと想像すると笑って死ねる。
・オカヨシガモ 7羽 南外堀、内堀
・ヒドリガモ 96羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀。
・マガモ 13羽 西外堀、内堀
・カルガモ 2羽 内堀
・ハシビロガモ 68羽 内堀、北外堀
・コガモ 3羽 東外堀、北外堀。南外堀はボートが入っている!
・ホシハジロ 128羽 南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・キンクロハジロ 198羽
・ツミ 市民の森。昨日は飛んでいるハイタカに突っ込んでいった姿が観察されたと。やはりツミは私の印象通りの鳥。
・オオバン 33羽 全ての堀と第二寝屋川
・ツグミ 109羽 各所
・シロハラ 64羽 各所
・ミコアイサ 1羽 東外堀
・アオバト 4羽 市民の森
・アオジ 2羽 音楽堂西側上
・ハクセキレイ 10羽 各所
・カイツブリ 7羽 南外堀6,西外堀1
・メジロガモ×ホシハジロ 1羽 西外堀
・カワウ 13羽 各所
・ジョウビタキ 4羽 各所
・セグロカモメ 1羽 第二寝屋川
・アオサギ 4羽 北外堀
・ゴイサギ 4羽 北外堀
・ユリカモメ 1羽 北外堀着水
■■クビワキンクロ (2001.10.28・29、11.8 北外堀)
日本野鳥の会大阪支部のY幹事から、室内例会の講師要請があった。講師などは苦手で好まない。しかし野鳥関係の事は何でも経験してやろう。仕事じゃないので失敗してもどうと言うことはないと、基本的には引き受けるようにしている。
室内例会の講師は今回で3回目になる。会場は大阪支部のある大阪ガスのNEXT21の講堂である。前2回は南港野鳥園のBI教室であった。
大阪城公園の鳥をスライドを使って説明し、記録のカモは全種撮影できていると話している時、幹事のYさんが近づいてきて、北外堀にクビワキンクロが出たと耳打ちをした。
こんな最中にとんでもないカモが出たものだ。早く切り上げて行かないと、未撮影種が増えると気持ちが焦る。一方、参加された人たちにいい加減な事はできないとの葛藤で稚拙な説明がより分かりにくくなったようだ。
後半は多少省略して何とか3時ごろには終える事ができた。後片付けをYさんにお願いして、自転車で飛んで帰り、車に乗り換えて北外堀に駆け付けた。北外堀には800羽を超えるホシハジロ、キンクロハジロが羽を休めていた。双眼鏡で端から探すがなかなか見つからない。
あわてて駆けつけたので図鑑も持っていない。以前に箕面の池で見た記憶を頼りに探すがどんな姿だったか思い出せない。自信を失いかけた頃、頭を上げた1羽のカモに気付いた。こいつだ。間違いない。
その後毎日のように観察を続けた。ホシハジロ、キンクロハジロも4000羽を超えるまでに増加した。そうなると見つけるのに大変苦労する。
しかし簡単に見つかる時もある。北外堀に立っておよその見当を付け、双眼鏡を目にして左右に振ると1分以内にカモの群れの中からクビワキンクロを探すことができた。
そんな事が2日も続くと自信が出来てくる。ところが西から東へ東から西へ、1羽1羽丹念に舐めるように2時間かけて探しても見つからない時もある。
その結果、飛去したと判断。公園内を回って記録を澄ませ帰宅前に、念のためにとのぞくと、すぐに見つかることもあった。結局、見つからない時は見つからない。見つかる時は見つかる。という事だ。以来、大阪支部の室内例会とクビワキンクロは繋がって連想される。忘れられない思い出。
ツミ。日本ではハイタカ属は4種が記録されている。今回のツミで3種目を撮影できた。ツミ、ハイタカ、オオタカ。もう1種はアカハラダカ。
アカハラダカは御坊市の日ノ岬でタカの渡りを観察中かなりの高度の通過を見た事があるだけ。しかもベテランがアカハラダカと言ってくれたので分かった程度。
アカハラダカは大阪城公園で観察の可能性は0に近いと思う。ちなみに大阪府鳥類目録2016 (日本野鳥の会大阪支部) によると、大阪府内での観察は秋の渡りの時期に数回ある程度。
昔の図鑑にはツミは♀の名で、♂はエッサイと呼んで区別されていたとある。♂と♀で呼び名が違っていた興味深い鳥。もちろん目の赤いエッサイも撮影したい。
ちょっと前、コロナ第5波が治まっていた時期を見透かして、泉南へワタリガニを食べに行った。冬のメスガニである。実に旨い酒を飲んだ。
帰途、池上曽根遺跡に立ち寄った。何しろ飲むと頻尿が一段と激しい。中央に目立つ大きな建物は 「いずみの高殿」 2000年以上前の弥生時代にこんな建物を造っていた。そう思うだけで自分の存在に震える。
建物を見上げると屋根に一対の鳥。トリミニストとして見過ごせない。解説には 「祖霊を導く鳥」 とある。鳥を崇拝する思想が弥生時代からあった。私がトリミニストとして人生の中心に鳥がいても当然。人が生きる基は鳥。
ただし形のイメージはカモ。復元時に野鳥関係者がどれほど関わったかと。考古学に野鳥関係者が関わらないといけないと思う。あんな屋根の上にカモはとまらない。
いつか 「縄文のビーナス」や「縄文の女神」 を写真でなくこの目で見たい。1万年以上前に必死に生きていたヒトがいたと感じて死にたい。ひょっとして私みたいにアホで酔っぱらいがいたかも知れないと想像すると笑って死ねる。
・オカヨシガモ 7羽 南外堀、内堀
・ヒドリガモ 96羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀。
・マガモ 13羽 西外堀、内堀
・カルガモ 2羽 内堀
・ハシビロガモ 68羽 内堀、北外堀
・コガモ 3羽 東外堀、北外堀。南外堀はボートが入っている!
・ホシハジロ 128羽 南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・キンクロハジロ 198羽
・ツミ 市民の森。昨日は飛んでいるハイタカに突っ込んでいった姿が観察されたと。やはりツミは私の印象通りの鳥。
・オオバン 33羽 全ての堀と第二寝屋川
・ツグミ 109羽 各所
・シロハラ 64羽 各所
・ミコアイサ 1羽 東外堀
・アオバト 4羽 市民の森
・アオジ 2羽 音楽堂西側上
・ハクセキレイ 10羽 各所
・カイツブリ 7羽 南外堀6,西外堀1
・メジロガモ×ホシハジロ 1羽 西外堀
・カワウ 13羽 各所
・ジョウビタキ 4羽 各所
・セグロカモメ 1羽 第二寝屋川
・アオサギ 4羽 北外堀
・ゴイサギ 4羽 北外堀
・ユリカモメ 1羽 北外堀着水
■■クビワキンクロ (2001.10.28・29、11.8 北外堀)
日本野鳥の会大阪支部のY幹事から、室内例会の講師要請があった。講師などは苦手で好まない。しかし野鳥関係の事は何でも経験してやろう。仕事じゃないので失敗してもどうと言うことはないと、基本的には引き受けるようにしている。
室内例会の講師は今回で3回目になる。会場は大阪支部のある大阪ガスのNEXT21の講堂である。前2回は南港野鳥園のBI教室であった。
大阪城公園の鳥をスライドを使って説明し、記録のカモは全種撮影できていると話している時、幹事のYさんが近づいてきて、北外堀にクビワキンクロが出たと耳打ちをした。
こんな最中にとんでもないカモが出たものだ。早く切り上げて行かないと、未撮影種が増えると気持ちが焦る。一方、参加された人たちにいい加減な事はできないとの葛藤で稚拙な説明がより分かりにくくなったようだ。
後半は多少省略して何とか3時ごろには終える事ができた。後片付けをYさんにお願いして、自転車で飛んで帰り、車に乗り換えて北外堀に駆け付けた。北外堀には800羽を超えるホシハジロ、キンクロハジロが羽を休めていた。双眼鏡で端から探すがなかなか見つからない。
あわてて駆けつけたので図鑑も持っていない。以前に箕面の池で見た記憶を頼りに探すがどんな姿だったか思い出せない。自信を失いかけた頃、頭を上げた1羽のカモに気付いた。こいつだ。間違いない。
その後毎日のように観察を続けた。ホシハジロ、キンクロハジロも4000羽を超えるまでに増加した。そうなると見つけるのに大変苦労する。
しかし簡単に見つかる時もある。北外堀に立っておよその見当を付け、双眼鏡を目にして左右に振ると1分以内にカモの群れの中からクビワキンクロを探すことができた。
そんな事が2日も続くと自信が出来てくる。ところが西から東へ東から西へ、1羽1羽丹念に舐めるように2時間かけて探しても見つからない時もある。
その結果、飛去したと判断。公園内を回って記録を澄ませ帰宅前に、念のためにとのぞくと、すぐに見つかることもあった。結局、見つからない時は見つからない。見つかる時は見つかる。という事だ。以来、大阪支部の室内例会とクビワキンクロは繋がって連想される。忘れられない思い出。