大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

3/24 また、また、また 帰ってきたカンムリカイツブリ。

2015年03月24日 | Weblog
 昨日は所要で登城できなかったが、朝一番に大将から 「北外堀にカンムリカイツブリ」 とメール。
 えーっ! びっくり。また戻ってくるとはまったく予想していなかった。 同一個体かどうか分からないので、厳密には戻ってきたの表現は間違い。
 でも、私は戻ってきたを使いたい。 今朝も北外堀で確認。珍鳥でもないけど、何故かうれしい。

 この様子なら、今年の秋冬には再びやってくるのでは。毎年、大阪城公園を越冬地として利用するようになるかも。
 やがてカンムリカイツブリは徐々に増加して、毎冬10羽くらいが普通に見られるようになるかもしれない。

 カワウ、オカヨシガモ、ヨシガモなどみんなそうだった。今は普通に見られるが、初めはどれだけ興奮したものか。
 大阪城公園の鳥たちも10年くらいのスパンで見ると、変化しているのがよく分かる。

 増えるのもあれば減るのもある。例えばセグロセキレイ。秋冬にはごく普通に見られていたが、今ではまれにしか見られない。
 50年後には、大阪城公園の鳥はどんなに変わっているんだろう。黄泉の国から眺めてみたい。

 昨日は豊国神社裏でカヤクグリも観察撮影されている。鳥たちが動き出したのを感じる時期。

 今日のヒレンジャクは、南外堀2羽。コツが分かったら会うのは簡単。今朝もその場所を通ったが見られない。でも慌てることはない。

 南外堀から人工川を観察し、大手門から城内へ。修道館裏から豊国神社裏。そして2番やぐら跡。この頃にはそろそろヒレンジャクが出る時間。上がって堀の対岸を見る。

 ひらひら飛ぶ姿に双眼鏡を向けると、間違いない尾の赤もよく見える。ヒレンジャク2羽だ。
 やっぱり。ヒレンジャクに会うには早すぎない事。9時以後くらいを目安にすると確実。 このままサクラが開くまでいてくれると、サクラとヒレンジャクのきれいな姿が見られる。

 数年前にもその組み合わせが見られた。今年もそうなれば、ぜひ見に来られることをお勧めする。

 北外堀沿いでは今日はヒレンジャクもキレンジャクも見られなかった。ここも時間帯を変えれば出るかもしれない。

 南外堀と北外堀でツバメ確認。
 市民の森でアカハラも確認できた。
 市民の森、石の水場には早朝にアオバト1羽が下りてきたそうだ。
 オジロビタキは、飛騨の森。

 オオバンは、東外堀31、西外堀3、北外堀32で計66羽。

 カモはますます減少。
 オカヨシガモは東外堀と内堀でわずか11羽。
 ヨシガモは、内堀で♂2♀3のみ。

 ヒドリガモは、東外堀、北外堀で67羽。
 マガモは本丸日本庭園池で♂♀のペアのみ。
 
 カルガモは、西外堀、北外堀で6羽。
 ハシビロガモは、内堀と北外堀で12羽。
 コガモは南外堀3羽のみ。

 ホシハジロは、東外堀、南外堀、北外堀で35羽。
 キンクロハジロは、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀で123羽。

●今日の可愛いい鳥たち。
 セグロカモメ、シロハラ、ツグミ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オオバン、ハクセキレイ、シジュウカラ、アカハラ、アオバト、モズ、アオジ、カンムリカイツブリ、カイツブリ、ジョウビタキ、ヒレンジャク、ツバメ、アオサギ、オジロビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする