至福のぢゅわ~っ

2010年09月22日 22時48分22秒 | 一期一会

 

 

さて、トイレである。

トイレの使い方を覚えて貰わねばならないが、成猫用のトイレでは大きすぎるので、お菓子の空き箱を使うことにした。

体重350グラムでは、まだ排泄マッサージも必要であろう。
要は、親猫が局部を舐めて排泄を促す動作を、再現すればいい。私のやり方は、こうである。

まず、ぴーちゃんを、トイレに誘導する。それから、ウェットティッシュ(ノンアルコール)を数枚、適当に畳んで、局部にあてがい、その上から、私の手指で、もにょもにょする。
ぴーちゃんはもちろん暴れるが、やがて、体の力が抜けて……熱い液体がぢゅわ~っと浸み出てくる。おしっこである。

ぴーちゃんにとっても、私にとっても、至福の時である。
ぴーちゃんは、(一・二度、そそうをしたけれど、)すぐにトイレの使い方を覚えてくれた。
おしっこに関しては、もう問題ない。
だが、うんちができることを確認するまでは、排泄マッサージを続けねばならないだろう。

ちゃんとうんちができたその時には ―― うんちのうたを高らかに唄おう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


なまえをつけましょう

2010年09月22日 19時03分14秒 | 一期一会

 

 

さて、仔猫はオスだろうか、メスだろうか。

局部を見る限りでは、どうもメスのように見えるが……。
だが、読者もご存じの通り、生後二ヶ月くらいまでは、外見だけで性別を判断するのは困難とされている。
名前を付けなければならないが、男の子でも女の子でも「共用」できる名前がいい。
警察官に保護されたので、当初、「ケイ」ちゃんという名前を考えた。
頭の模様が「P」の形をしているので、「ぴー」ちゃんまたは「ぴい」ちゃんという名前も考えた。

それらをボランティアさんに提案した結果、ぴーちゃんに決定したのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そういう日も

2010年09月22日 17時23分30秒 | B地点 おかか

 

 

おかか先生が、今日もやって来た
しきりに草を食べている
胃の調子が悪いのかもしれない
大丈夫だろうか
なんだか吐きそうだ……
おむさんも心配そうに見ている
ああ……やっぱり吐いてしまった
この夏ずっと、おかか先生の食欲は減退していた
だが、かなり食べる時もあった
しかしまた、そういう時には、吐くことも多かった
ああ……また吐いてしまった
さすがにちょっと苦しそうだ
そういう日もある……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ミルクを飲みましょう

2010年09月22日 09時18分05秒 | 一期一会

 

 

一夜明けた。

仔猫は元気である。
とても元気である。

とにかくケージから出たいらしい。
ウェットフードは、自発的には食べようとしない。
方針を転換し、離乳を急がないことにして、ミルクを用意した。

(のちほど、ボランティアさんが粉ミルクを差し入れて下さった。フードやトイレ用の砂も。)
哺乳瓶も買ってきた。

(のちほど、また別のボランティアさんが、現金も出して下さった。)
膝の上に抱き上げて……
さて、飲んでくれるだろうか。
おお!
「腹ばい」の状態で飲ませるのが望ましいそうだが、なかなか教科書通りにはいかないものだ。