(承前)
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「……よ~し、やるか!」 「そうこなくちゃ」 | |
「ほ~ら、向こうからパパが来ますよ~」 「えっ、パパ!?」 | |
「おーいパパだぞ~。ちゃんとおヒゲもあるだろ~」 | |
「パ、パパ~!」 | |
「寂しがらせてごめんな~」 「わ~い、パパ~♪」 | |
「よかったわね、パパが来てくれて」 「うん」 「よしよし、いい子だな」 | |
こうして、いわゆる「川の字」が、遂に完成したのであった。 |
投稿時バージョン→ |
(承前)
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「……よ~し、やるか!」 「そうこなくちゃ」 | |
「ほ~ら、向こうからパパが来ますよ~」 「えっ、パパ!?」 | |
「おーいパパだぞ~。ちゃんとおヒゲもあるだろ~」 | |
「パ、パパ~!」 | |
「寂しがらせてごめんな~」 「わ~い、パパ~♪」 | |
「よかったわね、パパが来てくれて」 「うん」 「よしよし、いい子だな」 | |
こうして、いわゆる「川の字」が、遂に完成したのであった。 |
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おかか先生は、半ばヤケクソで、今日も仔猫の母親役を務めていた。 | |
「ほ~ら、ママですよ~」 | |
「パパ……」 「えっ!? 何だって?」 | |
「パパ~」 「そ、そうか、今度はパパが欲しいのかい?」 | |
「パパ~!」 「……あいつに頼むしかないな」 | |
スタスタ | |
「頼みがあるんだが……あの子のために、」 | |
「パパの役をやってくれないか」 (つづく) |
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昨日の仔猫は、おむさんやおかか先生と、仲良くなっていた。 | |
現地では、猫ボランティアさんを始めとして、地域の人達が数名集まっており、給餌がなされ、そして、この仔猫についての話し合いが行われていた。 | |
おむさんがタジタジとなる場面も(笑)。 | |
これはひどいピンボケだが、いい画なので敢えて掲載する。 | |
私がこれまで野良猫を観察してきた限りでは、新参者が仔猫であれば、集団から排除されることは余りない。若い世代を育てて「種」を保存していく、という本能的なものが根底にあるのかもしれない。(「種」ではなく「遺伝子」こそが保存されるべきものであるならば、この点はどう説明されるのだろう。) | |
まさにちょうどこの場所にキジトラ兄弟が捨てられた時のことを、私は思い出さずにはいられない。その時も、おむさんとおかか先生は、仔猫達を優しく見守っていたのであった。 | |
この仔猫を見ていると、なんとしてでも生き抜こうという強い意志が感じられる。 | |
中々いいスリーショットが撮れた。 |
金の じゅうたん | ||
とても ぜいたく | ||
色が 変わるよ | ||
魔法の じゅうたん | ||
さあ 日が暮れる |
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ねぐらに 帰ろう |
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あの日と 同じ |
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この道 通って |
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