親子だろうか

2008年11月14日 13時34分00秒 | 一期「二以上」会

 

時々見かける、この二匹。親子だろうか?
画面に向かって右側の猫は、既に撮影したことがある。

向かって左側の猫を紹介するのは、今回が初めて。

眼脂(がんし; いわゆる目ヤニ)がひどい。

※このサムネイルをクリックすると、モザイクなし拡大表示されます。ご注意下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


大人へのステップ

2008年11月14日 13時14分00秒 | G地点 チッチ

 

これは、最近現れた、ゴンちゃん(ゴン太)。チッチに似ているが、チッチより若く、ぐんぐん人気上昇中である。
チッチとしては、なんとも面白くない。ねたんだり、ひがんだり、イライラしたり。
とうとうチッチは、グレてしまった。
こっそり隠れて、タバコを吸ってみたりする。
だが、誰かに見られているような気がして、かえって落ち着かない。

シンナーまで吸ってみたりする。

スーハー
スーハー

だが、皆に笑われているような気がして、かえって苦しくなるのだ……。
「な、泣いてるんじゃないやい! タバコの煙が目にしみたんだい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿時バージョン→

 

 


暗示(後編)

2008年11月14日 12時54分00秒 | G地点 チッチ

 

承前


「私の指先をご覧下さいませ」

「む」
「あなたはだんだん強くなる、強くなる……」
「むっ!? なんだか効いてきたような気がするのう」
「……はて、妙に頭が重いぞ? ……むむむ、苦しくなってきた」
「げッ、げはぁーーーッ!?」
ガクッ

「ふふふ……」

オムイはミーコに化けていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿時バージョン→

 

 


暗示(前編)

2008年11月14日 12時53分00秒 | G地点 チッチ

 

「おおい、ミーコ」
「お呼びですか、チッチ様」
「うむ、他でもない、オムイ追討の件じゃが」
「奴は強敵じゃ、どうしたら勝てるかのう」
「わしは、どうしたら、強くなれるかのう……」
「……では、暗示をお試しなさいませ」
「なに、暗示とな?」

「私にお任せ下さい」


つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿時バージョン→

 

 


夢の球宴

2008年11月14日 12時52分00秒 | G地点 ミーコ

 

その日は秋晴れだった。空気が妙に澄んでいた。

私は朝から軽い頭痛を感じていたが、猫たちに会うため、いつもの場所へと赴いた。
すると……チッチが、手にボールを持っていた。
「ミーコさん、僕の球が打てるかい!」

なんということだろう? 私は目を疑った。猫が野球をするなんて!? 私は幻覚を見ているのだろうか? しかし現に、チッチがピッチャーらしい。
ミーコさんは、バットを握っている。

「さあ、いらっしゃい! どんな球でも打ってみせるわよ!」
そして、チッチがボールを投げた。速い球だ!

ビシュッ
カキーン

ミーコさんが打った! いい当たりだ!
「しまった!」
ミーコさんはバットを投げ捨てると、ボールの行方を見定めながら、
猛スピードで一塁へと走った。
他方チッチは、懸命にボールを追い、
なんとかキャッチした。
バッ

ミーコさんは大きくジャンプし、
一塁ベースを目指し、凄まじいヘッド・スライディング。

ズザー
ボールを握ったチッチは、素早く体勢を立て直し、タッチしようと、一塁ベースへ突進。

ダダダッ
両者の激しい動きのため、一塁ベース上はもうもうたる土煙に覆われ、何も見えない。アウトか、セーフか!?
だが……やがて微風が土煙を払った時、そこにはもう、猫たちの姿はなかった。
そして、おだやかな秋景色が、ただ広がっているばかり。

私はやはり、幻を見たのだろうか。秋風の悪戯の、白昼夢だったのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


恋より自転車

2008年11月14日 12時05分00秒 | G地点 その他

 

やあ! ぼく、ゴンちゃんだよ。
ぼく、まだ子供なんだよ。
だから、女の子には興味ないのさ。
サクラちゃんを尻目に掛けて、僕がひたすら目指すのは、
そう、あれさ。
自転車!
大好きなんだ、自転車が!
ああ……この機能美! 身も心も、とろけそうだよ……。
やっぱり、自転車が最高だね。