食の安全

 

	オムイ外伝　第二部（超時空篇）　第二話 「チッチ様、お顔の色がすぐれないご様子……」
	「うむ、実は、オムイを討てと、追忍の大役を仰せつかったのじゃ。しかし正直なところ、奴に勝つ自信がないのじゃ……」
	「では、この元気玉をお使いなされませ」
	「ほほう？　ではその元気玉とやら、四つほど貰おうか」 「二つで充分でございまする」
	「この玉を喰らえば元気になると申すか？」 アグアグ
	「ああッ！？　それは食べ物ではございませぬ、エネルギーボールでございます、危のうございます、召し上がってはなりませぬ！」
	「ぐはぁッ！　そ、それを先に言えッ」
	ガクッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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足、悪し

 

 

	（タイトルは、「あし、あし」とお読み下さいませ。） かなり前から、チッチは右の前肢を痛めている。
	その脚を浮かせたまま、三本脚でぴょこぴょこと歩くことが多い。くじいたのか、筋を痛めたのか。
	ちゃんと四本脚で走ることもできる。だが、まさにそのように、痛む足（もしくは脚）を酷使してしまうせいか、なかなか治らない。もうかれこれ数週間か。
	こうして遊ぶことも、普通にできる。ボランティアさんのお話によると、骨に異状はないらしい。「良くなったり、悪くなったり」だそうだ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

漢字表記は

 

 

この可哀想な尻尾だけで、タクローさんだと判ってしまう（泣）。 なんとなく「拓郎」だと思っていたけれど、まさか、「多 - 苦労」？

片雲に寄せる想いを

 

	ああ……　なんて素敵な秋空なのかしら
	流れる雲を見ていると、どこか遠くへ行きたくなるわ
	雲よ、雲よ、私を強く抱きしめて、遙かな国へと運んでおくれ……
	ああ……　なんて素敵な秋空なんだろう
	いわし雲を見ていると、イワシを食べたくなるね！
	あ～、イワシの丸干し、食べたいなぁ！
	雲よ、雲よ、イワシの丸干しを四本おくれ……
	二つで充分よ！ （またこのネタ……。しかも、よくわからないぞ……。）

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あががっ？

 

	ぬぼぼぼぼ～
	「……わりィ。寝起きなんで、ゆるんだ顔になっちまったよオイ」 （※注　シロさんは雌ですが、当初おっさんキャラで登場したので、そのままにします）
	「よ～し、ピリッと気合いを入れるか！」 ピリッ
	……ピリピリピリッ
	「あががっ？　緊張し過ぎて、アゴが外れちまったよオイ！」
	「だ、大丈夫だ、今はめるからよ」 がっくん
	「どうだ、可愛い顔に戻ったろ？」
	「俺のこの可愛い鼻があれば、オチなんざいらねぇだろ？」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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