降りて来たけれど

2010年12月08日 16時40分16秒 | B地点 その他

 

 

ゆうちゃんが、川岸まで降りて来た
ここまで来るのは、珍しいことである
この写真には写っていないけれど、実はおむさんがそばにいる
おむさんを慕って、ここまで来たのである
だが残念ながら、この後すぐ、おかか先生を怖れて、護岸の上に戻ってしまった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


優しくなれなくて

2010年12月08日 15時42分15秒 | B地点 おかか

 

 

akuta さんの新作イラストへのオマージュとして


おかか先生が、赤い毛布に、くるまっている。
「うむ。暖かい」

ぬくぬく ほこほこ
「ふふふ。やはり、冬は毛布に限る」
そこへ、ゆうちゃんがやって来た。
「おや。ゆうちゃんが、護岸の中段まで降りて来たよ!」
「おかか先生、その毛布、いいですね~」
「うへへへ。うらやましいか?」
「僕も、毛布に入りたいなあ」
「いか~ん!」
びくっ

「子供は風の子! 毛布なんかに入ってはいかん!」

「ひゃ~! 怖いなあ」

ゆうちゃんは、おびえて、逃げてしまった。
しょぼ~ん
「ありゃ。可哀想に」

「おかか先生は、ゆうちゃんには厳しいからなあ……」


※実話。「前途遼遠」を参照。

「ねえ、おかか先生。ゆうちゃんに、もっと優しくできませんか?」

「いやいや。子供を甘やかしてはいかん」
「でも、ちょっとぐらい毛布に入れてあげたって、いいでしょう?」

「いかん! ゆうちゃんが毛布に入るなんて、十年早い」
「毛布に入る資格があるのは、数々の試練に耐えた猫だけなのだ……」
「というわけで、さて、また毛布に入ろうかな」
「あ、あれ? 毛布が無いぞ?」
「おい! ここにあった赤い毛布はどうした?」
「没収しました」
「な、何っ!?」
「ゆうちゃんに優しくできないのなら、毛布は没収です」
「そんなあ~っ!」