ぎひひひひ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナルシストのキッス

 

 

	「ふふふっ。いいなあ、このバッグ」 ※参照、「バッグのご感想は？」
	「私の顔が、プリントされているのだ」
	「こうしてつくづく見ると、われながら、実にいい男だよなあ」
	「……そうだ、チューしちゃおうかな？」
	きょろきょろ
	「……よし！　誰も見てないな」
	ちゅっ
	ちゅう～っ
	「見～ちゃった！」
	「うわっ、そこにいたのか！？」 「ふふふ。先生、自分の顔にチューするなんて、ナルシストですね」
	「でへへへ。恥ずかしいなあ。誰にも言わんでくれよ」 「どうしようかな～」
	「ゆうちゃんに、しゃべっちゃおうかな～」 「えっ！？　頼むよ、ゆうちゃんには言わんでくれ！」
	「お前の顔にも、チューしてやるからさ！」
	ちゅっ
	ちゅう～っ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バッグのご感想は？

 

	akuta さんが描いてくれた壁紙が、バッグになった。
	「先生。カメラのお兄さんが、さっそく持って来てくれましたよ」
	「ほほう……？」
	「う～む」
	「……」
	「お気に召しませんか？　ご感想は？」
	「最高だあ～っ！」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モザイクだあー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最高と最低

 

 

	「僕とおかか先生のイラストが、バッグになったんだよ」 ※参照、「バッグのご感想は？」
	←　「ほら見てよ。これだよ！」
	「うふふっ。嬉しいなあ」 にこにこ
	「ふっふっふ。バッグだけではないのだ。Ｔシャツもあるのだ！」
	「えっ、Ｔシャツですか！？」
	←　「ほら見ろ。これだ！」
	「さ、最高だあああ！」
	「う～ん。嬉しいな～」 にこにこ　にこにこ
	「……僕のイラストは？」
	「えっ！？」
	「イラストは、おむさんとおかか先生だけ？　僕のイラストは？」
	「……ないんだよ」
	「さ、最低だあああ！」