夏物語ー６ 「立秋」

○　８月に入ってからは毎日のように夕立が降り、蒸し暑い日が続いていますが、今日は二十四節気の「立秋」です。私はメダカ庵で孤独な生活が続いています。

○　メダカ庵の庭は木々が繁り、ジャングルの様相を呈してきました。それでも夏の花であるサルスベリが白とピンクの花をつけ、メダカの池の側ではナツスイセンが咲きました。この暑さでメダカは至って快調に繁殖しており、水の中で涼しそうです。

○　水田では水稲が出穂期になりました。５月の末に田植えをしましたが、順調に生育しております。幸い、農業用水も十分にありますので、このまま害虫や台風などの被害に遭わずに収穫期まで生育してくれることを願って下ります。

○　暑い日が続きますので、暑気払いの気分もあって、昨夜はハモ鍋を食べました。暑い時に鍋料理は更に熱いですが、ハモは夏の魚です。焼酎の水割りを飲みながらハモを頬張ると誠に甘露、甘露でした。

○　夏野菜のシーズンも終盤です。スイカは２５個ほど収穫し、今日は畑に残っていたカボチャを１０個ほど取りました。５月中旬に植えたサツマイモも掘ってみましたが、食べられる程度に大きくなっていました。

○　これから９月にかけて秋冬野菜の植えつけですが、取りあえず地這いキュウリと九条ネギの苗を近日中に植え付ける予定です。そして今日、秋植えの馬鈴薯とニンジンの種を買いました。

○　明日からは厳しい残暑の日々が続くようですが、取りあえず明日はゴルフの予定です。今月はゴルフの予定が５回ですが、老体に鞭を打ちながら農作業とゴルフに励みたいとおもいます。

　「爺さんが　酷暑の畑で　農作業」　道生

　「暑いとて　止むにやめれぬ　ゴルフかな」