○ 21日に大寒に入りましたが、寒い日が続きます。雪は僅かに降っただけで、交通の混乱を生じることはありませんでした。
○ 昨日はご近所で葬儀があり、参列させて頂きました。年末以来、集落や知人の葬儀は4回目です。寒い時期になると亡くなる人が多くなりますので、高齢者は気を付けなければなりません。
○ 昨日の葬儀は私の友人のお父さんの葬儀でした。友人は、小学校から高校まで同じ学校で、公務員時代も36年間に亘って農林水産関係の仕事を一緒に担当してきました。また、田んぼも小川を隔てて隣会わせの親しい方です。しかし、彼の家はいわゆる旧家で、門構えの立派な茅葺きの家です。韓国の友人が我が家に来られたときに、茅葺きの日本民家を見たいと言われましたので、亡くなられたお父さんに親しく説明して戴いたいたこともあります。高潔な人格のみんなに尊敬される方でした。
○ 昨日は朝のうちは小雨が降っていましたが、葬儀が始まる昼頃には雨もあがり、地元の方々、市内、県庁関係など多くの方々が参列されていました。葬儀の導師は集落のお寺の住職が勤めますが、客僧が8人も参列して読経される格式高い葬儀でした。
○ 最近、市内に民間の葬祭会館が建設されましたが、私の集落では、葬儀は自宅で行います。しかも集落の人々が協力して葬儀の準備をします。喪主の意向を聞いて、僧職への依頼、市役所での埋葬許可手続き、葬儀の準備等々一切を集落もしくは隣保の者が協力して当たります。亡くなられた家族の方は愁傷の中にありますので、近所の者が助ける習わしでしょう。
○ 今後は、民間の葬祭施設を利用する機会も多くなることでしょう。ご近所にお世話になることもなく、簡潔に葬儀を行うことも一つの方法ですが、一人の人間がその一生を集落の中で過ごしてきたことを考えれば、集落の人々が協力して葬送することも意義深いことであると思います。
○ 平均寿命を勘案すると、私の余命も残りは十年余りです。すでに「堅壮院積徳通生居士」という戒名もありますので、あまり手間や経費はかかりません。私の場合は、是非ともメダカが棲む我が家で質素な葬儀を行い、そして葬送の曲は私が学生時代を過ごした大学の寮歌「都ぞ弥生」を挽歌としてほしいとも思っております。
コメントを戴きまして有り難うございました。今朝も冷えて、メダカは氷の下でした。早く暖かくなるのを待っていることでしょう。
メダカに付いての情報がございましたらよろしくお願い致します。