○ 今日は阪神・淡路大震災が発生してから19年目の日に当たります。19年前は私は姫路に勤務しておりましたが、姫路周辺の市町の給食センターでおにぎりを作ってもらって、ヘリコプターで神戸に搬送したことを思い出します。そして4月からは震災復興センターの勤務となり、直接復興の仕事を担当しました。
○ 今週に入っても寒い日が続き、13日の成人式も各地で雪が降った天気でした。私はこの頃から風邪気味で、14日は38度ほど熱が出ましたので、近くの内科医に行きました。
○ このように寒くなりましたので、キムチを造るのに適当な気温だと思い、連れ合いと一緒に白菜のキムチを漬け込みました。
○ まず、大きな白菜2個を縦に切って冬の陽射しに2日間当てて水分を減らします。少しシンナリと柔らかくなった白菜に塩を振ってさらに一夜おきました。
○ 次に調味液作りですが、昆布、オキアミ、果樹、ニンニク、ハチミツなどの調味料に韓国で買ってきた唐辛子を加えて赤い調味液を作りました。これににんじん、大根、ニラを細切りにした野菜を加えて白菜の葉の間はさみ込みました。私の大きな手での作業にしてはデリケートな作業でした。
○ これを桶に漬け込んで熟成・発酵を待つわけですが、すでに味がついておりますので、倉庫の中は韓国の空港に到着したときのようなキムチの香りが漂います。1週間もすれば試食して味を見てみたいと思います。
○ 我が家では季節に合わせてカブラや白菜の塩漬けを作り毎日たべておりますし、カブラの千枚漬けもつくります。夏はナスやキュウリの糠漬けですが、秋には大根の沢庵漬けもつくり、今年は美味しくできました。その上今年は、究極の照葉樹林食文化といえるフナ寿司も上手に出来上がりました。できる限り自分が栽培する食材を使って食文化の幅を広げてゆきたいと考えて降ります。
○ 昨日は県庁時代の友人のご家族と舞子ホテルの日本料理の店で昼食を食べました。お互いに健康問題などの近況を話しながら歓談しました。明石海峡を眺めながら高級料理を食べましたが、田舎料理ばかりの毎日ですので、時には美味しい昼食でした。
「冬の日に キムチをつくり 満たされる」 道生
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