○ 旧暦の10月に入った一昨日(27日)以来、小春日和が続いています。一昨日は一点の雲もない快晴で、今月に入って6回目のゴルフでしたが、秋のゴルフシーズンを満喫した気持ちになりました。
○ 昨日は新しく購入したハイテク車でドライブに出かけました。今回は連れ合いが中学校までを過ごした近江八幡市に向かいました。私は十数年ほど行っていませんが、連れ合いの姉がいることや、テレビの時代劇の撮影現場となっている八幡堀を見てみたいと思っていました。
○ 先ず、八幡城跡がある八幡山に登ることにしましたが、ロープウエー乗り場の近くには日牟禮八幡宮があり、菊の展示が行われていました。連れ合いの説明によると、この神宮の行事である左義長祭等は壮大な祭りで、国や県の無形民族文化財に指定されているとのことでした。
○ ロープウエーで山頂に登ると、城跡には村雲御所瑞龍寺がありました。そして山の頂上を巡る遊歩道もあり、近江盆地を東西南北方向に眺めることができましたが、城下町の面影が残る市街地の施設、北の方向に見える長命寺や琵琶湖、東側の水郷地 帯の向こうには安土山など、周辺の様子について説明を受けました。
○ 八幡堀を巡る舟の乗り場は瓦ミュージアムの側に有りました。掘りの両側には遊歩道があり、お堀の風情は歩いても楽しめますが、私たちは舟に乗り、往復30分間の水面からの見物を楽しみました。
○ 舟のなかでの説明によると、この掘りは当初、八幡城を護る外堀として掘られたものですが、後には近江商人が京都や大阪へ荷物を運搬する運河として利用されたこと、戦後になって行われた琵琶湖総合開発事業によって水位が1メートルほど低くなったとも聞きました。
○ 久し振りの近江八幡でした。連れ合いの幼いころの思い出をいろいろと聞きましたが、私が育った寒村よりは、遙かに文化的で経済活動や自然美に恵まれたところだと思いました。
「連れ合いと 小春日和の 近江路を」
「秋深き 八幡堀の 舟遊び」 道生
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