堅壮院メダカ庵

百姓生活やメダカ飼育についての日々の記録です。

貧乏百姓の秋ー7 「一日不作、一日不食」

2013-10-15 | 自然と共生

Pa140053○ 昨日までの3連休はいずれも秋晴れの良い天気で、食べ頃になった丹波黒大豆の枝豆や里芋等を採りに孫や親Pa140063戚の者もやって来て、農作業を手伝ってくれました。ょうの我が家の食事は、枝豆、ムカゴご飯、野菜の煮付けなどでした。

○ あちこちの神社では秋祭りが行われていますが、我が村特産の酒米である山田錦も収穫の適期で、Pa120041コンバインがフル回転です。コスモスが咲き、穏やかな秋の風景です。

○ ところで兵庫県の但馬地域にある新温泉町の安泰寺という禅寺にはドイツ人のネルPa060030ケ無方という住職が自給自足の生活をしておられますが、最近、朝日新聞から発行された週刊誌「仏教を歩く」「禅の道」という記事を連載されており、私は興味深く読ませて頂きましたPa140052

○ 8月18日号には「一日不作、一日不食」という記事が掲載されPa130048ましたが、禅寺で行われている「作務」という労働についての考え方が書いてあり、「作務という仏道修行は、食べることと同等」で「作務は食物と同じく天地いっぱいの命の贈りPa140059ものである。」と書いてありました。

○ 従って、「一日不作、一日不食」というのは「働Pa140058かざる者は食うべからず」とは基本的に違うとのことで、無駄メシを食べてはいけないということでは無いとのことです。

○ 今年の夏Pa150068はことの他暑く、そんな炎天下で連日、農作業に励みましたが、その結果、秋の豊かな稔りをもたらしてくれました。こんな農産物を冷房が効いた部屋でのんびりと過ごしPa140056た人々に差し上げるのは、何となく理不尽な気持ちもしますが「作務」の精神を知れば、働かせて頂いたことに感謝し、自分の農作業に納得も出来ます。まだまだ修行がたりません。反省

 「明日もまた 作務の心で 農作業」 道生         


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