○ 12日から14日までソウルに行ってきました。エジプト・トルコを旅行中はブログを更新できませんでしたが、私の安否を気遣って韓国の友人からも電話いただきました。今回の韓国行きの予定を話すと、是非とも会いたいと言っていただきましたが、今回は連れ合いのグループ旅行について行くだけであり、しかもソウルだけなので、友人にお会いすることをご遠慮しました。韓国の友人の暖かい心遣いに感謝致します。
○ エジプト・トルコ旅行記のブログはまだ途中ですが、しばらく韓国旅行の話を挿入したいと思います。
○ 昼前にインチョン(仁川)空港に着きました。私は、韓国旅行は7回目、ソウルは4回目になります。前回ソウルに行ったのはインチョン空港が開港して間もない頃でしたので、5~6年も前のことと思います。鉄筋のマンション群が田んぼの中にも目立ちます。
○ 昼食はうどんでした。アサリのむき身がふんだんに入ったうどんを鍋からシャモジで自分の茶碗に取り分けて食べますが、韓国の箸は金属性の細い橋なので、シャモジの方が合理的なのでしょう。キムチをうどんの中に入れて一緒に食べました。韓国では冷たいビーフンのような冷麺(ネンミョン)を食べますが、うどんは初めてでした。なかなか美味しい。
○ ソウルに到着した12日は、ソウルの北方北朝鮮との国境に近い、楊州市にある「大長令」(デジャングム)というテーマパークに行きました。日本でも人気を博した「ジャングムの誓い」というテレビドラマを撮影したオープンセットがそのまま保存されてテーマパークとして公開されていました。
○ 小高い山懐の自然を活かした2000坪の土地に宮廷や昔の田舎の家などがありました。セットの場面は200場面と言うことでしたが、王様の部屋や台所等々宮殿の各施設を再現してあり、撮影のためのセットとはいえ、耐久力のありそうな建物でした。建物と建物の中庭や道路も、うまく韓国の雰囲気を再現してありました。ソウルでも特定の施設を以外で昔の韓国 らしい建物は見られなくなっていますので、韓国の人々にとっても郷愁を誘うのではないかと思われました。
○ 私は、このドラマをあまり見ませんでしたのでストリーはアブストラクトしか知りませんが、徐長令(ソ・ジャングム)という女官が女医として活躍するドラマであったと思います。当時の王宮の様子を知るには分かり易いドラマであったと思われますが、韓国の食文化や漢方による医療についても、なるほどと頷ける場面があったと記憶しています。それ以上に主人公であるジャングムを演じた俳優の美しさに見とれていたのかもしれません。
○ 夕食は韓国名物のカルビーでしたが、私は韓国の焼酎を飲み、ネンミョン(冷麺)を食べました。今回の韓国旅行は韓国食文化研究と、私の韓国語の実力試しの旅になりそうです。
○ 安倍首相辞任のニュースはバスの中で聞きました。7月30日のブログは参議院議員選挙の開票速報を聞きながら書きましたが、その中に「盛者必衰の理を現す、奢れる者も久しからず・・・・」と平家物語の一文を引用して書きました。早々にその通りになりました。
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