堅壮院メダカ庵

百姓生活やメダカ飼育についての日々の記録です。

エジプト・トルコ旅行ー10 「農村風景」

2007-09-26 | 自然と共生

P1110306○ 彼岸が終わってやっと彼岸花が咲P1110314き始めました。一昨日、ご近所の農家の方に稲刈りをして頂きました。夜のうちに乾燥させ、昨日、籾すりをしてもらい、30㎏玄米24袋収穫できました。の取り入れが終わると農家は一年の作業が終わった気持ちになります。田植えから115日目です。メダカのP1110320水田は知P1110322人の農学博士古式に則り、で稲刈りをされました。天日干しの米を食べたいとのことです。

○ 昨夜は中秋の名月、今日は素晴らしい快晴でした。20日ぶりにゴルフに行きました。政府では新しい総理大臣のもとで新内閣が発足しました。私の親しいP1010267方や知人も入閣されました。約30年前に東京に勤務していP1110324た時、当時の総理大臣は今度の総理大臣のお父さんでしたが、その時に私のために書いて頂いた一枚の色紙があります。「気情の高きを志す」と読むのでしょうか。憲法2章9条を大切にする総理大臣であってほしいと切P1000674望しImg026ます。

○ さて、エジプト・トルコの農村風景をバスや列車の窓越しに見てきました。エジプトでは農地ナイル川沿岸に限られており、その他は砂漠で、国土の3%しか利用されていないとのことでした。ナイルデルタにはP1000683_2行っていませんが、カイロ周辺ではナイル川から導いたクリークによって水利が行われ、ナツメヤシの林の中P1110089農地として利用されていました。アスワンハイダムが出来てからは洪水は無いようでした。P1000718_2

○ 農家は原則的に自給自足で、ナツメヤシ野菜果樹、麦、綿花などを栽培しており、男性農作業に従事するとのことでした。自宅から農地まではロバで行くよP1110086うで、各農家ではマイロバを飼っています。ロバは畑と自宅の間の道を知っていて勝手に行き来できるとのことでした。女性家事に専念するというでP1000728す。集落内では野菜果樹を道端で売っている風景が随所で見られました。

○ トルコ農村は広々としていました。麦を収穫した後なのP1110093か、広い農地は茶色の荒涼とした風景でした。前にも書きましたが、北海道の農村風景のような丘陵が延々と続いていました。随所にの農地がP1000724見られますが、ビート(甜菜糖)、馬鈴 薯ブドウなどのようでした。ガイドの説明ではトルコの食料自P1110081給率100%とのことでした。国土面積は日本の2倍で人口は日本の半分ですから、そのようなことになるのかもしれません。

○ トルコ緯度北 緯40度ぐらいですP1000770ので、P1110116青森県と同じ程度です。随所でポプラの木が見られ、ビート馬鈴薯小麦トウモロコシなどが栽培され、北海道のような風景になることも頷けます。ただ、岩山で緑がみられないのが残念で、河川も大きな川は見られませんでした。

○ エジプト・トルコから帰って韓国に行きまP1110117したが、P1000717国の農村では空いている土地が見当たらないほど作物が栽培されていました。日本では特定の野菜産地を除いては単作で、それも最近では休耕田が目立ちます。アジアモンスーンという恵まれた気象条件下にある照葉樹林文化圏の有り難さを改めて痛感しました。

(農村風景の写真は、左側がエジプト、右側がトルコです。)      

          


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