○ 横浜港を出港した日の午後からオリエンテーリングが行われ、翌日には救命具をつけて避難訓練も実施されました。。そして各種の説明会が矢継ぎ早に行われますが、船内の設備やルールも良く解らないj状況でした。
○ この船はパナマ船籍の「オセアニック号」といいます。イタリアで50年ほど前に建造されたようで、総トン数は38,772トン、全長238.4㍍、定員1,550人で、航海速度は27ノットとの事です。
○ 今回のクルーズの乗客は約900人と聞いていますが、船員は約300人、事務のスタッフは約60人とのことで、総勢約1,300人が乗船して太平洋に乗り出したことになりなす。
○ 方位178度というと南南東に向かって進んでいるので、出航から4日目には太平洋の「青い海」が見られるようになりました。私はこの紺碧の海を航海するのが楽しみでしたので、出来る限りデッキに出て海を眺めることにしました。気温も28℃を超えるようになりましたので、海水を取り込んだたプールや温水のジャグジーで泳ぐ人も現れました。
○ 船が東に進むに従って「時差調整」が必要となります。基本的には地球の経度で15度ごとに1時間ずつ早める必要がありますが、国のによって標準時が異なりますので、その国が採用している時間に会わせながら航海する事になります。結局、1月30日に日付変更線を超えるまでに3回の時差調整を行い、30日の24時にはカレンダーを1日戻し、1月30日をもう一日繰り替えしました。
○ この日は盛大な「夏祭り」が行われ、それぞれのグループによるパーホーマンスが披露されましたが、震災と津波の被災地である石巻からは手作りの御輿も持ち込まれ 盆踊りなども行われて、一日中賑わいました。
○ 1月31日には赤道を越えて南半球に入る予定で、「赤道祭」も開催されましたが、巡航速度16~17ノットのボロ船は、結局2月1日の午前5時3分に赤道を越えて南半球に入ったとのことでした。
□ 私は帰国以来、貧農の労働が続き、夜昼となく焼酎を煽る生活をしていますが、昨日は5ヶ月ぶりにゴルフに行きました。芝生はすっかり緑に変わり、ウグイ スやヒバリの声も聞かれて久し振りのリフレッシュデーになりました。因みにスコアは48と60でした。
○ 今日は朝から小雨が降っていましたが、畑に出てみると薄紫の馬鈴薯の花が咲いていました。世界クルースに出発する前の1月13日に植えておいたものですが、無事に収穫できそうなので喜んでいま す。アンデスの馬鈴薯は3,500㍍ ほ どの高地で花を咲かせていました。
○ また、帰国してから播種した小松菜やインゲン、ネギ なども芽を出し、苗を植えたナス、トマト、スイカなどの夏野菜の生育も順調で、メダカビオトープのメダカも一部稚魚が見られるようになりました・
「太平洋 沈む夕日は 日本へ」 道生
「馬鈴薯の 花に思いを アンデスの」