堅壮院メダカ庵

百姓生活やメダカ飼育についての日々の記録です。

ボロ船世界クルーズ記ー2 「太平洋」

2012-05-25 | 自然と共生

P1270320○ 横浜港を出港した日の午後からオリエンテーリングが行われ、翌日には救命具をつけて避難訓練031実施されました。。そして各種の説明会が矢継ぎ早に行われますが、船内の設備やルールも良く解らないj状況でした。

○ この船はパナマ船籍の「オセアニック号」といいます。イタリアで50年ほど前に建造されたようで、総P1280335トン数は38,772トン、全長238.4㍍、定員1,550人で、航海速度は27ノットとの事です。P1300346

○ 今回のクルーズの乗客は約900人と聞いていますが、船員は約300人、事務のスタッフは約60人とのことで、総勢約1,300人が乗船して太平070に乗り出したことになりなす。

○ 方位178度というと南南東に向かって進んでいるので、出航から4日102目には太平洋「青い海」が見られるようになりました。私はこの紺碧の海を航海するのが楽しみでしたので、出来る限りデッキに出て海を眺めることにしました。気温も28℃を超えるようになりましたので、海水を取り込んだたプールや温水のジャグジーで泳ぐ人も現れました。058

○ 船が東に進むに従って「時差調整」が必要となります。基本的には地球の経度で15度ごと072に1時間ずつ早める必要がありますが、国のによって標準時が異なりますので、その国が採用している時間に会わせながら航海する事になります。結094局、1月30日に日付変更線を超えるまでに3回の時差調整を行い、30日の24時にはカレンダー1日戻し、1月30日をもう一日繰り替えしました。P1310358

○ この日は盛大な「夏祭り」が行われ、それぞれ125のグループによるパーホーマンスが披露されましたが、震災と津波の被災地である石巻からは手作りの御輿も持ち込まれ 盆踊りなども行われて、一日中賑128_3わいました。

○ 1月31日には赤道を越えて南半球に入る予定で、「赤道祭」も開催されましたが、巡航速度16~17ノットのボロ船は、結局2月1日の午前5時3分赤道を越えて南半球に入ったとのことでした。

Dscn4327□ 私は帰国以来、貧農の労働が続き、夜昼となく焼酎を煽る生活をしていますが、昨日は5ヶ月ぶりにゴルフに行きました。芝生はすっかり緑に変わり、ウグイDscn4331 スやヒバリの声も聞かれて久し振りのリフレッシュデーになりました。因みにスコアは48と60でした。

○ 今日は朝から小雨が降っていましたが、畑に出てみると薄紫の馬鈴薯の花が咲いていました。世界クルースに出発する前の1月13日に植えておいたものですが、無事に収穫できそうなので喜んでいまDscn4302 す。アンデスの馬鈴薯は3,500㍍Dscn4328_3  ほ どの高地で花を咲かせていました。

○ また、帰国してから播種した小松菜インゲン、ネギ なども芽を出し、苗を植えたナス、トマト、スイカなど夏野菜の生育も順調で、メダカビオトープのメダカも一部稚魚が見られるようになりました・

  「太平洋 沈む夕日は 日本へ」 道生

 「馬鈴薯の 花に思いを アンデスの」