君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

紅色ver.2/MONOBRIGHT 12.7.1

2012-07-26 23:59:39 | 今日の好きな歌





新刊のレビューを連発してますけど、流石にこの量を先延ばしにしてたら確実に手遅れになるので・・・(笑)。
やっぱり読み終わってテンションの高い内に書くのが一番好きだなー、って改めて感じてます。
何よりどの作品もレビュー書きたくなるくらい好きなのが嬉しいですね。
特に「いろは坂」にあんなに感動できたのは幸福な誤算。

それと、やっぱり好きな作品を好きなように書くのが一番楽しいな、と。
書いてて一番テンション上がるのってどう考えても好きな作品に決まってますからね。
その良さを伝えることに最も喜びを見出す人間です。私ってやつは。






【第303回】 紅色ver.2/MONOBRIGHT




この間ライブで聴いたのがえらい格好良かったので帰ってきてからしょっちゅうリピートするようになりました。
多少変態的で意味不明な歌詞なのにも関わらずサビになると一気に感傷的に変化するって言う
そういう馬鹿な部分と切ない部分は紙一重なんだ、っていう根源的な事実を
きれいに切り取って歌ってくれてる極上のポップ・ナンバー、
未だインディーズ時代の音源なのにメジャーと同レベルに完成されてるそのありあまる力量もまた凄いなと感じれる初期の堂々たる名曲。
ライブではどんどん肉体にガンガン来るテイストに進化しているのが尚素敵な楽曲です。




東京からまんまで宇宙/エレファントカシマシ 12.6.30

2012-07-25 07:03:37 | 今日の好きな歌





すいません、徹夜で原稿作業/編集作業をしてたらこっちの更新が遅れてしまいました。
お陰で夏コミの合同誌は無事完成しまして当日にはしっかりと出すことが出来そうで一安心です。
その辺の経緯と内容の詳細も含めて本館で改めてきちんと告知します。
今回は限界まで原稿を書いてたのでより思い入れの深い一冊になりそうですね・・・。っていうかなると思います。うん。

それと本館で今週の「パジャマな彼女。」に頂いたコメントの返信は記事並みに長文になってしまい(汗
んでも何気に自分の意思が込められた返信になってるので是非読んでみて下さい。
自分が強プッシュしてる作品にコメント貰うとやっぱはしゃいでしまいますね。きっと誰でもそうだとは思いますけど。






【第302回】 東京からまんまで宇宙/エレファントカシマシ






【必ずまた 帰ってくる】


この部分を聴いてると何故かちょっと心の琴線に触れてしまうのは自分だけでしょうか?
今は未だ暗闇の中で手探りの最中だけど、でも絶対にまた地上の世界に、明るい世界に戻って来て見せる
そんな力強い意思が込められているようで聴いてるこっちとしても頑張らなきゃって思える
一切押し付けてないのに頑張ろうって聴いて思える距離感が実に素晴らしい一曲かと。
ライブでは少々テンポ早めでより臨場感に満ちた仕上がりになってました。



ナツノヒカリ/GRAPEVINE 12.6.29

2012-07-24 00:20:58 | 今日の好きな歌






なんか7月も後半になるのに全然汗掻いてなくて逆に心配になって来ました(汗
外出ててもさほど暑くも無く家に帰れば扇風機一つで一気にクーラー並の涼しさに変化する
そんな今年の夏・・・。
プールに行こうって気にもならないですね。
でも、行けば行けばで楽しいんでしょうけど。海もここ数年行ってないなあ。

色々漫画買って来て読んでますが殆ど記事に出来てないので
暇になったら巻き返しを図りたい、
でもここ最近本当にレトロゲーにハマり、マインドも落ち気味なので
以前のようにスピード感溢れる更新は出来なくなりつつある実感が今はあります。
ここを過渡期に出来るか
それともこのまま衰退していくのか
今後も自分自身に問い掛ける事を忘れずに頑張って行きたいですね。






【第301回】 ナツノヒカリ/GRAPEVINE




夏に相応しい曲をどんどん紹介して行こう、って思いまして。
気分だけでも夏を味わいましょう、っていう。この「ナツノヒカリ」は情景が即座に浮かぶ楽曲で
夏の暑い坂道の上で一緒にけだるそうに歩いている二人
でもその態度や距離の裏には・・・って感じで
まるで曽我部恵一の楽曲みたいに詞やサウンドの中にドラマがきっちりと挿入されている名曲に仕上がっていて
こういう爽やかなバインの威力もたまには味わいなさい、と。手の平から零れるように生まれた純真無垢なメロディがまた素敵です。




勲章と傷/LOST IN TIME 12.6.28

2012-07-23 09:48:20 | 今日の好きな歌






今時の作品はちょっと優しくされただけですぐ惚れる、って言いますけど
実際自分が今まで好きになった女性を考えると確実に「ちょっと優しくされただけ」なんですよね(笑)。
その他にも「何となく」って理由も多々ありますし
特に理由の要らないものに必要以上に統合性を求めるのは筋違いなんじゃないか
そこまで神経質になっちゃうとただ単に頭でっかちなだけ、って気はします。

妹の話を聞いてても「なんとなく付き合ってって言った」だとか
そんなに細かく考えてる訳ねーだろ!って思うんですけど
そこまで説明が必要なものなんでしょうかね。
私には分からないですけど、ただ結局「優しくされる」って行為自体絶対的なものではあるよなあ・・・とは最近感じています。






【第300回】 勲章と傷/LOST IN TIME






【いつまで経っても分かり合えないじゃないか】


今の自分に似合っている曲、という事で・・・。
意思の疎通だとか
何かを伝える事の根源的な難しさを感じています。
与えられるのは嬉しいですけど、でも与えられたら与えられたで
どんどん磨り減っていくだけだよなあ、とか
そんな心境です。
じゃあ結局何も与えられない方が良かったのかなって
そんな気分にもなる今日この頃ですね。そんな事を言うのも悲しいですけど。




ポエジー/曽我部恵一BAND 12.6.27

2012-07-22 23:48:38 | 今日の好きな歌





相変わらず涼しいですね・・・なんか秋みたいな気温ですよ。
扇風機付けてると逆に時折寒く感じるっていう、いやあどんどん変になってる感覚ですねえ。
昔は夏といえば問答無用に暑いイメージがあったんですけど
ここ数年は普通に涼しげな日もあったり
まあ過ごしやすいという点では(今は)良いのかもしれないですが。
本当に「100年後」辺りはどうなっちゃっているのやら。

あまりに良い事が無さ過ぎると「このまま消えてもいい」くらいの感覚になっちゃうのも困りものですけど、
頑張ったら頑張った分だけ返って来るとは限らないこの世界も生きてて厳しいな、って思います。





【第299回】 ポエジー/曽我部恵一BAND





【さよなら 僕たちのでっかい狂気】


実際にこの歌を聴いて自分の中の毒やモヤモヤ、狂気がなくなる訳ではないんですけど
ただそれでも、言葉だけでもそう言ってくれると気持ちが少しだけ楽になっていく感覚があって
それを感じる度に、言葉は無力なんかじゃないんだ、って強く思える今日この頃
今日もまた寝転がりながらこの曲を流して
自分の中に溜まっている狂気のかけらたちを逃がしてやる、逃がしたような気分になって楽になったりする
けどそういう作業も自分にとっては生きていく為に確実に必要なんだ、とは。


テンポが速く乾いたサウンドが気持ち良い楽曲なだけに、詞に込められたフックも届きやすい仕様になっているのが流石、ですね。