君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

月曜日/無菌室/People In The Box 11.10.23

2011-10-24 06:18:56 | 今日の好きな歌





一度部屋を片付けて、「もう二度と汚さないぞ」。って思ってても散らかってしまう不思議。





メインストリームに来ているものを
マニアックを武器に批判するのはよく見かけますけど
逆に言えば
そんなメインストリームがあるからこそマニアックも成り立つ訳で・・・。
要は入り口って事ですよね。
それがなきゃ好きにもなれないし。
なんて事を最近は思うようになりました。どっちもどっちで偉い。
そのどっちを選択するか、ただそれだけの話なんです。

個人的に、よく知りもしないでどうこう言うのはちょっと違うんじゃないか、って思えて。
そうやって軽くどうこう言う人ほど、対象に関して無知や適当な理解ってパターンが多い気がする。
それはそれでどうなのかな・・・とたまに偉そうに思ったりもしますけど(笑)。
マニアック側が迷惑掛けてないかと。





【第51回】 月曜日/無菌室/People In The Box



知ってる人は知ってると思うんですけど
本館の方で2年前に
「Ghost Apple」の発売週に合わせて、月から日にかけてそれぞれの曜日の曲をレビューする、って企画をやったんですけど。
それが個人的には中々やってて面白かったんですが
こういうアルバムって
もう絶対に出ないし、出したらパクリですからね(笑)。
だからある意味貴重な企画だなあ、って思うんですけど・・・。一回切りしか出来ない、っていう。

中でもこの曲は一番好きな曲でして
儚げな声に
澄み切った空気が素晴らしいアカペラパート
そこからのどっしりしたバンド演奏も聴き所ですし
ナチュラルに人間の負の部分を歌ってるって形容だと多分彼らの中でも相当上位に来る曲だと思うんですが。

今聴いて考えてみると
この詞の中で歌われてる事って実は日常の事なんじゃないか
太陽って表現は
そのまんま人や社会に当てはまるんじゃないか・・・だとか。
そんな中で上手く生きていけない人間も居る訳で。
そうやって改めて思うと
これはこれで悲惨な楽曲にも思えますが、そういった悲しみや絶望ってある種の儚い美しさを伴っているのもまた事実で。
そんな刹那的な輝きっていうか、シンパシーをよく感じる、感じられる曲ですね。
真っ直ぐに生きようと思っても
取られる部分は取られていきますからね。色々と。
そんな中で一生懸命生きるのが美しいんだと思います。最初から達観するのではなく。




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