蛍/LOST IN TIME 11.9.14

そろそろ涼しくなってくるかな～と思いつつ、まだまだ昼間は暑い！そんな日記です。



昨日はシュタゲの一日でした。
最後まで岡部倫太郎は格好良かったんだけど
同時に間抜けって言うか不甲斐ない一面も視聴者にはバレバレでもあった訳で
でも、それが個人的には良かったんですよね。
確かにヒーローは格好良いけど、この歳になると無条件に完璧なものに対して
疑心が出てくるのも事実・・・いや、それは歳の所為にしちゃいけないのかもしれないのですが（笑）。
久々に自分の好みのド真ん中を往く主人公だったな、と思いました。
そんな彼が掴み取った「今」も本当に素敵でした。
着地点が見事だったな、と。
それは構成とか複線以前にテーマとしての、ね。確かに観終わる頃には助手派になってた事実（恐ろしい・・・）。

そんな訳で、そろそろ今期のアニメも２クールもの含めて終わっていく時期ですよ。
しっかりと見届ける準備と共に
秋からの新番組やライブ観戦、その他諸々もしっかりと準備して
今年の大詰めに望みますよ。
音楽にしても漫画にしても、アニメにしてもそれぞれポイントを見逃さずに楽しめれば自分的には幸いですね。
今後も是非本館「超進化アンチテーゼ」
別館「君は転んで血を流す」をよろしくお願いします！！




　
【第12回】　蛍/LOST IN TIME



この曲、歌い出しで泥のように眠った朝に～ってフレーズがあるんですけど
本当に泥のように眠った朝、目覚めた時に歌ってるみたいで
海北大輔の表現力凄いな・・・って
いつ聴いても感じる曲なんですけど。サビのフレーズもベタはベタなんですが
その分一つ一つの言葉に感情や情念が篭ってて
その独特の表現力っていうのは
聴いてて感受性が大いに揺さぶられるものでもあります。
不思議な事に
海北さんはネガティブな言葉を歌わせれば日本でも相当の表現力を誇る気がしてるんですが
かといってもポジティブな言葉に説得力がないか、っていえば
それもまた違うんですよね。
両刀使いっていうか。
それが他のボーカリストとの大きな違いかな、って最近は思ってます。
だからこそ最近ずっとよく聴いてたりするんですけどね。叩いてもらう方が気持ちいいかな、って。

この曲の他にも「ブルーバード」の歌い出しの
洗いざらいは言わない、って部分も相当に彼自身の私的な情念が込められてる気がして
そんな感情の込め方には度々感銘を受けさせられる今日この頃です。
中でもこの「蛍」は聴いてると
本当に気分が落ちてきます（笑）。だからこそ、ちょっと気持ち救われるって部分もありますが。