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管理人の趣味や日々のことを徒然に。宇宙戦艦ヤマト好きーが現在進行形。時々、六神合体ゴッドマーズ。ALの右オタも兼務

「僕のいた時間」 #06話 生きること

2014-02-14 14:11:33 | 春馬さん
※PCリカバリーで、幾つかソフトが行方不明になってしまった為、TV画像の切り出しができませんでした。
今回はテキストのみになります。
後日、ソフト入手次第、画像を追加いたします。


今回は陸人フィーチャリング回でしたね。
陸人は陸人で、子供の頃から悩みを抱えて生きてた訳で…。
それはそれで苦しくて辛かったろうと思います。
でも、病気で動けなくなっていくのに笑顔の絶えない兄と、
兄をサポートし、いつも一緒にいる守を見て、やっと気がついたのでしょうね。

そして、兄弟は本音で話してもいい、だけど他人とはダメだ。
と、陸人は学んだのでしょう。

きっと初めて聞いたのでしょう、陸人の「ごめん」と、言う言葉。
一瞬とまどったものの、拓人はそれに笑顔で返し、そして陸人も笑顔になって。
やっと兄弟の間のわだかまりが融けたようですね。

もし、拓人が病気にならなかったら、陸人は何にも気づくことが出来ず、
引き籠ったまま、外に出られなくなっていたことでしょう。


沢田家の両親は、子供の事を心配してないのではないけれど、とても不器用で、
そして、臆病なだけだったんですね。
院長として忙しいはずの父親が、あれだけの論文を読みこなし、丁寧に付箋を貼って主治医に出すとか、
主治医がその専門分野での第一人者であるのは判っていても、父親として自分がしたことを知って欲しかったのでしょう。
本当に不器用だけど(苦笑)

愛の形は様々で、拓人と陸人の両親のように、偏った行動でしか示せない人もいる。
逆に守のように以前と変わりなく寄り添ってくれる人もいる。
「ノートが欲しい」と言う拓人に「今なら書けるもんな」と言う守
彼らは確実に「今」を生きている。
未来は考えたところでどうにもなるものじゃない。って判ってる。
だから「今」出来ることを考える。

それは拓人の職場でも同じ。
症状に合わせ、新しい仕事を用意してくれる。
そして新しい仕事を覚える。
それは悲しいことじゃなくて、嬉しいこと。
もしかしたら知らずにいたことを知ることが出来る。
「今」出来る事をやらせてもらえる。
職場の仲間だという事を感じさせてくれる。
これは障害者雇用の事を考えても、非常に興味深い話でした。
私が過去に居た職場に、事故で両膝から下部を失った若者が配属されました。
車いすで自由自在に動き回り、若すぎてちょっとヤンチャで、
始めの内は無断欠勤もあったけど(苦笑)、いつの間にかすっかり落ち着いて、
今では役職付になったとか。
飲み会や出張などで車椅子では困難な場面では必ず同行者の誰かが手助けし、
一人で行ける場所には一人で出張などしていたようです。
だから、拓人の職場のシーンは見ていて安心しました。


そして、出会ってしまった拓人とメグ。
向いあった二人。
拓人ばかりが喋って、メグは一言も発しなかった。
拓人は嘘をついて別れを切り出した経緯があるから、謝りたいけど、
謝ってしまったらメグを更に傷つけるから謝れない。
メグはあの時の拓人の「重い」という意味を取り違えていた事に気がついたのかもしれない。
動かなかった左手、そしてALSに侵されている現在。
もし、あの時もう少し踏み込めば、今、自分は拓人の車椅子を押していたのかもしれない。
と、言う気持ち。
拓人の言った「重い」はメグの事ではなく、病気の事だったのだと…。
後悔してもしきれない自分のとった行動。

新居を掃除しながら零れた涙は、自分の愚かさに涙したのか、
拓人の、別れてからの気持ちを慮って涙したのか、
それとも繁之とのことを考えて涙したのか。
これは、来週にわかりそうですね。

「会わなきゃいけない人には、絶対に会えるんじゃない?」

拓人とメグの事を暗に示しているセリフだけど、それだけじゃないのじゃないかな。
拓人の周りに居る人は、誰もが拓人に会わなきゃいけない人ばかりだった。
そうとも受け取れる。
そして、拓人は会った人たちの心に、我知らず、小さな種を植えていく。
拓人にも種はあある。
互いに出会うことで種が芽吹き、若木に育ち…
それが、あのアニメーションなのかな?って。

折り返し点に来ても新しいドラマが生まれていきます。
本当に目を離すことができない「僕のいた時間」です。
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