ゴッドマーズ=GMのこと、ここで色々と書いていますが、そもそもどういう作品だったのか、書いたことがなかったですよね(汗)
このブログ、元はGMサイトのコンテンツの1つだったんです。
だからGMとはなんぞや。という解説をする必要がなかったんですよね。
そのままずるずるときてました。
ズボラですみません。
長いですよー。
本当に長い上にくどい文章ですので、ゴッドマーズに興味の無い方はまわれ右された方がいいと思いますよw
えー、六神合体ゴッドマーズ と、いう作品はですね。
1981年10月2日 - 1982年12月24日にかけて放映されたもので、当初は2クール26話の予定だったのですが、当時、信じられないような人気が出た為に、2クール延長し、更に1クール延長の合計64話が放映されました。
(スタッフ達はあまりの製作スケジュールの悪さに、延長の度に泣いたそうですw)
あらすじは、wikipediaからお借りしてきました。
"全宇宙の支配を狙うギシン星・ズール皇帝がその魔手を地球に伸ばしてきた。
コスモクラッシャー隊の一人として活動していた明神タケルは、戦いの中で自らの出生の秘密を知る。
タケル=マーズは、彼を守るため造られた「ゴッドマーズ」とともにズールに立ち向かっていくが、それは血を分けた兄・マーグとの悲しい戦いの始まりでもあった…。"
これは、最初の25話=ギシン星編のあらすじですね。
何故GMが異様に盛りあがったかというと『血を分けた兄・マーグとの』に、つきます。
主人公のタケル(=マーズ)も勿論美形キャラだったのですが、双子の兄さんのマーグがもう、そりゃ美麗なキャラでして。
しかも、敵であるズール皇帝の御膝元でアホの振りしてマーズに情報を送っていたというこれまた健気なキャラだったんです。
マーグは一時期ズールによって洗脳され、双子の弟・マーズと戦うことになるのですが、この時の洗脳されたマーグが、クールというか冷酷な美しさでして、もう主人公の人気を完全に喰っちゃってたっていう(爆)
個人的には2人が直接対峙する15話"六神合体がくずれる"が好きです。
兄マーグの変貌ぶりにうろたえ混乱し、戦えないタケル。
そんなタケルを精神的にも肉体的にも追い詰めていくマーグ。
この時、ガイヤー(タケルが搭乗するロボットですね)を呼ぶタケルの声が本当に悲痛で。
本編64話中でも、一番の追い詰められっぷりだと思います。
(「ガイヤー!」と叫んで呼ぶのですが、水島裕氏の演技がいいんですよ。シチュエーションによって全部演技が違うんですもん)
『何故だか判らない。でもこのままではマーグに本当に殺されてしまう!』という、切羽詰まった状況でガイヤーを呼ぶタケルは、まるで自分を守護してくれる者に縋っている幼子のようにも思えて。
しかし、テレパシーが使えるんだから、マーグが洗脳されてることに気が付かないのかい?タケルくんw(それも出来ないほど動揺していたのでしょうね)
と、そんなエピソードもあって、ギシン星編で一番、いやもしかしたらゴッドマーズ全編で一番悲鳴度(なんじゃそりゃ)が高かったのが19話でしょう。
「マーグ・地球に死す」
すんごいベタでバリバリネタばれなタイトルですよね。
いやでも、この時の乙女w達はマーグを殺さないでと制作会社に嘆願書やら署名を送ったそうです。なかにはカミソリ入りもあったとか…(怖えぇよぉ)
でもま、当初のストーリー通りにマーグはマーズの目の前で息絶えてしまうわけです。
そして、この悲劇のマーグは、なんと御葬式まであったという。
(あしたのジョーの力石の葬儀以来のことだそうですね)
日テレが御葬式の会場だったものですから、出社してきた社長さんが、黒づくめの女性達を見て驚いて「一体何があったんだ?」と訊いたとか何とか…(苦笑)
それでもって、アニメ誌アニメージュのアニメグランプリでは、キャラ部門でマーズ(明神タケル)が1位を獲得したのをはじめ、GM関係が根こそぎ賞を総舐めして、ガンダムですら太刀打ちできなかったぐらいの状態だったんです。
いや、ホントそうだったんですよ。
女子アニメファンの凄まじい躍進に、男性ファンは縮み上がっていたとかいなかったとか。
たしかに、私の同級生で特にアニメファンじゃなかったような女子でもゴッドマーズを見ていたという人がチラホラいましたもんね。
そのぐらい凄かったんですよ。(この田舎でもw)
まあ、19話からしばらくはスルーしちゃってもいいわけで(をい)ってぐらい、マーズとマーグという双子の話しは盛り上がったんです。
女子中高生って、こういう"数奇な運命"とか好きですよね?( ̄▽ ̄)
ギシン星編の次がマルメロ星編というお話しなのですが、これが…うーん(苦笑)
私は個人的に好きじゃない。とだけ申し上げておきます(苦笑)
ただ40話の、夢の中でマーグに縋って泣き崩れるタケルはタケルファンへのご褒美だと思っています(爆)
(わはは、兄ちゃんコンプレックスな弟主人公万歳!!)
マルメロ星編で、存在が薄くなったタケルですが、第3部の地球編で再び主人公の座に戻ります(をい)
死んだと思っていたズールが復活し(脳死に至ってなかったのか?(激爆)あ、中の人も同じやんw)、タケルの両手首に"超能力を使えば使うほど苦痛に襲われ、いずれ死に至る"というデビルリングを嵌めてしまいます。
そのことを隠しながら必死に苦痛をこらえて戦うタケルですが、徐々に生きる力も超能力も衰えていってしまいます。
そのタケルを助けるかのように現れたのは、謎の"バラの騎士"(笑っちゃだめですよ、ここは笑っちゃダメですよーw)。
バラの騎士と共にズールに立ち向かうタケル。
そして、バラの騎士とタケルの運命は…。
タケルの命が尽きるまでにズールを倒せるのか?
と、言うのが地球編。
実はワタクシ、この地球編が一番好き。(昨日も書きましたね)
己を顧みずに必死に戦い、傷つき弱ってしまった姿にグッときてしまうんです。
アンド。
病床の主人公って、不謹慎ながら萌えるんです(をーい)
ほらほら、包帯巻いてる古代くんが好きな方とかいらっしゃいますでしょ?
ああいう感じです(ここでヤマトを出すな)
この萌えはあくまで2次元が対象ですからね。
リアル(3次元と言う意味で無く、実生活という意味)でそんな所に萌えまくったらただの変人ですもん。
よろめき、壁伝いに這うように廊下を覚束無い足取りで歩いて出撃するタケル。
これ、ああもう私のツボ、ど真ん中。
ヤマト2で古代くんが負傷した時は、ユキが「あなたの杖になるわ」って言ってましたよね。
でも、タケルには杖になってくれる人がいないんですよ。
後ろから母(勿論地球での育ての母)が出撃を止めようと追っては来るけれど「仲間を見殺しに出来ない」と言うタケルを止められず、黙って見送るんです。
こういうさりげない所でタケルの孤独感が出ていて、これまた泣かせられるわけです。
孤独なのは、地球に住まうたった一人のギシン星人である以上、仕方が無いのですけどね。
育ての母、クラッシャー隊の仲間は居るけれど、彼を本当に受け止めて支えられる人は地球にはいないのではないかという、そういう孤独。
育ての母、静子さんにはタケルがかなり支えられていたけれど、超能力を持つが故の孤独や苦境を、それを持たない静子さんがどこまで理解できていたであろうかなあ、って思うんですよね。
そこまで理解していたら、静子さん、ホントに聖母ですよ。
と、そんな感じで地球編は進み、えーーーーっっ???て感じでズールを倒して終わります。
本当にあれは「ええぇぇーーーーーーーーーー
」でしたw
スートーリー構成が藤川氏だったからこそ、そして演出家が今沢氏であったからこそのあのラストでしょう(笑)
この六神合体ゴッドマーズ、突っ込みどころは山ほどあります。
ヤマトなんて比べ物にならないぐらいてんこ盛りw
それでもあの頃あれだけの人気を誇ったのは、キャラクターの持つ魅力と物語の良さだったのでしょうね。
(キャラの魅力はある意味間違った方向で非常に発揮されましたけど)
今、改めて見ると 恥ずかしいやらくすぐったいやら、とても複雑な気持ちになりますが、見ているうちに「やっぱりGM好きだわー
」になってっしまうのです。
宇宙戦艦ヤマトの次にハマったアニメで、現在でもヤマトと肩を並べる程に好きなアニメが六神合体ゴッドマーズなのです。
その次に好きなアニメ…は…
難しいなあ。
DVDをヤマトとGM以外に持ってないということは、それ以下はみんな団子状態wってことですもん。
敢えて言うなら機動戦士GUNDAM SEEDと機動戦士GUNDAM SEED Destiny かな?
キラ、大好きなんで(ぽっ)
ひゃー、書いた書いた。
もう3800文字ですよ(爆)
こんな長いの書いたの久しぶり。
脳の奥の方がジンジンしてる。
と、いう所で今回は終わりです。
長らくの御付き合い、ありがとうございました。
でも、今週はGMW(ゴッドマーズウィークw)なので、GM話しはまだまだ続く予定です。
ヤマトは暫くお休みしますね。
6/16の双子の誕生日までは。
おまけ。
昨年のコンプリートBOXのジャケ絵のタケル。
モロに私好みで激ラブリーです

このブログ、元はGMサイトのコンテンツの1つだったんです。
だからGMとはなんぞや。という解説をする必要がなかったんですよね。
そのままずるずるときてました。
ズボラですみません。
長いですよー。
本当に長い上にくどい文章ですので、ゴッドマーズに興味の無い方はまわれ右された方がいいと思いますよw
えー、六神合体ゴッドマーズ と、いう作品はですね。
1981年10月2日 - 1982年12月24日にかけて放映されたもので、当初は2クール26話の予定だったのですが、当時、信じられないような人気が出た為に、2クール延長し、更に1クール延長の合計64話が放映されました。
(スタッフ達はあまりの製作スケジュールの悪さに、延長の度に泣いたそうですw)
あらすじは、wikipediaからお借りしてきました。
"全宇宙の支配を狙うギシン星・ズール皇帝がその魔手を地球に伸ばしてきた。
コスモクラッシャー隊の一人として活動していた明神タケルは、戦いの中で自らの出生の秘密を知る。
タケル=マーズは、彼を守るため造られた「ゴッドマーズ」とともにズールに立ち向かっていくが、それは血を分けた兄・マーグとの悲しい戦いの始まりでもあった…。"
これは、最初の25話=ギシン星編のあらすじですね。
何故GMが異様に盛りあがったかというと『血を分けた兄・マーグとの』に、つきます。
主人公のタケル(=マーズ)も勿論美形キャラだったのですが、双子の兄さんのマーグがもう、そりゃ美麗なキャラでして。
しかも、敵であるズール皇帝の御膝元でアホの振りしてマーズに情報を送っていたというこれまた健気なキャラだったんです。
マーグは一時期ズールによって洗脳され、双子の弟・マーズと戦うことになるのですが、この時の洗脳されたマーグが、クールというか冷酷な美しさでして、もう主人公の人気を完全に喰っちゃってたっていう(爆)
個人的には2人が直接対峙する15話"六神合体がくずれる"が好きです。
兄マーグの変貌ぶりにうろたえ混乱し、戦えないタケル。
そんなタケルを精神的にも肉体的にも追い詰めていくマーグ。
この時、ガイヤー(タケルが搭乗するロボットですね)を呼ぶタケルの声が本当に悲痛で。
本編64話中でも、一番の追い詰められっぷりだと思います。
(「ガイヤー!」と叫んで呼ぶのですが、水島裕氏の演技がいいんですよ。シチュエーションによって全部演技が違うんですもん)
『何故だか判らない。でもこのままではマーグに本当に殺されてしまう!』という、切羽詰まった状況でガイヤーを呼ぶタケルは、まるで自分を守護してくれる者に縋っている幼子のようにも思えて。
しかし、テレパシーが使えるんだから、マーグが洗脳されてることに気が付かないのかい?タケルくんw(それも出来ないほど動揺していたのでしょうね)
と、そんなエピソードもあって、ギシン星編で一番、いやもしかしたらゴッドマーズ全編で一番悲鳴度(なんじゃそりゃ)が高かったのが19話でしょう。
「マーグ・地球に死す」
すんごいベタでバリバリネタばれなタイトルですよね。
いやでも、この時の乙女w達はマーグを殺さないでと制作会社に嘆願書やら署名を送ったそうです。なかにはカミソリ入りもあったとか…(怖えぇよぉ)
でもま、当初のストーリー通りにマーグはマーズの目の前で息絶えてしまうわけです。
そして、この悲劇のマーグは、なんと御葬式まであったという。
(あしたのジョーの力石の葬儀以来のことだそうですね)
日テレが御葬式の会場だったものですから、出社してきた社長さんが、黒づくめの女性達を見て驚いて「一体何があったんだ?」と訊いたとか何とか…(苦笑)
それでもって、アニメ誌アニメージュのアニメグランプリでは、キャラ部門でマーズ(明神タケル)が1位を獲得したのをはじめ、GM関係が根こそぎ賞を総舐めして、ガンダムですら太刀打ちできなかったぐらいの状態だったんです。
いや、ホントそうだったんですよ。
女子アニメファンの凄まじい躍進に、男性ファンは縮み上がっていたとかいなかったとか。
たしかに、私の同級生で特にアニメファンじゃなかったような女子でもゴッドマーズを見ていたという人がチラホラいましたもんね。
そのぐらい凄かったんですよ。(この田舎でもw)
まあ、19話からしばらくはスルーしちゃってもいいわけで(をい)ってぐらい、マーズとマーグという双子の話しは盛り上がったんです。
女子中高生って、こういう"数奇な運命"とか好きですよね?( ̄▽ ̄)
ギシン星編の次がマルメロ星編というお話しなのですが、これが…うーん(苦笑)
私は個人的に好きじゃない。とだけ申し上げておきます(苦笑)
ただ40話の、夢の中でマーグに縋って泣き崩れるタケルはタケルファンへのご褒美だと思っています(爆)
(わはは、兄ちゃんコンプレックスな弟主人公万歳!!)
マルメロ星編で、存在が薄くなったタケルですが、第3部の地球編で再び主人公の座に戻ります(をい)
死んだと思っていたズールが復活し(脳死に至ってなかったのか?(激爆)あ、中の人も同じやんw)、タケルの両手首に"超能力を使えば使うほど苦痛に襲われ、いずれ死に至る"というデビルリングを嵌めてしまいます。
そのことを隠しながら必死に苦痛をこらえて戦うタケルですが、徐々に生きる力も超能力も衰えていってしまいます。
そのタケルを助けるかのように現れたのは、謎の"バラの騎士"(笑っちゃだめですよ、ここは笑っちゃダメですよーw)。
バラの騎士と共にズールに立ち向かうタケル。
そして、バラの騎士とタケルの運命は…。
タケルの命が尽きるまでにズールを倒せるのか?
と、言うのが地球編。
実はワタクシ、この地球編が一番好き。(昨日も書きましたね)
己を顧みずに必死に戦い、傷つき弱ってしまった姿にグッときてしまうんです。
アンド。
病床の主人公って、不謹慎ながら萌えるんです(をーい)
ほらほら、包帯巻いてる古代くんが好きな方とかいらっしゃいますでしょ?
ああいう感じです(ここでヤマトを出すな)
この萌えはあくまで2次元が対象ですからね。
リアル(3次元と言う意味で無く、実生活という意味)でそんな所に萌えまくったらただの変人ですもん。
よろめき、壁伝いに這うように廊下を覚束無い足取りで歩いて出撃するタケル。
これ、ああもう私のツボ、ど真ん中。
ヤマト2で古代くんが負傷した時は、ユキが「あなたの杖になるわ」って言ってましたよね。
でも、タケルには杖になってくれる人がいないんですよ。
後ろから母(勿論地球での育ての母)が出撃を止めようと追っては来るけれど「仲間を見殺しに出来ない」と言うタケルを止められず、黙って見送るんです。
こういうさりげない所でタケルの孤独感が出ていて、これまた泣かせられるわけです。
孤独なのは、地球に住まうたった一人のギシン星人である以上、仕方が無いのですけどね。
育ての母、クラッシャー隊の仲間は居るけれど、彼を本当に受け止めて支えられる人は地球にはいないのではないかという、そういう孤独。
育ての母、静子さんにはタケルがかなり支えられていたけれど、超能力を持つが故の孤独や苦境を、それを持たない静子さんがどこまで理解できていたであろうかなあ、って思うんですよね。
そこまで理解していたら、静子さん、ホントに聖母ですよ。
と、そんな感じで地球編は進み、えーーーーっっ???て感じでズールを倒して終わります。
本当にあれは「ええぇぇーーーーーーーーーー

スートーリー構成が藤川氏だったからこそ、そして演出家が今沢氏であったからこそのあのラストでしょう(笑)
この六神合体ゴッドマーズ、突っ込みどころは山ほどあります。
ヤマトなんて比べ物にならないぐらいてんこ盛りw
それでもあの頃あれだけの人気を誇ったのは、キャラクターの持つ魅力と物語の良さだったのでしょうね。
(キャラの魅力はある意味間違った方向で非常に発揮されましたけど)
今、改めて見ると 恥ずかしいやらくすぐったいやら、とても複雑な気持ちになりますが、見ているうちに「やっぱりGM好きだわー

宇宙戦艦ヤマトの次にハマったアニメで、現在でもヤマトと肩を並べる程に好きなアニメが六神合体ゴッドマーズなのです。
その次に好きなアニメ…は…
難しいなあ。
DVDをヤマトとGM以外に持ってないということは、それ以下はみんな団子状態wってことですもん。
敢えて言うなら機動戦士GUNDAM SEEDと機動戦士GUNDAM SEED Destiny かな?
キラ、大好きなんで(ぽっ)
ひゃー、書いた書いた。
もう3800文字ですよ(爆)
こんな長いの書いたの久しぶり。
脳の奥の方がジンジンしてる。
と、いう所で今回は終わりです。
長らくの御付き合い、ありがとうございました。
でも、今週はGMW(ゴッドマーズウィークw)なので、GM話しはまだまだ続く予定です。
ヤマトは暫くお休みしますね。
6/16の双子の誕生日までは。
おまけ。
昨年のコンプリートBOXのジャケ絵のタケル。
モロに私好みで激ラブリーです




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