今日も地球は周ってる

管理人の趣味や日々のことを徒然に。宇宙戦艦ヤマト好きーが現在進行形。時々、六神合体ゴッドマーズ。ALの右オタも兼務

8月6日 ※誤字を訂正しました

2014-08-06 08:46:45 | 日記
私は未だに「蛍の墓」を見ることが出来ません。
怖いのです。
いい歳して何言ってるんだ。って声もあるでしょう。
でも、私にとっては心霊現象よりも怖いのです。

私が生まれたのは戦後20年程経った頃。
このブログを読んでいらっしゃる方も、同じ年代の方が多いと思います。
まだどこか戦後を引き摺りつつ、高度経済成長の只中に居た、そんな時代。

子供の頃、正月に初詣に行くと、長い参道の脇の所々に白い軍服らしきものを着た初老の男性達が座っていました。
その姿を見て、誰に教えられたわけでもなく
「傷痍軍人だ」と知っていました。

でも、親に言われました。
「本当の傷痍軍人には恩給が出る。あそこにいるのは、本当の傷痍軍人じゃない」
子供の私には違いが判りませんでした。
だって、腕や足が短い人が多かったよ?って。


高校の修学旅行で広島の原爆資料館に行きました。
当時、物凄く怖がりだった私は、友人の腕にしがみついて館内を廻った記憶があります。
ジオラマとマネキン。
時折展示されている本物の被爆した物達。
展示物の中で、私は1つの水筒しか記憶にありません。
怖くてまともに見ていなかったから。

川が人で埋まっていたという話をよく聴きます。
皮膚が垂れ下がった状態で歩いていた人もいたとも。
一体どんな地獄絵図だったのか。
人間が作り出した地獄は、仏教で説かれている地獄よりも怖いのではないのか。と。


だから、戦争には反対です。
でも、他国から攻め入られてそのままむざむざと侵略されるのはもっと嫌です。

今、世界ではウクライナ、パレスチナとイスラエル、この2か所に注目が集まっています。
前者はウクライナの内戦という仮面を被ったEU諸国とロシアの代理戦争のようなもの。
酷い話です。
後者はもともとパレスチナ人が住んでいた地域に、WW2後にユダヤ人が入植し、イスラエルを建国。
国連はある程度の割合で、パレスチナとイスラエルを共存させるつもりだったのが、イスラエルが暴走。
今や、パレスチナ人の居住区はほんの僅かになっています。
それでもパレスチナを攻め続けるイスラエル。
ユダヤ人はホロコーストという悲しい経験をしているのに、何故、パレスチナ人に対して今のような事が出来るのか。
私には不思議でなりません。
これを深く考え始めると、非常に恐ろしい考えに行き当たるので、あまり考えない事にしています。


あり得ないと思われた東西冷戦が終わり、ベルリンの壁も崩れたのに、今も絶えない戦火の火種。
いつになったら地球上から武器がなくなるのでしょうか。

戦争は嫌いです。反対です。
でも、現時点で紛争の火種が消えない限り、自衛の為の武器の備えは必要でしょう。
特に我が国の場合、目の前の半島と、その奥の覇権主義大国がある以上。

そう思う8月6日の朝でした。